チャリティー2012、大成功で終了しました! | 関西・子ども・夢チャリティー スタッフブログ

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普段あまり ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R) にいけない子どもたち(養護施設の子ども・虐待を受けた子ども)と、子どもたちに夢を与えたいと考えている大人が触れ合うチャリティーイベントのスタッフが綴るブログです。

広報担当のおでぃ☆です。

10月28日に関西・子ども・夢チャリティー2012が遂に開催されました!
今回はその様子をお伝えしますね!

チャリティ当日の朝はあいにくの雨。
チャリティ本番で雨に当たったのは実に2008年以来です。
この日は一日中雨の予報が出ていて、
スタッフも落ち着いてはいられませんでした。

それでも集合時間の8時過ぎになると、
参加者の大人の方が続々と集まって下さり、
ホッと一安心。

今年は昨年までに無かった試みを随所で試しているのですが、
まずは初の試みとして、
3グループ位ずつの方々に集まっていただき、
一日のタイムスケジュールや各種チケットの使い方、
理念や諸注意などを参加者全員にスタッフから伝えて行きます。
今まではリーダーさんだけにお話していたので、
リーダーさんの負担軽減にもなったかと思います。

9時頃になると無事に子どもたちもバスで到着。
大人の方々と合流します。
この頃には雨も少しやんでいて少し明るい兆しが。

開会式を行いパーク内に入場。
ここからはグループ行動でUSJで遊びます。

前日はかなり長い入場列が伸びていたのに、
雨の影響でお客さんの数は少し減少。
それほど苦労なく入場できました。
ある意味雨に救われています。

グループが全員入場したら、
スタッフも全員入場です!
ここでも去年までと違っていて、
子どもたちには3つのミッションが待っています。

大人へのインタビューやクイズなどを、
アトラクションの待ち時間に行う事によって、
夢を叶える為の3つの大切な要素を発見できるようになってます。

ミッションをクリアして、
時間内にチェックポイントに来てもらうのですが、
そこで待っているのがスタッフです。

今まではみんなが遊んでいる間は、
講演会の準備をしていて、
コミュニケーションの時間を多く取ることができませんでした。

ところが今回はこのミッション形式になったことで、
スタッフは全員パーク内で待機。
二つのチェックポイントに分かれて、
続々と戻ってくるグループの答え合わせを行っていきます。

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子どもたちはスタッフの予想以上に、
楽しんで問題を解いてくれているようで一安心。
どのグループも制限時間に遅れずに帰って来てくれます。

全3ミッションのうち、
2つ目のミッションタイムの頃になると、
奇跡的に雨もほとんどやみ、
青空が広がりはじめました!

そして14時頃には完全に晴れ間になって、
なんと絶望的に思われていたパレードも実施されました!
このパレードはビーズのネックレスが投げ飛ばされるのですが、
けっこうな子どもたちが入手して帰って来たようです。

施設の子どもたちにとっては、
USJで入手できるひとつひとつのアイテムは思い出のひとつになります。
お土産の袋さえも大事に取っておく子もいてる位です。

無事にチェックポイントを2つクリアして、
さぁ最後のチェックポイントはUSJを出たあとになります。

お土産の購入も済ませて、
どのグループも時間に遅れること無く、
USJの外に出てきてくれました。

バスの近くまで戻って来てもらい、
最後のミッション3を行います。
ミッション3は夢を叶えるもっとも大切な要素を行います。
それが、
夢を応援してもらうこと(また、応援してあげること)
子どもたちが恥ずかしながらも自分の夢をひとりずつ発表し、
みんなでその夢を応援し称えます。

この頃になると大人も子どもも職員の方も仲良くなっていて、
応援するときのテンションも高めです。

雷はビカビカ光っているものの、
雨もとりあえず心配なく最後の閉会式も、
時間・天候共に問題無く行えました。
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さすがに幼児さんたちは疲れて眠ってしまう子もいましたが、
みんなもうすぐお別れになる寂しさを噛みしめながら、
閉会式を行いました。

閉会式が終わると、
とうとう最後のお別れです。
一日一緒に遊んだ大人と子どもどうしで、
手を繋いでバスに向かいます。

子どもたちはバスに乗り込んでも、
窓を開けて、
ある子はニックネームで大人に呼びかけたり、
ある子は手を伸ばして握手をしたりしています。
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毎年、
このシーンを見ると一緒に遊んでいないスタッフもジーンときます。

バスに子どもたちが乗り込んで数十分。
とうとうバスの出発です。

大人たちはバスが小さくなって見えなくなるまで手を振り続けました。

毎年様々なドラマが生まれるこのチャリティー。
今年は初めての試みをたくさん試しましたが、
最終的には今年も大成功で終わることができました!

ご参加いただいた皆様、
募金や告知でご協力いただいた皆様。
本当にありがとうございました!

来年開催の際もどうぞよろしくお願い致します。