50歳!さてこれから何しよう!

50歳!さてこれから何しよう!

50歳になった。これから何を始めよう?何ができるかな~

うちの父親は以前にも書いた通り女癖が悪いです。

 

ただ、再婚相手との結婚期間はおよそ30年近いです。

 

引き取った子供は立派に成人し、嫁いでいることも確認しています。

 

面倒見が良すぎるマルオのことだから、おそらく他人の子供であっても立派な嫁入りをさせてると思うんですよね。

それに引き換え、実子に至っては私も姉も結婚の報告をしたぐらいで、お祝いはされていないですね。

姉の方も報告だけではないかな?

 

 

そんなことはさておき、マルオが離婚したのは2~3年前、80歳を目前に離婚です。

その5~6年前からは家庭内別居状態だったとのこと。

こちらとしては、老後を見てくれる人がいると安心していたので、驚きでした。

 

ちなみに相手の再婚女性は10歳ぐらい年下だったかな?70歳だとすると、まだまだ元気でこれから自由になりたいところですよね。

 

考えられる離婚原因は以下ですね。

 

①子供が育ったしお金が貯まったから出て行った 

②マルオの性格に我慢していたから老後の面倒なんてしたくない

③女性姉妹に多額のお金を貸したこと

④実子といつまでも会っている

⑤女癖が治らなかった

⑥介護したくない

 

30年近く一緒にいたわけですから、離婚理由なんて塵も積もれば山となるですね。

なんとなく上記5つ全部あてはまったのではないでしょうか。

 

①のお金が貯まったから出て行った、というのは、再婚相手の女性はマルオとの結婚が3回目?だとか4回目だとかと聞いています。

私が勝手に思うことですが、子供3人を育てるのってお金がかかります。

そんなときに現れたのがマルオだったんでしょうね。

彼女にしてみたら30年勤続して定年の道を選んだ、退職金は生活費を貯めたお金だったのでしょう。

あとで聞くと生活費として数十万渡していたようですから、毎月20万は貯まるんじゃない?

70代なんて元気だし、最後に自由を謳歌するには独身がいい。

そんな感じかな。

 

②マルオの性格はズバッとした物言いでカチン!と来ることがあります。

他人にはしないとおもいますが、家族に対してはまぁ、昔の家長ですね。ちゃぶ台をひっくり返すことはありませんが、

○○せぇ!と言ってみたり、「鈍くさいのぉ」は当たり前。

 

先日、長期入院したときのやり取りですが、「NHKの請求書来てるよ」というと、「払っとけ!」

いやいや「払っとけやないやろ、払っといてでしょうが」

たまにそんな言い方をするもんですから、言われる方はムカつきますよね。

30年生活のために我慢していたのだとしたら、もう限界だったかもしれませんね。

 

③女性姉妹にお金を貸したこと、これは面倒見が良すぎるマルオで書きましたが、再婚相手の女性が専業主婦とはいえ、

お金というのは共有財産です。

 

実質わしが働いたお金で何するのも自由やろ、それも理解できますね。

 

でも、1千万円を超えるお金を他人に貸すなんて信じられない、しかも相手は自分よりもかなり若い女性。

納得できない気持ちもわかります。

 

ただ、これは私の憶測で、お金を姉妹に貸したことすら知らないかもしれませんが。

 

④実子の存在が鬱陶しい。

再婚して30年も経つのに、いつまでも前妻の子と会っている。

となると、「わたし奥さんに勝ったわ」と言い放ったものの、完全勝利ではないみたい?な気持ちになっていないだろうか。

まぁ、再婚相手の女性も4人の子がいるので、その子たちも実父と会っているのだとしたら、そんなことは気にならないのでは?と思うけれど、独占欲が強い人なら気に入らないだろうと思われますね。

 

⑤マルオの女癖が治らなかったのだとしたら、①に繋がるのではないでしょうか。

自分の老後のお金が貯まるまでの我慢!絶妙のタイミングで出てってやる!

 

⑥介護をしたくない

マルオは80歳を目前に離婚しました。

その数年前、マルオは散歩途中で倒れて病院に運ばれて入院。再婚相手の女性が病院に来たのは3日後だったようです。

 

でもね、気分が悪くて倒れるときにマルオが電話をしたのは、あの姉妹の長女でした。奥さんは車を持っていなかったから電話しなかったとしても不自然ですよね。

 

話がそれましたが、マルオは40代の頃から糖尿があり、離婚する前に目の前が真っ暗になって病院に駆け込んだら脳梗塞だと診断されています。

 

血管が細くなって・・・と説明を受けていると思います。家庭内別居の夫婦が70代から終わりが見えない介護をするなんてと考えてもおかしくないかも。

 

マルオの離婚は私たち実子にとっても大きな誤算です。 

 

マルオとヨシエの間には3人の子供がいます。

 

長女・次女・長男の3人で、全員が50代。

 

2人が離婚して現在に至るまで3人の子供がどんな風に思っていたのか気になる?ところ。

 

まず、離婚前からマルオの度重なる浮気のせいで夫婦仲に愛情はあったのか?

 

ヨシエは自分をしっかり持った人で、子供のために離婚は避けたいと考えていたようです。

 

一生懸命頑張って買った一軒家に引っ越してから5年で離婚という結末でしたが、その時の私たち3人はおそらくそれぞ違う考えを持っていたと思われます。

 

実際に親の離婚に向けて3人が話し合ったことはありません。

 

私(次女)の場合(離婚当時20歳前後)

 

家の雰囲気が悪いなぁと感じ、これをきっかけに1人暮らしを始めました。

 

当時弟の部屋はあったものの、私は姉と同室だったんですよね。

 

そんなに仲が悪いわけでもなく、でも仲が良いわけでもなく。

 

1人暮らしをしている間、自宅にたまに帰ってもヨシエがいるぐらいだったので、姉や弟とは話をしていません。

 

私としては、親の離婚というものについて特になんの感情もありません。

 

大人になってからの離婚ということもあって、ギスギスしながら生きていくんだったら離婚した方がいいという考えです。

 

父親が鬱陶しいというような時期でもありましたし、家にいない時間が多すぎて逆にいる方が邪魔に感じるぐらい。

「今日はなんで家にいるんだ?」って感じですかね。

 

マルオはそうやって自分の家なのに自分の居場所をなくしてしまったと言えます。

 

ですので次女としては親の離婚を客観的に見てたという感じでしょうか。

 

また、再婚となったときも何も感じてません。

 

マルオは自営業ですので、家とは別に会社があるんで事務所で会えばいいだけのこと。

 

私が結婚するとき、既に離婚していたので結婚式には呼んでません。

 

結婚相手を紹介しただけで食事にも行ってないです。

 

それから電話などで連絡を取ったりしていましたが、育児で忙しく遠方に嫁いだため、帰省も遠のきました。

子供が大きくなってからはちょくちょく顔を見に行くようになり、孫の顔を見せるのも親孝行の一環だと思っています。

 

「血縁の孫」だから嬉しいだろうな、とは思うんですが、そこのところはマルオにしかわかりません。

連れ子も幼少期から一緒にいるわけですから、実子も養子もあまり変わらないのかな? どうなんでしょうね。

 

長女の場合

 
長女と私は両親が離婚するより前から少し仲が良くない。
 
親の離婚については何も話し合っていません。
 
長女はどちらかというと父親の方が好きで、母親のことは嫌っていたようです。
 
同じ時期に自分の恋愛がうまくいかなかったからなのか、お泊りNGの方針が嫌だったのか、仕事がキツかったのか、何がきっかけなのか、嫌なことが重なったからなのか、どんどん口をきかなくなっていきました。
 
まるで離婚原因がヨシエにあるかのよう。
 
それなのに自身の子供が小さいときには、預けたり呼びつけたりとヨシエを振り回していたとのこと。
 
長女も現在マルオと連絡を取ったりしていますが、私とは電話番号すら交換していないので、長女が両親について何を思っていたのかを知ることはおそらくないでしょう。
 
触らぬ神に祟りなしという心境です。
 

長男の場合

長男はずっと母親と一緒に暮らしています。
 
彼はおそらく幼少期からマルオが苦手。
 
マルオは運動神経が良くて気が利いた人が好きなので、弟のことは見ていてじれったかったうように思います。
すぐに「鈍くさいやっちゃ」って言うので弟からしたら何をするにもプレッシャーだったのではないかと思います。
 
弟はマルオについて嫌いだとか苦手だとか一切言っていませんが、まぁ嫌だったでしょうね。
 
マルオが離婚して病院などの保証人を私がするようになり、弟にマルオの状態について話したことがあります。
 
見舞いにはいかないけれど、一応親だから葬式ぐらいは行ってもいいよ、とのこと。
 
弟も面倒事には介入したくないので、成り行きに任せるといった感じでしょうか。
私が弟に気を使って、マルオが会いたいと言ったとしても弟の気持ちを優先すると思います。
 
私たちは家族・親族関係との関わりが薄い姉弟だと思います。
 

 

前回(面倒見がよすぎるマルオ#3)の続き

 

マルオから多額の借金をしている姉妹、感心なのはマルオを裏切って逃げないこと。

 

とは言っても、ご飯を食べに連れて行ったり1~2時間はかかるだろうと思われる遠方の花火大会に連れて行ったり、マルオといればタダで遊べるんです。言い方悪いけど。

 

面倒見が良いので、この姉妹の子供たちが普段どこへも遊びに行ったり外食に行ったりできていないと思ったんでしょうね。

 

再婚相手の子供を養子に入れた件もそうですが、面倒見がよいという言葉以上に面倒見がよすぎる。

 

他人なんですけどね。

 

現在マルオは80歳を過ぎ、脳梗塞の影響で少し体の動きが不自由です。

 

私の現在の住居はマルオの家から4時間ほどかかる他地域で、月に1度~3か月に2度ぐらいの頻度で様子を見に行っています。

 

そんな隙間を縫って様子を見に行ってくれるのがこの姉妹の姉。

 

久しぶりに会って驚いたんですけど、マルオがあまりにも薄汚れた格好をしていると連絡をくれました。

 

薄汚れた格好というのは、着替えが上手くできないので数日同じシャツを着ていたのと、体が上手く動かないことに驚いたようですね。

 

そんな状態になっても電話したらすぐに出てくれるので、私にとっては助かる存在なのですが

 

ある時マルオがポロッと、

 

「あいつお金いつ返すんやろ?」と言いました。

 

「は? あれからいくらも返してくれてないの?」と聞くと

 

「1円も返してない」とのこと。

 

10年以上前に借りて、子供も育ってしまったら月に数千円ずつでも返せるやろ・・・

 

でね、以前の記事にも書きましたが、マルオは入院してから給料が入ってこなくなったので、年金と株の配当金での生活にをしなくてはなりません。

 

生活費に困ったら私たち実子が援助というのが一般的な筋ですが、

 

「とりあえず姉妹と話し合って少しずつでも返してもらい。連絡を取って話し合え」

 

と言いました。当然です。

 

こちらとしてはお金が返ってこないなら、病院に連れて行ってもらったりするなどで生活を助けてもらう方法もあるなと。。

 

とりあえず姉妹と話し合った結果、妹の方は毎月10万円を返済し、姉の方は数万円かな?足りない分は車で送迎するなど、困ったところを助けるということで決着したみたいです。

 

でも、マルオが万が一のときどうすればいいのか、というのを弁護士さんに聞いてみるつもりですので、その結果は改めて書いて行くつもりです。