コラムらしきもの

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subject>甘香

ヴィクトリア・シークレットを纏う彼女の残り香が助手席から漂い、信号待ちの俺を誘う。

さっきまで何時間も一緒にいて、あんなに舐め合って、奥深くで繋がって、奇声をあげていた翔子の温もりがまだ手の中にはっきり残っているのに、この信号待ちのせいで早くもUターンしようか思い悩む羽目に。インパネの時刻は、02:18と深夜を示している。

「だって帰るじゃん」という翔子の言葉は痛かったけど、今日の睡眠時間はそれでも5時間は確保出来そうだ。ただ、明日は仕事にならないだろう。疲れは起きてから出るだろうから。今は快楽の余韻と俺の下で悶える翔子の残像が俺の支配している。
さて、後ろ髪を引かれるこの信号。翔子の部屋からわりと近いのだが、右も左もラブホが並んでいて、もう一戦どうぞっていう雰囲気がプンプンしている。
いつも翔子を送る途中、俺が握る助手席から伸びてくる翔子の手は、ここに近づいてくると、力が入るというわけではないのだが、「寄って行こうよ」っていう僅かな電子信号を発してくる。気を利かして、「まだ帰りたくない」と俺が言うと、今度は力を入れてギューっと、より密着させるように俺の手を強く握り返してくる。そこはかなり、俺の中ではのキュンキュンポイントでもある。

さらにLOST IN FANTASYがエアコンにあおられ鼻をくすぐる。うーん、現実にはもっと強烈だね。戦闘準備に入る一歩手前というところまで強烈に刺激される。このまま帰らず、もっとくっついていたい感情が押し寄せる。
そこで再度、明日の事を考え、断腸の思いで横浜方面へアクセルを踏み込むのだが、そういう理性を持って行動する、現実味のある自分にも少し腹が立つ。

性格が、さっぱりとしていて、夜景や花や、かわいいものに余り興味がない、「性格は男だから」っていう翔子なのだが、やっぱりキスすれば甘えんぼになって、俺に舐められている時のとろーんとした顔は、自分はやっぱり女の子なんだって、再認識しているように写る。
翔子のヴィクトリア・シークレットは廃盤になってしまったので、俺が調達したあのボトルが最後の1本になった。LOST IN FANTASY。バニラキウイの甘い香り。それが翔子をより美味しくさせている。

subject>初対面3 <2回目のデート2>13-08-26

subject>初対面3 <2回目のデート2>13-08-26

廣子


廣子は折り畳みを持ってたし、俺もイチョウ並木のおかげで、さして濡れもせず、無事に駐車場に。
そんでどこ行ったんだっけかな?あぁブラブラ走って、またみなとみらい方面に戻ったんだけど、車の時計が23:04ってなってたので、『じゃー帰ろうか』と廣子を送っていく事に。

車だと廣子ん家はあっという間です。バイパスを下り、家が近付くにつれ、廣子がもじもじし始めます。実際にもじもじしてるんじゃなくて、そういう雰囲気を出すって事です。

「もう帰らなきゃだめ?」

甘えた声でそんな事言われちゃ帰れません。当然ちゅーもしないで帰りたくもなかったし。

『まだ大丈夫だけど』

「この前のとこいく?」

というので、この前車を停めて、いちゃいちゃした暗がりへ移動です。といっても廣子のナビがないとたどり着けないんだけどね。

涼しいので、エアコンなしでも暑くなさそうです。車の窓を外から見えない程度にちょっとづつ開け、まだしたままだった廣子のシートベルトを外します。

そしたら俺が急に接近したもんだから、廣子が「来る!来る!」って顔をして、リアクション通りにキスをしようと顔を近付けると、やっぱり「だめー」と言って拒みます。

そんでまたムード作りな会話をスタートですね。ここ省略しますが、1つだけ。
今の廣子の、俺に対する気持ち、ラブラブMAXが10で、初対面の知り合いが1で、3までが友達で、4は友達以上恋人未満だったら?って聞いたら、長いこと考えて

「うんとー、6.5」だそう。

「ちょっと敬語になちゃうし、まだ緊張するし、2回目だし」

だから、徐々に慣れてけばいいし、もっといっぱいお話して、ゆっくりでいから理解し合える様になれればいいって、廣子をいいこいいこした。

まぁそうね、まだ10のわけないし、4じゃないだけマシというか、彼氏というくくりにはいるので、俺も焦ることなくゆっくりと育む事に。

24:12、早起き仕事だった廣子は、半分眠くなってきちゃってたので、シートを倒してあげたけど、物足らなそうなので、『後ろ(二人で後部座席に)行く?』と、『そんで俺に寄り掛かればいいよ』と後部座席での密着を提案。

「1回下りるの?」って顔をしてたので、『サンダル脱いで』と促し、廣子は倒した助手席の上をハイハイで移動。俺は後ろに行く前に、さっき買ったアメリカンイーグルのTシャツに着替え、俺もシートの上を通って移動。
それぞれのシートを元に戻して落ち着くと、廣子はすぐもたれ掛かってきた。やっぱり着替えて正解。
俺も靴を脱いでドアに寄りかかる様にシートに対して横に。そこに後ろからだっこの状態で、廣子が頬を俺の胸にうずめてます。

「(俺が)ドキドキしてる」と廣子が言うので、

『廣子は?』と、廣子の胸に手をあててみる。この辺はもう抵抗なし。

『服の上からじゃわかんないね』と、手をワンピの中に侵入させようとすると、

「だーめー」と俺の手を抱き、俺の腕に包まれてる状態を維持しようと務める。

でも、手首から先は自由なので、服の上から廣子の敏感なところをいたずらする。
廣子は、「んー」とかって、デレデレしてるので、もうラブラブモード突入のようです。

廣子の頭が俺のあごのすぐ下にあるので、顔を傾けて廣子の耳を甘噛み、俺を見上げる時はおでこにキス。横向いたらほっぺにキス。
そういう手順の後、廣子は起き上がり、「きてー」というと、とろーんとしながら、はにかんだ顔をする。前回もこんな感じかな。
だいたい、さっきの体制だと廣子は海老反らないと正面でキス出来ないからね。

誘われるがままに廣子に覆いかぶさる。廣子は毎回のごとく、俺の背に自分から手をまわせないので、口唇を合わせたまま、廣子の手を背中に誘導してやる。そうすれば、この子はしがみついてくる。これも前回同様。

しかし廣子の口唇は、それは柔らかい。潤い加減も濡れ過ぎじゃないかというぐらい。
キスは1回とか2回とかって単位じゃなく、廣子がずっとしがみついているので、2分とか3分とかって単位で続く。もしかしたら5分以上なのかも?キスするだけで飽きさせないのは結構大変。

そうしていたら、外から酔った中年女性2人が歩いてくる声が聞こえてきました。早く通り過ぎろよ・・・って思ってちら見したら、腕を組んだ歩いてきたその2人が、15M程先で立ち止まり、「じゃーまた」みたいな会話をしているようです。帰る方向が違うんだろう、ここで別れるみたいな話ですね。

ところが、なんとなくしか聞こえててはこないんですが、それとスモーク越しのシルエットだけですけど、ただ、その聞こえた会話の内容が、
「今日は会えてすごく良かった」、
「愛してる」、
「私も」で、
シルエットはがっつり抱き合っての口づけです。

廣子も俺の腕の中で、ちょっと身体を起こしそれを盗み見てて、クスクス笑いをこらえてる。窓もちょっと開いてるんだし、さすがにビアーンに気づかれたら気まずいので心配になる。

ビアーンが去った後に、『強烈だったね』って話をはじめようとしたら、その話より中断されちゃった「ちゅー」の方が恋しいらしく、またしがみついてきた。

さっきから身体を起こしたりひねったりしていたからか、廣子のワンピの裾が、超ミニな丈にまでたくし上げられて、そこが外套の明かりで艶めかしく輝いている。手を乗せるのにちょうど良い場所でもあったので、ごく普通に触ってみた。結構上の方だね。普通なら当然ワンピのスカートの中に隠れる部分です。

ただ、廣子はそこは触れただけで微弱電流が走っちゃった様で、慌てて裾を直し始めます。
ただそうすると胸元が疎かになり、今度は街灯に照らし出された廣子の膨らみの片鱗が覗きます。

それ見ちゃうとね、止まらないよね。裾を直してるのをいい事に、今度は胸元に手を差し入れます。

ブラに覆われてない上の方は抵抗なしです。ただそこでも十分廣子の、とてつもなく弾力にある柔らかい膨らみが堪能出来ました。で、指先は更に勝手にエスカレートして行きます。ブラのカップに覆われた内側へ進行すべく。

ただやっぱりそうなると、
廣子は「だーめー」と身をよじります。

ただ、身をよじるとブラが浮いて、手は逆に侵入しやすくなっちゃいます。
障害が無くなり、一瞬で指先が廣子のベリーベリーに到達し、中指と薬指の間で逮捕出来ました。
中指と薬指なのにはわけがあります。親指と人差し指と小指の3点で、膨らみを覆い、弾力を楽しみたいからです。これがベリーベリーに人差し指指と中指を使ってしまうと、親指と、薬指小指セットの2点になるので、覆うというより、挟むか揉むかにしかならなくなるんです。わかりますか?ここがこだわりです。
上からじゃなく、両方の膨らみ真ん中辺りから、手首に角度をつけて、斜めから行きます。小指を膨らみの下に入れる感じです。廣子はたぶんDカップです。

すみません、脱線しました。
話は元に戻ります。

で、廣子は「んー」かとか言ってとろーんとしてますけど、さすがに25時をまわり、廣子も眠そうだし、俺も帰らなきゃならないしで、

『じゃー帰ろうか』っていうと、

「かえっちゃうの?」、「かえっちゃやだー」
と俺の耳元で、小ちゃい声で囁いてきます。

だから仕方なくまた何分かのキスと、『帰ろうか』を繰り返し、
25:34にエンジンを掛け、廣子の家の前に。

オネムな廣子にバックと足元に置いてあった折りたたみを渡し、ちゃんとサンダル履いてるのも確認して降ろします。

ここで俺も降りて抱きしめちゃうと、また長くなるので、ここは我慢して車内から「おやすみー」のちゅーだけして帰路。

subject>初対面 2 <2回目のデート>13-08-25

subject>初対面 2 <2回目のデート>13-08-25

廣子


「明日どうします?」と、相変わらず絵文字もない、素っ気ないメッセージが着た。

昨晩は、フットサルのスクールで、「ゎ女」改め「廣子」の家から車で5~6のとこまで行く事になるので、
『会いたいなら、まぁ10分とかなら会えるよ』と、ホントは自分が会いたいんだけど、
廣子に「あいたいです...」って言わすためにメールしたのだが、

「10分だけですか?」と返ってきたので、『じゃーまぁ15分』とだけ返信して、後ろ髪引かれながらフットサルをして、終ってから、まぁ汗拭いたり着替えたりして、エアコン強風にしてで、着信メッセージを確認してみると、
「じゃー今日はやめときます」と入っていた。

まぁ半分予想はしてたんだけどね。なんか廣子は、ラブラブモードに入る迄に時間が掛かるようで、一度そうなっちゃうとトロトロでれでれになるんだけど、手を繋いでも腰を引き寄せても、気分が乗って来ないとキスを拒んだりするし、10分、15分じゃ物足りないって事なんだと思う。

そんで『終わったんで帰るね』と、入れたら、廣子からそのタイミングで「明日どうします?」と返信が着たわけです。


昨日は、みなとみらいで待ち合わせしたけど、廣子は相鉄沿線なので、乗り換える手前もあるし、横浜待ち合わせにした。
でも案の定、廣子が「ゆっくり出来るから車がいい」と言ってきたので、車を出す事に。

で、翌日の金曜日、夕方。
車に乗り込んだらガソリンがやばい事になっており、だからって廣子を待たすのは嫌なので、大急ぎでスタンドへ行き、何とか時間通りに・・・と思いきや!

そうです。そう簡単に約束通りにならないのが廣子が廣子たるゆえんで、自分が18時で大丈夫っていうから、こっちは慌ててスタンド寄って駆けつけたのに、結局廣子、25分遅れの到着です。
まぁ遅刻はいいんですよ。家帰ってからシャワー浴びて、メイクして着替えて、そんでバス乗って駅まで来て、の電車なんでね。
待つのも恋のうちですし。そして、怒る気持ちもあんまりないんです。そうね、来てくれた事、会える事の嬉しさの方がデカ過ぎなんでしょう。でも、俺的にはこれはヤヴァイ傾向です。のめり込んじゃってる証拠なので、セーブは掛けないとなりません。

えー、そんで廣子は、また緊張してる様で、『どうしようか?』って言っても永遠と何も決まらないだろうから、とりあえずその場で一昨日の水曜の話をしました。

「なになに、何のお話?」と廣子は大きな目をキラキラさせていたのですが、
実は水曜日、家に帰ってシャツを脱いだら、両襟と両胸に廣子のファンデーションがべったりとくっついていて、まぁあんだけ密着すりゃーそうなるわなと思いながら、洗濯機に放り込む前に気付いて良かったと、胸を撫で下ろし、洗剤着けて体裁を整える作業をする羽目になっていたので、前置き長くてすみません。せめていちゃいちゃするのに、シャツだけでも着替えたいと、廣子に理解を求めたわけです。そしたらいくらくっついて来ても大丈夫だからさって。

まぁでも、ただそれだけの為のシャツなら、ユニクロでもguでもいいんだけど、ユニクロやguの服を普段着ない俺が、家にguのTシャツを持って帰るのは、不可解な行動でもあるので、それを廣子が家に持って帰ってくれるかと、そんで会う時にはまたそれを持ってきてくれるかと、そういう身勝手な条件付きの話をしたんだけど、実家住みの廣子が男物のTシャツを持って帰って洗濯する云々は難しいかも...っていう思案顔をしたので、じゃーやっぱり俺が買って帰っても不思議じゃないアメリカンイーグルに買いに行くことに。

そんで結局、また水曜と同じ、みなとみらい、マークイズの駐車場に車を停め、これも同じ、スポーツオーソリティを抜け・・・じゃないや、なんか変な出口に出ちゃって、みなとみらい線のコンコースを歩かされたんだ。しかも「マクロス」の「実物大ヴァルキリー」と、等身大の「リン・ミンメイ」のフィギュアが展示されてて、オタク達がいっぱいいて写真撮ってるのを横目で見ながら、そうそう、そんでクィーンズの長いエスカレーター乗って、廣子の一段下に乗って、腰を抱いたんだった。

廣子ね、人前でいちゃいちゃするのを拒まないんだよね。その程度は平気って事なんだろうけど、俺的には非常に美味しい至福の時間になります。
そんでエスカレーターの前がアメリカンイーグルです。マークイズから近いんだよね。便利便利。

シャツは廣子に選ばせました。まぁポロシャツかTシャツかなんだけど、「(服は)紺が好き」って言ってた廣子は、やっぱり俺用に選んだTシャツも紺でした。
「これにする」ってそれを胸で抱きしめてる廣子を引っ張ってレジで会計をして、ご飯食べに行こうと、どこにしようか、何食べようかトークの開始です。
はい。事前に決めてませんでした。というか事前には決められません。廣子とのメッセージのやり取りでは、そういう意見を聞き出したり、意向を伺うというような会話が中々出来ません。それこそ1年3ヶ月掛かりませからね。
なので、立ち話でもすぐには決まりません。

とりあえず、ベンチに座り、何系が良いか、『ハンバーグ?』、『パスタ?』、『和食?』、『中華?』とか、車で行けるファミレスチェーンの名を挙げてみたり、クィーンズにはどういうお店があるとか、マークイズに行ってみようかとか、提案しまくり千代子です。
その度に「うーん...」って顔をしてた廣子でしたが、急に
「しゃぶしゃぶ!」って言い出して、「ワールドポーターズにあって、そこに行ってみたかったの」って言うんで、それは俺がゴチるのか?ってちょっと頭の片隅で思いながら、また「バルキリー」とオタク達の横を通って、マークイズ駐車場に。
なぜか廣子のシートベルトがねじれちゃう様で、更に逆にねじったりしてるので、それを取り上げる。

俺は身体をねじって廣子のシートベルトの根元からヨレを直すので、やっぱり顔は近いです。廣子も水曜にその流れでほっぺにキスされちゃったのを覚えているからか、大きな瞳を光らせて、来るのか?どのタイミングだ?みたいに俺の様子を伺っています。

なのでそれを俺はあえてすかし、ただシートベルトを直して止めて、車を出して、まぁ手だけは繋ぎます。はい、廣子の手のひらは、相変わらずビショビショですよ。なんかそれがすごくかわいく思えます。
手を繋いだままの片手ハンドル運転は駐車場みたいに90度カーブが多い場所では不向きなんで止めましょうね。

はい、そんで、あっと言う間にワールドポーターズ到着。
2F(駐車場は3F)に停められたので、アモスタイルの横を通り、手を繋いで肩を寄せ合ったまま、下りエスカレーターへ。
そしたらですね、降り口に回転寿司があるんですが、そのお店が見えるやいなや、「やっぱりお寿司がいー」と、『しゃぶしゃぶどこ行ったんだよ、、、』は飲み込んで、急遽お寿司にする事になりました。

決まるとなると廣子は早いです。「モンゴウイカとツブ貝頼んで」と俺にちっやい声で言い、さっそくパクパク食べてます。俺がマグロ頼んだら、「(1貫)ちょうだい」と俺のマグロを持ってったり、廻ってきた別のイカ、ヤリイカを取ったり、なので『イカ好きなの?』って聞いたら、「イカ好きなの」ってまたちっちゃい声で答えて、その答えがかわいかったので微笑み掛けたら、廣子も微笑み返しで、誰かこのラブラブ状況を録画しといてくれてないかと思いつつ、アナゴとハマチを頼んで、廣子は少なくなってきたガリをお皿におかわりして、ガリは2人で一皿です。そういうちょっとしたとこにも幸せがにじみ出るんだよね。それだけでも嬉しいんだよね。

そんなんで廣子は7皿をさっさと食べて「お腹いっぱい」って仕上がり、俺はその時はまだ9皿だったので、「まだ食べてていいよ」っていう廣子の横で、カマトロ炙りと、しめ鯖と、ネギトロ軍艦を食べて締めにしました。
会計をして、廣子が千円札を「これしかないや」って出して来たので、そんなに高いお皿を頼んだわけじゃないので、小銭入れに入ってた百円玉を3枚、『おつり』って微笑みながら渡した。「なんで300円?」って言うので、実際割り勘にしたら、廣子が食べた分は1,500円ぐらいだろうけど、まぁ気分なんだけど、なんか廣子にあんまりお金使わせたくないって、そう思えちゃうっていうか、だからそれが理由ちゃー理由なんだけど、そんなの一々説明するまでもないので、良い意味で廣子の問いはスルーして手を引っ張って店を出た。

「あっち行きたい」と手を引っ張る廣子。行こうとしてた「しゃぶしゃぶ屋」の前を通り、食べ放題の店なんだって話と、今度来ようねって話をしたら、廣子が「アイス!」っていうので、歌を唄いながらアイスとベリーを練ったりする店で、廣子の隣で歌を聞きながら、初めてちょっと恥ずかしい思いをしつつ、廣子のアイスを買った。

俺はそんなにアイスは要らないので、廣子をテーブルに誘導しといて、隣のスタバでモカフラペチーノのトールを買って、そして廣子のいるテーブルの廣子の前に。
「あーん」とかってその「ベリーベリーベリーなんちゃら」をちょっと食べさせて貰った。

そうそう、廣子の正面に座るのは、立つのもか、が初めてだったので、廣子の顔を正面からみるのはすごく新鮮でした。俺が見つめると「なんで見るの?」って言ったり、うつむいたり、でもまた「あーん」ってスプーンに乗せたアイスを俺に食べさせる廣子がかわいくて仕方ありません。
微笑みかけると、「うふっ」って顔で照れたり、汗でビショビショの手をタオルで拭いたり、廣子の全てがかわいく思えます。
そんで、アイスでちょっとベトベトになっちゃった手を握り、再びエスカレーターで2Fへ。

2Fはレディース・ファッションのフロアなので、『廣子の服って、いつもどこのブランドって決まってるの?』って聞いたら、
「アーバンリサーチ」とか、「アナザーエディション」とか、「ローリーズファーム」とか、「ジャーナルスタンダード」とか、俺には縁のない名前がずらずらと出てきて、これは覚えきれないやと、車に戻ってからもう一度言って貰ってメモりました。まだ検索してないんで、俺自身はどういう服だかはまだ解ってません。なんとなくの傾向は、まぁ廣子の着る服だから、ギャル服でもフリルでもピンクでもないことぐらいは想像出来ます。大人しめのワンピやらでしょうかね。

そんで手を洗ったりして、廣子にヴォルビックを買って、駐車場行って車を出して、また海辺をお散歩しようかと、ただまた赤レンガってのも何なんで、そこは素通りして、大桟橋のたもとの駐車場に車を停めました。
桟橋の上は、夜でも閉まらないんだね。知らなかったけどお散歩出来ました。涼しくて、屋形船から聴こえてくる宴会の盛り上がりと、同じくカラオケしてる屋形船からの「Yah Yah Yah」に邪魔はされましたが、良い雰囲気です。
しばらくすると、廣子がちょっと寒いというので、よりくっついたりしましたが、それでもやっぱり冷えて来たので、風が冷たい桟橋を後にし、山下公園へ向かいます。ちょうどトイレにも行きたかったしね。

そんでまた岸壁歩いて、ベンチに座ってまったりといい感じでお話ししてたら、またポツポツと来たんですよ。廣子と海沿いにいると雨が降るのか、なんなのか、また邪魔しやがってと、車に戻る事に。

subject>初対面1 <初デート>13-08-22

「やっぱりフットサルやってみたいんで、あってもらえますか?」
と、一昨日月曜(H25.8/19)の朝、あの通称〔ゎ女〕からメールが着た。
確かめたら、LINEはブロックしてあったので、LINEのブロックを解除し、返信はとりあえずメールで
『都合の良い日と時間がわかったら教えて』
とだけ返信
「ありがとうございます!」、「連絡します」
午後になって
「明日(火曜)はダメですか?」
『明日(火曜)でも良いよ』
「18時頃になっちゃいます」
『大丈夫です』
その後待ち合わせ場所などを決め、
マイクイズのMM線改札階の入口で待ち合わせした。
が、翌日の火曜日
「やっぱり水曜じゃダメですか?」
『今日(火曜)って言ったんで、予定入れちゃったんだけど?』
「水曜だったら早い時間からあえるので、水曜にして欲しいんです」
まただよと思いつつも仕方なく、
『じゃー水曜でもいいので、もう変更ない様に時間を決めて!』
「16時で大丈夫です」
云々、ということでまた案の定1日延期
で、昨日の水曜日(H25.8/21)
「17時じゃダメですか?」
出た出た、またまたです。もういい加減うんざりなんで、
『17時には帰らないとならないんでムリです』と冷たく返信
「16時には間に合わないんです」
『じゃー残念ですが、もう振り回されたくないんで』
「すみません...」
「まさか1時間だけだと思ってなかったんで」、「ゆっくりできるとおもってたので...」
こういうしおらしい事を言われると男って弱いものです。怒ってはいても、もうしょうがないな・・・って気持ちがわいてきます。
なので、妥協してしまいました。
『それか逆に18時まで待っててくれるのならOKです』
「その後は予定ありますか?」
『その後は予定ないので大丈夫です』
「じゃー18時でお願いします...ごめんなさぃ」
『じゃー18時ね!』
「今日は車できますか?」
『車が良いなら車で行きますけど、ちょっと遅くなります』
「大丈夫ですょ!」
「何時頃になりますか?」
『車がいいって事?』、『18:15ぐらいかな?』
「わかりました!」
「前におはなししてたので~」
『そうだっけ?』
『まぁじゃー車で』
「そうですょ(>_<)」

ということで、1年と3~4ヶ月の時を経て、昨日ようやく通称「ゎ女」と会いました。
やや茶髪のショートカット、水色のシンプルなワンピースに革のこげ茶のサンダル、肩掛けのスタッズが付いたバックで登場。
ワンピの丈は膝上で、予想以上にかわいく、お洒落な子でした。

マークイズのスポーツオーソリティで、サルシューとかウエアとかを見ながら、お腹空いてないというので、じゃードライブ行きましょうというので、そのまま店内を抜けて駐車場へ。
マークイズは三菱地所カードで駐車場は1時間無料!お得~♪

まぁ会えばチャット口調でもなく、「ようやくあえましたね」とか、「不安だったので」とかの後は、かなり緊張しているようだけど、普通に会話は進みます。
とりあえずお話したいというので、車を「みなとみらいスポーツパーク」の横の停め、『ここで練習会すんだよ』とかのフットサルトーク。
「でもまだやろうかどうしようかって迷ってて」
というので、『まぁ一度やってみればいいよ』などなど。

まずは何より、彼女の緊張を解くのが先決です。
それとは別に、『やっと会えたね』、『会うって言って、散々言ってたけど、結局ずっと流れちゃってて、俺に毎回怒られちゃってたけど、よくまた連絡してきたね』みたいな想い出トーク?馴れ初めトーク?も平行して話しました。

「(知らない人と会うのが)不安だったんですけど、やっぱり気になってたので」
彼女の横顔を凝視。くちびるが俺の好きな上向き(アヒル口とはちょっと違う)で、下唇もぽてっとしていて、ものすごく美味しそうな口唇。
目はぱっちり大きくかわいい。強いて言うなら29歳という年齢相応の顔というところだろうか。
彼女はまともに俺を見れないようだったので、あえて視線を顔を夜景へ外してあげると、今度は彼女が俺の事をチラ見している。俺がまた彼女を見ると、彼女はまた視線を戻してしまう。そんな繰り返し。
『会えば大丈夫でしょ』
「はい(笑顔)」
ここで、慣れはじめてはきてたので、かるく頭に「こいつー」的なボディタッチ

「前にいってた、わたしに興味あるって、メールだけなのにどうしてですか?」
『それはメールしてて楽しいし、他にそういう女の子もいないから』云々
「ホントですか?」←ここは疑心暗鬼な様
『そうだよ、他に付き合ってる子がいたりするなら、いちいち会う会わないって言ってる子なんてほっとくでしょ』
『でもやっぱり気になってるから、会ってみたいって思ってたんだし、興味があるって言ったのは、顔とか関係なくもう好きになり始めていたからだし』
「メールだけで好きになるんですか?」
『なるよ。だってずっと廣子ちゃんの事考えてたんだもん』
「ありがとうございます(笑顔)」
またここで腕に「こいつー」的なボディタッチ

「どこか夜景の綺麗なとこに行きたいです」
「車停めて歩きませんか?」というので、赤レンガに向かう事にイする。
ここで、シートベルトストッパーを直す作戦で、頬にキスをしてみた。
「キスはダメですよ」
といいながらも、顔はうれしそうなので、顔をみながら手を握る。
すっごい手汗だ。だからずっとタオル持ってたのかと思い、それにしてもビショビショなので、聞いてみたら、「緊張すると汗がすごいんです」と彼女。
『背中とかもなの?』って聞いたら、「手だけなんです」だそうで、ビショビショの手を握りつつ赤レンガの駐車場に。

喉が渇いたというので、オレンジジュースを買い、もうずっと手は繋いだままです。肩寄せ合ってます。
背が高いので、165cmだそう。『背が高いと服が似合って良いよね』とか、背が高いのをコンプレックスに思ってる子もいるので、俺は気にしてないし、自信を持っていいんだよという意味で、1回そういうトークも挟みます。

そして岸壁へ。

ふたりして手すりに寄りかかり、赤レンガ越しにMMの夜景を眺めます。既に寄り添っているので、腰に手をまわし、より密着度は高くなってます。
インタコンチのてっぺんにいる像の話とかをしてたら、雨が振り出してきた。邪魔しやがってと後ろ髪を引かれながら車に戻る事に。
駐車場にいても仕方がないので、とりあえずライトアップしている日本大通にまた移動して、今度ご飯食べに行こうとか、フットサルしなくてもこして会ったりするのでいいしとか、そういう話を色々して、時間も時間だし送ってくよと。
違うは、お家まで送ってって欲しい場合は「KISS」で、横浜駅までだったら「ほっぺにちゅー」するか逆にしてくれるかで、どっちがいいか聞いたんだった。
そしたら、「キスはまだ、今日会ったばっかりだし」との繰り返しなので、まぁ仕方無しにお家まで送ってく事になりました。

お家の前で、車を降りる彼女。後部座席の荷物を下ろすのを手伝い、彼女を引き寄せ、抱きしめた。胸に頬を寄せる彼女。角度的に頬にちゅーが出来ちゃったので、おでこと頬にキスをした。
『じゃーね』って離そうとしたら、
「帰っちゃうの?」、「まだ一緒にいたい」
っていうので、車にまた乗る事に。お家の前はっていうので、助手席ではなく今度は後部座席に乗せ、彼女の案内してくれた近くの物静かな場所へ移動し、車を停め、俺も後部座席へ移動。
もうこうなるとだね、彼女は俺の腕の中、結局何十回もキスもして、抱き合って、脚も腰も、胸の膨らみも我が手中です。


でもやっぱり、時間は無常にも過ぎて行きます。お互いタイムオーバーが近付いて来てしまったので、再び彼女のお家の前にもどり、『おやすみ』、「おやすみなさい」と帰路。

まぁ金曜の夜にご飯を食べに行く約束をしたので、また金曜に進展があるかも知れませんが、それが書けるかどうかは、金曜の展開次第。

subject>そこにあるはずのないもの 13-07-02

subject>そこにあるはずのないもの 13-07-02



地下鉄のエスカレーター、二段上に友美がいる。
彼女の内巻きカールの明るめの茶色い髪を、ホームから上がってくる風があおっている。
白のタンクトップに、片方の肩が剥き出しになる、スタッズのついた黒いドルマンカットソーと、白いレースのフレアーミニ。素足に8cm程のヒールがあるサンダルを履き、黄色いペニキュアをしている。
左腕には、以前のデートで欲しがったので買ってやったバングル。石がついていたり、彫刻があったりという色んな種類の、細い輪っかが何本かセットになってるようなやつだ。もちろん数千円っていうおもちゃだ。
右手には化粧ポーチなどが入った、小さいサマンサのお気に入りのバッグを持っている。
身長170cm、股下85cm、脚が自慢の21歳。出会いはナンパだが、「声掛けて!」って目線を送って来ていたのは友美で、ずっと俺から視線を外さずに、俺が話しかけるのを目で懇願していた。だから寄ってって話し掛けた。それが始まり。


ここは友美の最寄り駅なのだが、このあとどうしようかという話はまだしていない。
そこで景色が変わった。友美がサンダルが気になるのか、突然屈んだからだ。今までは、目の前に白いレースのミニという友美のヒップが、風景として広がっていたのだが、突然友美が屈むと、目の前に友美の決して外で見せてはいけないものが露わになった。友美は履いていなかった。
友美のそこは永久脱毛をしているので、全てが露わになる。無毛ではないのだが、あるのは丘にある申し訳ない程度の茂みだけだ。だがその茂みも、こちら側からだと角度的にも見えない。


友美に声を掛ける「おい」
友美は、サンダルをいじるのを止め、こちらを振り向き、「なぁに?」という顔をした。

「なにじゃねーよ、下着どうしたんだよ」

「え?」

「パンツだよ」

「パンツがどうしたの?」

「なんで履いてないんだよ」

「えー、履いてなくないよー」

「履いてないよ、屈むから丸見えだぞ」

「うっそー」

「だから、履いてないから、丸見えだっつってんだろ」
と、ようやくそこで、スカートの上から手で触り確認するという始末。履いてるか履いてないかの感覚はないのだろうか?と普通は疑問に思うとこだが、友美はいつもこんな調子。今に始まった事じゃない。

「あれれ?、ホントだ、友美のおパンツどうしたんだろ?」

もしかして足首のとこで落ちて止まってたりしてないかと、再度確認したけど、さすがにそれはなく、どうやらさっき脱がした時に、友美が履くのを忘れたようだ。


遡ること40分。友美がもよおしてしまい、電車で隣に座っている俺の股間を触り始めた。良くあることなので、バックを膝の上に開いて、触っているところを周りから見えないようにしてやる。これもいつもの事。
それで、パンツの中のものが自己主張を開始すると、友美はそれを口に含みたくて、我慢ができなくなる。これもいつものこと。

仕方がないので、予定外の駅で電車を降り、ホームの端にあるベンチに座り、それを許してやった。膝の上にバックを置いているので、反対のホームからは、彼氏が膝枕してあげているぐらいにしか見えない。頭上に監視カメラがないことは、当然確認済みだ。

もちろん最後までするわけじゃない。でも、その時は「我慢できません」っていう目で訴えてくる友美がかわいそうで、仕方なしに多目的トイレに二人で忍び込んだ。
30分で自動的に扉が開いてしまうので、さっさと友美を満足させてやらなくてはならない。立ったまま脚を開かせて、グリーンのサテンのパンツを脱がした。まだ下着にまでは影響は出ていなかったが、友美のそこが期待に満ち溢れていることは、イケナイ分泌液の香りと、這わせた指先から感じられた。香りと言っても、友美はベジタリアンなので、それは全ったくと言っていい程不快なものではない。確かに雌の匂いも微かにはしているのだろうが、俺には普段友美が着けてるグッチの香りが強く感じるというようなで認識でしかない。


「早く、早く」とせがむ友美自身を、ひと通り嬲った後で、ご褒美をやった。
いつもの事なので、友美は完全に声を殺している。はじめの頃は、良く我慢が出来るものだと感心したものだ。
下口唇を噛みしめ、細い腕で一生懸命に俺にしがみつく。その長い脚で俺の腰を締め付け、勝手に絶頂を迎え、嬉しそうな顔をする。俺は友美の、この嬉しそうな顔、表情が好きだ。つい、かまってやりたくなる。ちなみの俺は果ててない。友美が相手だと、一々果ててたら身体がもたないからだ。
そのあといつも、俺の下半身は友美が舐めて綺麗にするのだが、その時に自分の身支度が疎かになっちゃったんだろう。ビデを使っていたのは見たので知っているが。
しかし、股間がボワーンとするからか、ドジなので今に始まった事ではないのだが、履き忘れてしまうという感覚は、やはりいまいち俺には理解できない。


とりあえず、取りに戻るほどのこともないので、掃除のおばちゃんが処分してくれるだろうと、友美と新しいのを買いに行くことにした。

友美は駅に近いショッピングビルの中にある、いつも着けているブランドの、女性下着のお店にさっさと入ってく。だからそんなに大股でスタスタ歩いたら見えちゃうだろっていう俺の心配は、友美には届いていない。
俺はというと、女性下着店には平然とは入っていけないので、店の前で、友美を見守っているのが精いっぱいだ。
店の中から、気に入ったのを見つける度に、それを俺に見せるように掲げる。俺は、それに首を振ったり、頷いたりするのだが、それすらもやっぱり恥ずかしい。店員さんが、とっくにその二人の行動に気付いていて、見て見ぬふりをしているからだ。
そんな作業のあとで、3セットも新しいのを嬉しそうに買ってきた友美が、一目散に俺の腕に絡みついてきた。こういう仕草はかわいい。それを仕込まなくても出来るところが、友美のかわいいところだ。

ただ、下着を選んでる間に、また友美がもよおした事は明白だった。今買った下着を色々着けて、俺に見せたくて仕方がないのだ。


とりあえずショッピングビルをあとにして、友美の部屋に向かった。実際はそこで話し合いや、相談があったわけではないのだが、もう行くのが当たり前かのように、電車に乗った時点からそれは決まっていた。いや、何日か前に、今日会うって約束した時点で、決まっていたんだと思う。勝手に足がそっちに向かって歩いていた。


友美は実家住みなのだが、2階建ての戸建で、玄関を入ったすぐ左にある階段を2階に上がり、その突き当りにある5つ下の弟の部屋の前を通り過ぎ、右に曲がったとこが友美の部屋だ。
そこにたどり着く為には当然、「はい、お邪魔してます」って事が、友美の家族には筒抜けになってしまうのだが、まだ真っ昼間だからか、1Fに両親の姿はなかった。


友美の部屋は決して狭くはないのだが、仕事柄というより、脚を見せつける為の武器、ミュールやらヒールやら、とにかくクツが所狭しと部屋を占領している。だからと言って乱雑なわけではなく、きちんと整理はされているのだ。ただいかんせん、量が尋常じゃない。

その他にある特徴的なものというと、やはりセミダブルのベッドだ。これは俺と付き合うようになってから買い換えたのだが、シングルだと友美が長い脚を俺に絡められずに、寂しいのだそうだ。それが友美の性壁といえばそうだ。


友美は、モデルだが、脚のモデルで、脱毛器具や脱毛エステで、綺麗になりましたっていう見本として写真に撮られている。だから、日々のケアは決して怠らず、俺と会ってない時は、ずっと脚のケアをして過ごしてるんじゃないかというぐらいに、時間を割いているようだ。プロとはそういうものなのだろうか。俺といる時に見せる、ドジな友美からは想像が出来ない。


ドタドタしてるわけじゃなくても、姉が帰って来たのは、弟も気付いている。当然俺が一緒の事にも気付いているだろう。そう隣の部屋には弟くんはいるようだ。生活音や気配がしているので、それは間違いない。
ただ、そんな事にお構いなしなのが、友美の友美たる所以だ。もう俺の首に手を回し、口唇を求めてくる。だから、歯を磨いてからだっていつも言ってるのに、必ず俺に振りほどかれるのを知ってても、こういう無駄なあがきをしてくる。それも嫌いではないのだが、ただ結局振りほどいて、友美の部屋の隣にあるバスルームに仲良く二人で行って、二人で並んで歯磨きをする。俺はここに常備されてる俺用のマイ歯ブラシでだ。その間も、友美は空いてる手で、俺にイケナイいたずらをしてくる。


俺が先に部屋に戻り、ベットの上の部屋着に着替える。やはり友美は出掛ける前から、俺を部屋に連れてくる算段だったようだ。こういう下準備にも抜かりがない。
着替え終わって、ベットに寝っ転がってると、髪をシュシュでアップにした友美が入って来たのだが、さっき買った下着の袋を持ってまた部屋から出て行った。案の定だ。
友美がショーモデルの様にウォーキングしながら俺に順番に着けた自分を見せたいっていうのを知っているので、「ここで着替えりゃいいだろ」は、飲み込んでやった。友美には俺をジラスっていう思惑もあるのだが、まぁそれも解ってはいたのだが、あえて黙ってやっている。


最初は黄緑の地に白のフリルが付いた、爽やかな感じのセットで、普段はこういうのを着けて貰いたいっていうようなやつだ。
ひと通り見せつけて満足したのか、また部屋から出て行った。バスルームで慌ただしく着替えてるであろう光景が目に浮かぶ。


次は一転して、黒の総レースに近いようなセットだ。ビキニラインの角度がかなりあり、ハイレグになっている。友美は、やはりこういう脚を強調するような下着が特に似合う。頷く一品だ。
そう思っていたら、いつの間にか消えていて、またバスルームで慌ただしく着替えてるガタガタというような音がする。


最後は白の地にフリルやレースが付いた俺好みのやつだった。なので、そのまま抱きついてくるのかと思っていたのに、またジラシなのか部屋から出て行った。さすがに「おーい」って呼ぼうかと思っていたら、廊下で「出てこないでよ」って友美が怒っている。弟くんが部屋から出て来たのだろう。ガタガタ音がして友美が戻って来た。

「もう、やんなっちゃう」という言葉とは裏腹に、下着の袋を部屋にほおり投げた友美は、シュシュと腕輪だけしか身に着けていなかった。

そのカッコで怒ってたのか?と思い、
「見られちゃったの?」との俺の問いに、友美は、
「いつものことだから」みたいな顔で、寝転がっている俺にしがみついて来た。

ここの家族は比較的、いや、ものすごくオープンだ。それこそ、友美が大きな声で喘ごうが、弟くんは蝉が鳴いてるぐらいにしか感じてないようで、お母さんに至っては娘の喜びは親の喜びみたいなスタンスでいる。なので、最初の頃は戸惑いもあったが、正直言うと拍子抜けしたというのが正直な感想だ。


友美はまたイケナイいたずらを初めるのと同時に、キスをおねだりしてくる。それに応え、舌を絡めると、もう友美は我慢の限界に近いようで、「早く早く早く!」という目になっている。
ただね、そうは言われても、俺自身の準備がまだだったりしてるのと、歯磨きのあとに直したであろうグロスを塗ったオレンジ系のリップの友美が、それを美味しそうに食べている顔も見たいので、「まだだ」っていう目で友美を突き放した。


当然、友美は残念そうに「もー」って顔をしたが、友美がそれを口に含みたいっていうのも性癖だって俺は知っているので、白々しくも思ったが、気付いてない振りをして、短パンを脱がせやすいように、腰を浮かせてやった。

いじってた手は、お許しが出たのでより大胆になり、スロー再生でもしないとよく判らないような動きになっている。そこで友美は、段々と主張を始めてきたものをようやく頬張って、吐息を漏らした。

しばらくして堪能したのか、俺もそろそろという丁度良いタイミングで、友美がそれに跨った。友美は俺のものを口に含んでいるだけで基本的には濡れてしまうのだが、だからって俺はマグロじゃないので、俺は俺で友美の身体を堪能する。触り心地の良い張りのあるCカップと、綺麗な丘陵から延びたすらりと長い脚。


それにさっきエスカレーターで俺に見せたツルツル部分の潤いに満ちたあたり。

跨った友美は、入口で楽しんでいる。一気に奥までは入れたくないのだ。これも友美の性癖で、一気に奥まで入れてしまうと、すぐ絶頂を迎えてしまうからだ。だから黙って、友美の好きなようにさせてやる。
ただ、ついさっきしたばっかりなので、余韻が残っていたんだろう、早くも友美の腰使いが尋常じゃなくなってきて、そうこうしてる内に、また勝手に1人でいった。早くなった息づかいで、俺の鎖骨や首を甘噛みし、俺の肩に爪を立てしがみついている。


こうなると俺が圧倒的に優位だ。友美の腰を引き寄せ、下から打ち付ける。友美はいきまくる。この体制で、この短時間で、もう5回はいったであろう。このままだと俺も果ててしまうので、まだ昼間だし友美との夜は長いので、友美を横に寝かせ抜いた。
ほわほわしてる最中なのだろうが、友美はそれだけは忘れないで、もそもそ身体を起こし、俺のものを綺麗に舐めて、またほわほわに戻って行った。


俺は自分の呼吸が落ち着くのを待って、バスルームに向かった。弟くんとは会わなかったが、バスルームの脱衣所に、本来ならそこにあるはずのない、昼間多目的トイレで履き忘れてきちゃったはずのグリーンのサテンのパンツがあった。
なるほど。友美は履き忘れたんじゃなくて、わざと俺に見せる為に脱いでいたのか。これも友美の作戦か・・・と、
とりあえずシャワーを浴びながら、今頃ベットで友美が「作戦通り!」って、ほくそ笑んでるんじゃないかと思うと、次はどんな体位でとっちめてやろうか、さらに闘志がわいてきた。

subject>そこまでの過程 13-06-24

subject>そこまでの過程 13-06-24



横浜市郊外にある駅前のロータリー。週末という事もあり、通勤帰りのサラリーマンの姿はなく、どちらかと言えば遊んできた帰りであろうの若者の姿が多い。


「家まで送ろうか?」
と、敏樹はシルバーのワゴン車の中から運転席の窓を開け、あくまで自然に、爽やかな微笑みを浮かべながら、自慢のバリトンで、電車で帰ろうとしていた知紗子を誘ってみた。
ついさっき、同じサークルのメンバー3人と一緒に、敏樹の車で駅まで戻ってきたとこだったのだが、さっさと帰る他のメンバーをよそに、駅に着いてからもたもたと身支度をしだした知紗子だけが取り残されていたのだ。


知紗子は、そのバリトンで瞬間的に花が開いた様な笑顔になり「やった!」と、さっきまでは後部座席にいたのだが、今度は助手席に乗り込んで来た。スカートの裾を直したり、バックを膝の上に置き直したり、身支度を整えた後、シートベルトをしめようと・・・もたもたしている。
それには理由があって、助手席のシートベルトには、ストッパーが付いているからだ。緩めて留める為のアレなのだが、まぁ既に緩めて固定してあったので、実際にはそのままストッパーは意識せずに、ただカチッと本体に留めるだけで良いのに、知紗子がもたもたしてたので、これ幸いと、敏樹は運転席から身をよじり、手を伸ばして、そのストッパーをいじるフリをしながら、知紗子と10数cmという距離まで顔を寄せてみた。知紗子はほぼ敏樹の腕の中にいる。


敏樹の思惑通り、知紗子のセミロングからはシャンプーが香った。あわよくば、このまま至近距離で視線が合えば、合いさえすれば、そのまま口唇を奪ってしまおうかと考えていた。その上での「シートベルトいじり作戦」だったのだが、鈍感な知紗子は、敏樹がいじるストッパーの部分だけを見つめたまま、ただ成り行きを見守っているだけだった。


しかし敏樹は、その零コンマ何秒かで、裏の思惑を行動に移せたお陰で、タイミングを逸っする事なく、怪しまれずに知紗子の髪の香りを堪能するというチャンスをモノにした。
ただ、いじっていただけの知紗子のシートベルトを、今度はちゃんと・・・というか、ただ普通に留めただけなのだが、今までの動作がさも必要な手順であったかのように、スムーズな動きで正当化した。


「じゃー行こうか」と敏樹は車を出した。ここまでほんの15秒やそこらだが、敏樹の頭には知紗子の髪の香りがいっぱいに広がっている。もう、知紗子が会話の流れで、顔を敏樹の方に向ける度、いや、エアコンの風で知紗子の髪がゆらぐ度に、その香りが増幅され、車内を、敏樹を侵食していく。

高速に乗り、車はスムーズにクルーズし出す。国産だが2400cc、6気筒のエンジンは、このくらいのスピードが一番スムーズに走る。街の雑音も消え、心地よいロードノイズだけになっていた頃、敏樹は素直な気持ち半分と、知紗子に下心を見抜かれてしまうかも知れないというスリルを味わいたいのという思い半分で、

「知紗子の髪はいい匂いがするね」と声に出してみた。


やっぱり鈍感な知紗子も、さすがにそれには気付いたのか、一瞬身体を堅くしたけれど、敏樹があくまで普通の会話で、他意はありませんというトーンで発した言葉だったので、知紗子は一瞬でも異性として警戒してしまった自分のそれを気付かれたくなかったのか、恥じるように瞬時にこわばりを解き、心の中は動揺の真っ最中であったろうに、


「そう?」と、否定でも肯定でもない返事だけを返した。

知紗子はそこで、初めて敏樹への警戒度を1ランク上げたのだが、敏樹はそこまでの間で、知紗子の女としてのポテンシャルを完全に把握した。もうこうなると敏樹の独壇場だ。この後の展開やシナリオがどんどん頭に浮かんでくる。


まずはこうだ。今まで他愛もない話をしていた和やかな雰囲気を遮断し、自分から言葉を発するのを止めた。思った通り、知紗子から話しかけてくる事もなく、車内に静寂が訪れる。

知紗子の頭の中はこうだ。
「何か話してくれないかな・・・」、
「さっきの、どういう意味だったんだろ」、
「早く着かないかな・・・」だ。


だから敏樹はあえて何も話さない。そうしてる間にも車は知紗子の家に近づいているのだが、知紗子にはそれがとても長い時間に感じられた。

高速を降り、知紗子の家まで後5分というようなタイミングで、「お腹空かない?」と敏樹。長い沈黙の後だったので、変な緊張から解放された事と、余計な心配をしていて損したという思い、それと、うんお腹空いてる!という思いが、笑顔の敏樹を見て、知紗子を充たした。


そんな安堵した知紗子の嬉しそうな表情を見て、敏樹はまたしてやったりだ。敏樹の目的は、知紗子の頭の中を自分でいっぱいにさせる事。これで第一段階はクリアだ。例えこのまま何もなく帰ったとしても、知紗子の頭の中に、敏樹という気になる存在は根付いたからだ。

「何食べる?」、「何食べたい?」とは敏樹は聞かない。そんなどうしようもない不毛な会話が嫌いだからだ。
なぜって、知紗子の答えは絶対に、
「何でもいい」か、「何にしようか?」、という質問返しなのが見え見えだからだ。知紗子のポテンシャルなんてものはそんなもんだと、敏樹はもう完全に理解している。だからあえて聞かない。
知紗子は「どこいくんだろ?」、「たぶんファミレスだろうし、何食べようかな?」ぐらいの選択子しか浮かんでいない。


だが、車はどんどん知紗子の家に近づいている。知紗子は、この先にファミレスなんてないのに?と訝しげな表情なのだが、敏樹はそれは見て見ぬ振りで、コンビニの駐車場に車を入れた。
知紗子は、コンビニ?、車でお弁当食べるの?と、更に訝しげになるが、敏樹はただ「待ってて」と知紗子を車内に残したまま、店内へと入って行く。知紗子はさっきホッとしたのも束の間で、またドキドキが止まらなくなっている。

「もしかしてホテルとか連れ込まれちゃうんじゃ?えー、どうしよう・・・。」
そんな考えが頭を駆け巡る。だが、すぐに敏樹が買い物を終え車内に戻ってきた。


「これで俺が何か美味いもん作るよ」と敏樹は笑顔を浮かべ、すぐに車を発進させた。

予想外の展開で、知紗子は少しパニックになっている。
「敏樹君が料理作ってくれるの?」
それは知紗子もちょっと嬉しかった。期待してしまったのだ。この時点で知紗子の負けだ。
冷静な状態であれば、「散らかってるから部屋はムリ」とか、「いきなり部屋にって・・・困る」とか言えたのだろうが、緊張と安堵との繰り返し、それと敏樹への興味が、更に「なに作ってくれるの?」と言わせた。


これは不毛な会話なので、普段なら答えたくもないのだが、知紗子が手中に落ちた事の喜びで、敏樹は「それは出来るまでのお楽しみ」とだけ答えた。


知紗子のマンションの来客用駐車場に車を停め、後部座席に置いておいた食材を抱え、先に車を降りていた知紗子に微笑みかける。敏樹はそういうさり気ないところに抜かりはない。知紗子はそんな敏樹の横を、チラチラと横目で盗み見ながら歩き、二人で狭いエレベーターに乗り、7Fの知紗子の部屋に向かった。


部屋のカギを知紗子が開け、「どうぞ」と敏樹を先に促した。知紗子は網のサンダルで、脱ぐという儀式に時間が掛かるからだろう。少しは出来る子なんだと敏樹は思い、大抵はそこにあるだろうという場所にあった玄関の明かりのスイッチを適当に点けた。
玄関とキッチンの明かりが点く。「ありがとう」と知紗子。暗がりでサンダルのスナップが上手く外れなかったようだ。


敏樹は抱えた食材を右手のキッチンに置き、整頓されたカラフルなキッチン用品が並んでいるのを横目で確認しながら、奥へと入っていく。この辺でこの広さなら月10万というところだろうか。左がベランダなのだろう丈の長いカーテンが掛かっている。突き当りの正面がベットで、右にはテレビにカラーボックス的な衣装ケースなどが並ぶ。
天井から下がってる照明のスイッチを引っ張るも、明かりが点かないので、敏樹は少し戻って部屋の入り口の壁にあるスイッチを押した。

部屋全体がピンクピンクしてたら帰ろうかとも思ったが、そこはパステル系で女の子的ではあるが、ある意味シンプルで整頓された、きちんと知紗子の個性が出ている部屋だった。敏樹はこの感じは好きだった。


「エアコン着けて」と知紗子。リモコンが見当たらないので、玄関でまだ何かやってる知紗子の元に戻る。知紗子は玄関に屈んで俺の靴の向きを直していた。敏樹は女の子のそういうところが好きだ。「リモコンないよ」との答えに、知紗子が、「ベットかも?」と、敏樹の脇をすり抜けて奥へ消えていく。
しばらくすると、「ピッ、ピッ、ピッ」と電子音がして、エアコンが動き出した。

「さてと」、敏樹はキッチンで手を洗い、食材を取り出す。包丁は・・・っと、シンク下の扉の裏にあり、まな板も丁度そこに立て掛けてあった。
鍋は・・・っと、目の前の吊るし棚に綺麗に並んでいたので、その中でも1番大きいものを取り、6分目まで水を入れて火にかけた。フライパンはコンロの横に立て掛けてあったので、それを隣のコンロの上に置く。


そんなところへ、知紗子がタオルと着替えを持って、部屋から出てきた。


「シャワー浴びてくるね」


おい、それなら「先にシャワー浴びれば?」じゃねーの?って敏樹は思ったのだが、まぁこんなとこで怒っても仕方ないので、寛大に笑顔だけで知紗子にいいよと答えた。


袋からにんにくを取り出し、1片を細かく刻む。それをフライパンにぶちまける。オリーブオイルを開け、それもフライパンに。調味料の棚にあった透明な瓶の中にあった鷹の爪を取り出し、パキパキといくつかに折り、種を取り除いて、それもフライパンへ。黒コショウも、かわいいヨーロッパ製の揃い調味料入れにあった。IKEAだろう。


鍋の湯はまだまだ沸きそうにないので、作業はそのままにしておいて、また部屋に入ってみると、ベットの上に俺用であろうバスタオルと、バスローブが置いてあった。バスローブは知紗子のだろうか、どう見ても小さいし、多分着ないだろうなと思いながら、部屋を見回す。さすがにいきなり引き出しを開けたりはしないが、どこに何があるか、下着がどこにしまわれているかはすぐ想像出来た。

バスルームからはシャワーを使う音がする。


敏樹は、その音を聞き、覗きたい、というかこのまま服を脱いで突入しちゃおうかとも思ったが、さすがにいきなり過ぎて、悲鳴でもあげられたら人生終わっちゃうので、あくまでも紳士な敏樹は、湯が沸くのを待ちながら欲望と戦い続けていた。


鍋が大き過ぎたのか、知紗子んちのガスが弱いのか、中々お湯が沸かず、また部屋に戻って手持無沙汰を解消していたら、知紗子がシャワーからあがったのか、浴室の扉の開く音の後に、もわっとした湿気が部屋に流れ、同時にさっき堪能した知紗子の髪と同じ香りが部屋を満たしていった。


「敏樹君もシャワー使う?」と、まだ濡れた髪をバスタオルで拭きながら、ライトグリーンのキャミソールに白いショートパンツ姿の知紗子が、花の香りを振り撒きながら出てきた。


「でも、パスタが途中だし」


「いいよ、あとやっとく」


「そう」

って、作らなくて良くなってしまったが、お言葉に甘え、知紗子が使っていたバスタオルを奪い、あとを任せた。

ちょっと強引だったけど、この知紗子が使ったタオルを奪えたのは重要だ。シャワーから出てきてからの楽しみが出来た。


お風呂は普通のユニットバスだが、知紗子は綺麗に掃除しているようだ。排水溝に長い髪の毛が詰まっているという事もなく、むろん壁にカビなど生えてなく、花の香りが充満していて、下半身が反応しそうになるのを堪えた。落ち着かせるように、ゆっくり目にシャワーを使い、それでも2分やそこらなのだが、扉を開け脱衣スペースに出た。


そこで残念なお知らせが目の前に広がった。知紗子から奪った、知紗子が使った知紗子の香りがするであろうお宝タオルはなくなっていて、さっきベットで見た、俺用の新しいタオルと、案の定小さいバスローブが置いてあった。

「それ着て」と知紗子の声。返事をせずに、俺はタオルだけを腰に巻いて出て行った。
振り向いた知紗子は、「やだー」とだけ言い、パスタの鍋に戻った。
「ビールは飲めないから、お茶でいい?」と知紗子が言うので、泊っていってってわけじゃないというスタンスは感じたが、それはこの後の展開によるだろうと思いつつ、お茶をもらう。


「座ってて」って知紗子が言うので、料理するっていう建前で上がり込んだのに、そんな事はもう忘れちゃったのか、知紗子がペペロンチーノを仕上げてる。

腰に巻いたタオルは、そんなに湿っているわけでもないが、そのままベットに座るのは忍びないなーと思って、しばらく立ち止まっていると、パスタを盛ったお皿を両手に、知紗子が現れた。


「いいよ、そこ座っちゃって」と、ローテーブルの前のクッションを視線で促してくれた。
「ちゃんと、人の気持ちを読めるんじゃないか」と敏樹はまた少し知紗子に感心し、二人並んで座ってパスタを食べ始めた。
「美味しいね」、「美味しくできたね」と、会話を交わし、一気に二人ともパスタを平らげた。ちまちま食べない、こういうもりもり食べる子も敏樹は好きだった。


お皿を知紗子が下げに立ち、敏樹は継ぎ足してもらったお茶を飲んでいたら、知紗子が戻って来た。
だが、敏樹は目のやり場に困ってしまった。知紗子のキャミの胸の部分に、突起物の形が浮き出ていたからだ。それがいつからかは知らないが、もう胸は見れない、視線を知紗子の顔から逸らせなくなってしまった。
もう一旦エロを見つけてしまうと、男って生き物は、見ちゃいけないって解かってても、本能で視線を向けてしまうからだ。


敏樹はそれを理性で封じようと集中した。

敏樹はそんな予想外の緊張に晒されてしまい、さっきまでの冷静さを失いかけていた。


その時、最悪の事態が発生した。バスタオルの中で、まだ解放されてはならないものが、自己主張を始めてしまったのだ。

もう、知紗子のキャミソールだとかって話じゃない。ピンクに染まったショートパンンツから生えた知紗子の脚も気になって気になって仕方がなくなっている。だから知紗子の目から視線が外せない。必要以上に見つめてしまっている。

知紗子のおしゃべりは続いているが、内容は全然頭に入ってこない。念仏でも唱えたいところなのだが、そうもいかない。集中しなくてはと思えば思うほど、知紗子が何をしゃべているのかがどんどん解からなくなっていく。

さすがに知紗子がそれに気づいた。敏樹のバスタオルを注視している。敏樹は終わったなと、追い出されるのを覚悟した。作戦半ばで戦場を去らなくてはならなくなったのは残念だが、まぁ仕方ない。そう思っていると、

「男の人ってすぐ反応しちゃうんだね」と、知紗子が不思議なものを見たというような顔をしている。


さて問題です。敏樹はどうしたら良いのか、二択に迫られました。
このまま覆いかぶさり一気にいく。というのもいけそうではある。でも、それではただの野獣。勢いに任せてる感が強過ぎで、後々の心象も良くない。そう思った敏樹は、もう一つの案を選択した。


「女の子も一緒だよ」

と、知紗子が抵抗する間もない程の敏捷さで、キャミソールの上から、知紗子の膨らみをジェントルマンタッチした。「やだー」と知紗子。もう敏樹の手は、元の位置に戻っている。


一呼吸置き、

「ホントだー」

と、はにかむ知紗子に微笑み掛け、

「じゃー帰るね」と、唐突に切り出し、
「俺が料理するって言ってたのに、ご馳走さま」と笑顔で言い、すっと立ち上がり、脱衣所へ向かった。

ここで後ろ髪を引かれてモタモタしてはいけない。テキパキと流れるような動作で服を着て、玄関まで慌てず急がず、でも知紗子に声を掛けさせるタイミングを残すというスピードで事を進めた。


すると靴を履こうとしていた敏樹の背中に、やはり知紗子が、


「帰っちゃうの?」


「うん、今日は帰るよ」


「・・・・・」


「そんな寂しそうな顔すんなよ」


「だって」


「じゃー、どうしたいの?」


「わかんない」女に言わすなってか。と敏樹は思ったが、もう少し焦らす事にした。


「俺ね、知紗子に興味はあるよ」、「でも知紗子は俺の事好きじゃないだろ」


「わかんない」


「ほらね、好きじゃないじゃん」


「そんな事ない」、「ちょっと好き」


「ちょっとって何だよ」


「だからわかんないんだってば」


「知紗子は好きでもない男と寝るの?」


「ううん」


「でしょ、じゃー俺は帰らなきゃダメじゃんか」


「・・・・」


「じゃーね」と敏樹得意の笑顔。これが効いたのか、知紗子が落ちた。


「帰っちゃやだー」と知紗子の目に涙が溢れてきた。


敏樹もここまでくれば満足なので、知紗子の手を引き部屋に戻っていった。さっきまで花の香りでいっぱいだと思っていた部屋だったが、やっぱりペペロンチーノの匂いもそこに混じっていた。

subject>下方志向 修正版11-09-29

subject>下方志向 修正版11-09-29






今日は日本人男性の下方志向のお話です。言葉を言い換えると『負け犬根性』になるのかね、まぁ話を進めます。

日本人は女を買いに(嫌な言い方ですみません)東南アジア、フィリピンやタイや韓国へ行きます。決してロスやニースやミラノには行きません。金髪女性に興味津々なのにも拘らずなのです。

これは渡航費の問題もありますが、一概にお金の問題だけではありません。金髪女性、ロシアやウクライナなど東欧女性がいるパブやクラブは、私の地元にも何件かあるようですが、いわゆる欧米な女性がいるお店はありません。まず街で見かけないですしね。やはり流行らないんでしょう。もちろん日本に働きに来るっていう流れ、必要性が欧米の方になかったり、そんな仕事をわざわざ日本でしなくても、水準の高い生活を自国で維持出来るからかも知れませんが。

ですが、中国や韓国、フィリピン、タイの子がいるようなお店はホントに腐るほどあります。それだけ持てはやされているんでしょうね。

それと、よく街中で見かける光景として、イカツイおさーんが喫茶店に連れてくるのはフィリピ-ナばっかですし、街中で金髪の女性をこれ見よがしに連れて歩いてる男を見かけるのって、六本木とか麻布、広尾界隈くらいなんじゃないかと。まぁ横浜に金髪女性がいないわけじゃないんです。青葉区にはいっぱいいます。外資系にお勤めの方、その奥様という方々です。ですが、中区や西区には、いてもまぁ大体は外国語学校の講師とかですかね、ただそういう女性を連れてる日本人男性を余り見かけないというお話なんです。出会いが無いのかというと、もちろんそれはそうかも知れませんが、絶対的な人数も少ないでしょうからね。

で、やっと本題です。敗戦国の日本人には、「どうせ俺なんて」という『負け犬根性』が根付いてしまってるのか、自分に自信のない男が多いです。下方志向というのはそういうお話です。

まず、下方志向男子は、明らかに不細工な女の子にしか声が掛けられません。それは「俺でも簡単に口説けそうだから」、「他から誘いを受けてなさそうだから余裕かも?」っていう理由からなんです。

下方志向の男は上級な女性には声を掛けられません。それは馬鹿にされるから、相手にされないから、恐いから、そう思い込んじゃっているからです。尋ねても言葉では否定するでしょう。本質を見破られたくないからですね。自分の弱さを見せたくないんですね。気持ちに余裕がなく、自信がないため、人それぞれあるコンプレックス、背が低いとか、包茎だとか、極端にモノがお粗末だとか、早漏だとか・・・、そういうのも手伝って、思い込んじゃってるだけな気もしますが、過去のトラウマなんかも含めて、下方志向に陥ります。

でも、下方志向で口説いたりした女の事は、付き合ってるとは本心で思ったりはしません。そんな不細工女を自分の彼女という括りに入れたくないんですね。だから親はもちろん、友達にも彼女としては紹介しません。そこにはその男のつまらないプライドが邪魔をします。「俺が付き合ってきた女はみんな綺麗だった」と、思いたいんですね。そういう歴史にしたい願望は一応あるんですね。言う事とやってる事が違いますが、自分の事なんで目をつぶるんです。考えないようにしてるんですね。

要は、その女は、お金を払わなくて良い体の良い風俗孃と同じです。

男にしてみれば、下方志向でゲットした女とは、性のはけ口として、ただやれれば良いだけなので、セフレ…、いやそれ以下ですね、便所ぐらいにしか思ってないでしょう。適当なこと言ってればやれる訳ですから、都合の良い女性器という位にしか思って無いのかも知れません。

下方志向男子は、不細工女を自分よりはるか下に見ていますから、普通なら通りそうにない苦し紛れな安易な理由、この程度で誤魔化せる、騙せると思っています。なので、結婚してるくせに、もう離婚する事になってるとか、別れるつもりだとか。一緒に住んでてラブラブな夫婦生活を送っているのに、別居してるとか言うんですね。でもその別居先には連れて行きません。なぜかと言うと別居なんてしてないから、そんな家は始めっからないからですね。スーパー大適当の口からデマカセ三昧です。

終いには「君と結婚したいと思ってる」とか思ってもないセリフを吐きます。そうでも言って騙しとかないと、やれる女をキープ出来ないからですね。本当は彼女とすら認めたくないような不細工だって思っていてもです。

だって、本当は超スタイルの良い、とびきりのイイ女とやりたいけど、絶対そんなの無理だって思い込んじゃってるもんだから、我慢して目をつぶって、でもこれくらいだったら出来ると思うってレベルの不細工女としか縁がありません。

でも下方志向男子は、そんな自分より下に思ってる底辺の不細工女に振られるってのは、それこそプライドが許さないですし、レベルが低かろうが都合の良い唯一の性の捌け口を失うのが恐いんです。俺はその程度のレベルの女に捨てられるような男じゃない、俺の方が上にいるって思いたい。底辺の女を服従させて、そこで自分を客観的に優位に立たせ、自分を誇示したいんでしょう。そういう志向が下方志向です。

でもですね、そこで困るのが、その下方志向男子と「付き合ってるのよあたしー」って思い込んじゃってるスーパー不細工な底辺女なんです。「私の彼氏って、かっこいい♪」、「そんな彼氏と付き合ってる私って、やっぱりかわいいんだ♪」って助長させちゃうわけです。その、ただやるだけの為に騙されてるだけの不細工女は、もちろん同性からは、騙されてる事に気付いてないんですから、ただただ馬鹿にされます。アホアホアホとしか思われません。

でも不細工女はそうは思ってません。どこまで行っても「私の彼氏かっこいい♪」としか思ってません。だから「私って羨ましがられてるんじゃ?」とか、「みんな私の彼氏、狙ってるんじゃ?」とか、本来考える必要のない不安にかられます。

自分のパンパンの顔も、お腹の贅肉も、人の倍もあるような尻や、大根の数倍も太い足は見えないんでしょうか?腐ったアンパンマンみたいな顔で、人前で水着になれない身体なのにも関わらずです。自分でも薄々気付いてるのかも知れませんが、見て見ぬフリをして、ずっと夢心地でいたいんでしょうかね?不細工女はそうやって不幸のどつぼのどん底に落ちていくんです。騙されていたい、このまま嘘でもいいから幸せでいたい。かわいそうなやつです。そんな幸せ最初っからないのにね。いつかは捨てられるのに。それも近い将来、絶対に。

なぜかと言うと、それは簡単な話です。下方志向男子は、常にもうちょっと上に行きたいって思ってるからです。いくら不細工でも、もう少しマシなのとやりたい、もう少し若いのとやりたいって思ってるからです。本当は、出来たら「友達に見せびらかせる程の良い女」とやりたいと思っているのですが、それは無理だからって思い込んじゃっているので、「少しでも若ければいいや」、「少しでも痩せてればいいや」ってとこで妥協します。「今の不細工女よりは多少マシだし」って、もしちょっとでもマシなのが口説けたら、騙せたら、その不細工女には、「今まで言ってた事は全部嘘だった」って、どう思われようが捨てちまえばいいって思います。何も言わないで着信拒否にしてシカトかも知れませんけどね。それはその人によりますね。

ゆえに、下方志向男子は、食物連鎖で言うと「一番下じゃなければ良いって思ってる負け犬根性男」の事を言います。その下方志向男子に好い様に弄ばれてる不細工女は、さらにそれ以下という事になります。

subject>試練の坂 11-10-03ver.

subject>試練の坂 11-10-03ver.


助手席の彼女の手を引き寄せて、口唇を奪ってしまいそうになる衝動、またそれを拒否された時の、全てを失うかもしれないという恐怖心。彼女の家の前、彼女を幾度となく送って行ったそこが「試練の坂」。

何度となく通った、通いなれたその坂が、ある日を境に変わった。サインが出されたその日からだ。「まだ帰りたくない」でも、目をつぶってキスをリクエストされたわけでもないが、彼氏が彼女を家の前まで送り届け、降りる時に彼女が彼氏に対してキスをせがむ、見つめる『間』みたいな、『待ってるんだから』というようなものが一瞬あり、その後、彼氏じゃないんだった…みたいな勘違いしちゃった的な発言「あぁ(違うんだった)」と、「何でもない…(微笑)」があり、それがあえて言ったんじゃないかというような演技っぽさも垣間見えたので、彼女が間違えたのではなく、自然とその『間』を作ってしまった様に感じた。それこそが男心を振り回すテクなのかも知れないが、既に振り回されても良いと思っていたし、振り回されているから見返りもなしに彼女を送ってきてる自分がいる。それは、彼女と少しでも一緒にいたいと思うから、誰よりも彼女と一緒にいたいという独占欲と、周りから一番の仲良しと思われたい願望からである。
彼女が別れ際に見せた仕草、一言がぎこちなく感じてしまったのは、彼女自身がホントにぎこちなくなってしまっていたのか、ただ俺が妄想で自分の都合の良いように勘違いしてしまっただけなのかはやっぱり判らない。なので俺の妄想は膨れ上がる。

彼女の家からの去り際は、いつも後ろ髪を引かれる思いだ。車を出した後にも、戻って追いかけて抱きしめてしまおうと何度も思った。家の前で、ご近所さんに見られちゃうかも?とか、家の扉を開けて既に入るところだったりしたら、ご家族に見つかっちゃうかも?とか、その都度自分に言い訳を用意して思い留まる。その代わりに、次はこう言おう、こうしようと、自分に言い聞かせる。
でも、次もその次も、結局は何も出来ず何も言えず、「じゃぁね」と言って別れるのだ。臆病なままなのである。

そんな事が何回かあって、でもやっぱり我慢できずに送ってった後、しばらくしてから車を停めて電話で「好きだ」と告げた事がある。その時の彼女の反応は、「いつも一緒にいるから、私の事を好きなんだって勘違いしちゃってるんじゃない?」だった。勿論そんな事はない。一緒にいるから好きだって思っちゃったんじゃなく、好きだから一緒にいるんだ。
でも体良くすかされた感が残った。言わなければ、告白しなければ良い関係のまま、Best Friendのままだったかも知れないのに、というそういう虚しさだけが残り、大きな損失に胸を痛めた。
だが、次の日の朝、彼女は昨日までの彼女と何も変わらず、屈託のない微笑みで俺を迎えてくれた。そこで何も変わっていないのだと安堵し、平常心を取り戻す。それが平常心なのか、彼女のマインドコントロールなのかは今になっても判らない。まぁ振り回せてるっていう状況も好きだったし、振り回され続けたかったのも事実。

subject>追憶 06-06-19

subject>追憶 06-06-19



ふと昔好きだった女を思い起こす瞬間がある。
それは何気ない日常生活の中で起こる。きっかけがあるわけでもなく、突然にそれはやってくる。

平穏な日常、その女性の事など考えてもいなかったはずなのに、街でたまたま聞こえてきた口癖が同じだったり、香水の香だったり、似た後ろ姿だったりする。

昔の事。と、割り切りは付けていたはずなのに、それはその割り切りを付ける前の熱かった頃の感情を呼び覚ます。そんな引き出しがまだ残っていたのかと、自分でも可笑しく思うのだが、また会いたいとか、話したいとかとケジメを付けた時以前の思考で考え始めてしまうのだ。

これは俺がとか、男がとか多分関係なく、男女の間には必ず起こる事変なのだろう。それだけ人の脳には恋愛の情報が濃く刻まれているのである。しかし片一方で「女は当分懲り懲りだ」と考えたりもする。まぁ、良くも悪くも頭の片隅には必ず異性の事が必ずあるという事なのだ。
で、その後どうするかと言うと、これは個人差がある。恥も外聞もなく連絡してしまうパターン、想い出の品を押し入れから引っ張り出して眺めるパターン、それはそれと割り切って懐かしさに微笑んで終わりにするパターンなど。どれが正解とか、どれがかっこいいとか、そういうのではなく、そんな事より今これからの恋に全力で向かい合う方が、大事なのでは。

昔の自分だったら伝えきれなかった想いも、今だったら伝えられる!そう思うのは冷静だからで、気持ちが幾分冷めているからなのだ。冷めた想いは伝わらない。熱いからこそ想いは相手の心を捕らえるのだ。
だから今熱くならなくてはならない。全てはこれからの為に。これから訪れるであろう新たな出逢いの為に。

subject>八重歯 01-04-05

subject>八重歯
2001/04/05著



二人の瞳にそれぞれお互いが映っていた頃に撮った彼女の写真は、今も尚その中で微笑んでいる。後ろに組んだ手と、首から顎へのやわらかいライン。微笑んだその唇から覗く八重歯。その頃から何が変わったという事も無いのだが、写真の中の笑顔を今となっては、見出す術はない。

お互い視線を合わせない様意識して、でもそれがあえての部分なので、わざと逸らしている事が判る。素直になれない二人なので、距離を置いてはいるが、もしかすると、いや絶対、この今の距離によりまた、より強く結ばれるのであろう。

シカトを決め込んではいるが、本質的なものでは無いと思う。これといった根拠は無いのだが、お互いがそれぞれ、あえて取っている行動?自分がそうであるのでそう思うのだが、彼女もそう思っての行動だと思う。自信ではないが、理解し合える者同士だからか・・・。

「素直になればぁ~」と、周りに言われ、すっごく良くわかるのだけれども、そんなに簡単ではない。それほどのケンカをした訳ではないし、お互い話すきっかけが掴めないだけなのだろう。困惑した俺の様子を窺っているフシもある。俺の行動を様子見ている。

でも、俺からの譲歩は、今後の事を考えると癪にさわるので、今はほおっておく事にしている。だめかな・・・?そのうち、さみしいのだから向こうから折れて来る?微笑みかけてくるだろう。怖いけど、その微笑の意味が。

ダメになる時は、しかたの無い事。そういうもの。それが恋。終わりと言うか、エンディングがあってこその物語。だから、どきどきもするし、笑いもし、泣きもするのだ。実際問題この文章を書いている俺も、実はさみしかったりする。どうなる事やら・・・。

多難と、攻防が二人の明日を生み、育む。お姫様はいつ八重歯を見せてくれるのだろう?今は真面目にしてればいいのかな?



後ろで俺の笑い話に耳を傾け、シカトしてるくせにちっちゃく噴き出しちゃったりしてる、そんな彼女でした。

※上戸彩と全く関係ないよ、毎回言いますがw

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