紅白雑感 | けだまのシン呼吸

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生産性なき評論家、けだまです。よせばいいのに表現者、けだまです。                              卒業できない囚われの若者(ジャクシャ)、けだまです。

そういえば紅白評論家の私がこれまではこのブログに何も書いてなかったのは意外である。

ゆうても今年は夕方ぐーぐー寝てて、起きたらもうゴールデンなんちゃらとか藤あや子とかは終わっていた。

水森かおりが小林幸子後継とも言うべき衣装・装置だったらしいがそれも見ていない。

見たのは西野カナからで、それより前は録画をこれから見なくてはいけないが見ないかもしれない。


特筆:まだネットの反応確認してないが、堀北真希の司会の硬さ、すごかったね。


西野カナ:相変わらず中学生の雑談のような歌詞。りあるかっこわらい

レコ大より声は出てた。

舘ひろし:なぜいま裕次郎カバー、なぜいま紅白よくわからん

伍代夏子:特に印象なし

森進一:この曲知らなかった。思い切り松本隆大瀧詠一な歌だな。

絢香:紅白アーティスト。安定のうまさ。

花は咲く:菅野よう子が「普通に日本を代表する作曲家」になっていることに感慨というか違和感というか。

ていうか動いているのを初めて見た。ああ、芸術家の女性にこういう人いるよねっていう印象

関ジャニ:「このグループに有名な人いるの?」「昔の忍者みたいな色物担当?」とひとりごつ。親しみやすいお手ごろなのが好きな弱気女子の心をつかむのかしらん。今さら、というツッコミは不要。

ももクロ:今日ラジオで、「さらばいとしき…」がiチューンズダウンロードランキング1位だといわれていた。やはり声の張りというか、圧力が違うね。

TOKIO:この人たちが司会やればいいのに。(もしくはスマップ。)嵐じゃ堀北をほぐせなかった。

パフューム:かしゆか

コブクロ:経過がよろしいようで。

AKB48:うざっていう曲は初めて聴いた。あぁ、もう1曲も聴いたことなかった。

郷ひろみ:熱出して寝てた母親が、「橋幸夫と同世代」とうわごとをいうのを正すのに忙しくて、あと、その成り行きで話題に出てきた西条秀樹がこないだうちらのミュージカル観にきたよ、え!?っていう会話してたら終わってた。

aiko:紅白アーティストやね。印象ないな。上の会話が続いていたのかな。

五木ひろし:この人までAKBの応援を受諾せねばならんとは墜ちたねって言ってたら終わってた。始まる前のコロッケの五木風「ヘヴィーローテーション」がおもろかった。

きゃりーぱみゅぱみゅ:堀北による歌手紹介を中居正広がわざと滑舌悪く復唱したのに、堀北は自分が悪かったと思ったのか「すみません」と謝ってしまった。中居でもほぐせない堀北の硬さは一体…とか思っていたら終わってた。のどの病気は治ったのか口パクなのか。特に問題も印象もなし。かわいい。

徳永英明:ま、普通にうまい。好きな歌手だが、この人のカヴァーで印象に残るものはない。

由紀さおり:外国のバンドと共演。大した印象なし。

斉藤和義:レコ大同様、ひょうひょうと。

天童よしみ:天童よしみだった。

YUI:なんで活動休止なの?

氷川きよし:これぞ紅白の醍醐味、という気合い、緊張感だった。技量もすばらしい。もっといい詞をうたってほしい。

坂本冬美:まあかっこいい。

嵐:彼らに、人口に膾炙したヒット曲はあんの?(これは素朴な疑問。あーらし、あーらししか知らんなあと思って。)この前に、特別企画で「ふるさと」って曲も嵐だけでフルに歌っているがそのうえなぜまたうたうのだ?別にこの人たち全く嫌いではないが、明らかに不自然な特別扱いはその力量をもった者だけにお願いしたい。

美輪明宏:初出場というのが意外だが、これをリアルタイムで紅白で拝めるのは望外の幸せというほかなかろう。登場のルックスだけでしびれた。そしてパフォーマンスも完璧ではなかったか?歌われている時代背景はどこか別の国の話だった。「勉強するよといいながら」

和田アキ子:思ったより速いテンポだったので淡白な印象もあったかもしれないが、亡くなった森光子、中村勘三郎に捧げるという名目で見事に、てらいなくしっかり歌いきったと言うべきだろう。化粧(口紅)が薄かったのが好印象。この人もまた、紅白に特別な緊張感で臨む一人。すばらしい。

MISIA:日本ポップ音楽市場で、ある種のパラメータ的には最高の技量を持つ女性シンガーだと以前から思っていたが、なんだかワールドワイドに社会事業活動をしているらしく驚いた。そしてパフォーマンスの力強さにも驚いた。なかなか興味深い。

矢沢永吉:業界の風雲児として、ビジネスとしてのロックの地位を向上させてきた業績は、常に「特別扱い」を受けなければ気がすまないボールドさと必ずしも同居しなくていいはずだ。あんたは偉大だ、しかし偉大なのはあんただけじゃない。

エグザイル:お疲れ様です。

YUKI:ジュディマリ時代の力とクセで押し切る歌い方から、それができなくなった後の歌い方に、まだうまく脱皮できていない感じ。この人ぐらいのシンガーならもう少し鍛錬してほしい。

福山雅治:共演してた猿之助・中車の歌舞伎パフォーマンスのほうしか憶えてない。

プリプリ:バブルな歌詞だなー。

石川さゆり:目と身のこなしは相変わらずの迫力で好きだけど、声は全盛期が凄すぎるから寂しくなってしまう。別の曲にしたほうが…。荒木飛呂彦の画がバックだったけど、意外と普通の絵だったw

北島三郎:今回は雪の番ね。

いきものがかり:出世したなあ。一定の枠内ではしっかり歌うシンガーだが、キー的にも声量的にも一定レベルを超えると力が足りない。

SMAP:こんなにあっさりした大トリでいいのか。SMAPは紅白の大トリ用に、「世界にひとつ…」級の、そしてもっとどっしりとした大合唱曲みたいなヒット曲をもうひとつ持たねばならない。


勝敗:審査員審査だけにすべき。