2017年1月7日
1月の三連休初日。
本当は長野県の某所へ泊まりがけで行く計画を立てていたけど、諸々あって断念(>_<)
(この長野県の某所は、昨年も行く計画立てたら身内の不幸があって行けなくなったり…。2年連続で断念することになって、私にとって鬼門なのかもしれない)
その代わり、日帰りだったら丸1日出掛けても構わないということだったので
元旦から始めた坂東三十三観音巡りの続きで、2~5番札所を一気に巡ってきました。
★坂東三十三観音 第2番札所 岩殿寺(神奈川県逗子市)
JR逗子駅から徒歩で約15分で到着。
閑静な住宅街の細い道を抜けたところに岩殿寺の山門があります。
山門の扉には笹竜胆の紋が。笹竜胆=源氏にゆかりがある紋です。
かつては源氏の一族が篤く信仰していて、特に源頼朝は、文覚上人に勧められて
岩殿寺のご本尊の十一面観音を「守り本尊」としていたとか…。
本堂に向かう階段の途中にあった爪堀地蔵尊。
弘法大師が自らの爪で彫ったものだという言い伝えがあるそうです。
長い石段を上りきったところにある観音堂。
1728年(享保13年)の建立で逗子市の重要文化財に指定されています。
観音堂の裏手にある奥の院。
以前は階段を上って奥まで覗けたみたいですが、今は落石の恐れがあるということで立入禁止になっていました。
岩殿寺は作家の泉鏡花ともゆかりがあります。
逗子滞在中に何度も訪れていたそうで、岩殿寺を題材にした作品も書かれました。
この「鏡花の池」は泉鏡花夫妻で寄進したものだそうです。
観音堂の辺りから見た逗子の市街地の風景。
逆光だったので上の方が白っぽくなっているけど…相模湾の方まで見えます。
御朱印
山門の手前にはアジサイがいっぱいあったので、6月に訪れることをオススメしたいです。
激込みの鎌倉エリアより、じっくりとアジサイを堪能できるはず
…と、この記事を最後まで読んでくれた方にはこっそり教えておきます。