恐るべき最終処分場汚水漏れの実態(ごみから社会が見えてくる)

http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12031143804.html

2015-05-26 04:57:03

テーマ:地層処分

http://gomif.blog.fc2.com/blog-entry-192.html

 

<ごみから社会が見えてくる>

恐るべき最終処分場汚水漏れの実態

 

2015/05/16 13:12

先日の栃木県塩谷町での指定廃棄物最終処分場反対集会で登壇された関口鉄夫先生から驚愕のスライドを頂きました。(ちなみに関口先生は宮城県加美町でもご講演されています)

 

最終処分場は3つの型があり、もっとも強固な構造のものはコンクリート製で「遮断型」と言います。福島県の中間貯蔵施設および県外5県で計画されている指定廃棄物最終処分場も遮断型処分場で、コンクリートを二重にするなどの補強をする予定となっています。

二番目が一般ゴミや特定有害物質以外の産廃は「管理型」と言い、これはゴムやビニールの遮水シートを敷いただけの構造です。

三番目が「安定型」と言い、素掘りの穴のみでシートなどはありません。ただ埋めて良いものは廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず、がれき類などの性状の変化しないものとされています。(違反多数)

 

いただいたのは長野県の某最終処分場(遮断型)の画像です。

 

<画像多数、リンク元でご覧ください/以下転載続き>

 

思わずぞっとするような漏洩の様子が分かります。周辺住民の方々は大丈夫なのでしょうか。

この2つの業者は、地元市民がブログに漏洩疑惑を載せたことに対し、名誉棄損で計2000万円以上の損害賠償を求めるというスラップ訴訟を起こしました。この判決は今年どちらも市民側が勝利しましたが、1社は控訴しています。(20151月時点)

詳しくはこちら⇒放射能を考える佐久地区連絡会

 

スラップ訴訟には勝っても、汚水漏れは止まっていないでしょう。住民の方々の受難は続きます。

 

 

さて親方日の丸は、指定廃棄物の遮断型処分場の安全性についてこう説明しています。

環境省HP 処分施設の安全性

遮断型処分場

 

市町村長会議Q&A

遮断型100

驚きました。「鉄筋コンクリートはサビを防止すれば100年持つ」そうです。

ちなみに「管理型処分場のゴム製遮水シートも適正に使用すれば100年持つ」と説明しています。

99.99%防除」の次は「100年寿命」ですか!何だかテレビ通販みたいですね。でもその実態は上の写真でバレバレですよ。

 

今回初めて8000/kg超の指定廃棄物を埋立てる計画ですが、遮断型も管理型も100年安全としながら、実はその下にベントナイト層を入れることになっている。やはり漏れることを想定しているのです。そうした上で万一遮水工が破損したとしても、ベントナイト層で放射性セシウムをキャッチして、やがて地下水に到達する頃には安全なレベルまで自然減衰することを想定しているのだそうです。

何て都合の良い話!そんなに計算通りに行くと本当に思っているのでしょうか?皆さんこれ以上騙されてはいけませんよ。

 

wikipediaより)

遮断型処分場

重金属や有害な化学物質などが基準を超えて含まれる有害な産業廃棄物を保管する。廃棄物が無害化する事はないため、公共水域と地下水から永久に遮断を保つよう管理し続ける必要がある。このため、有害物質を含む漏水が周辺の一般環境へ漏洩しないように、厳重な構造設置基準(コンクリートで周囲を覆うなどの遮断対策など)・保有水の漏出管理が厳重に行われる。将来の新技術に最終処分を託す、長期・無期限保管場所といえる。屋根構造形式、人工地盤形式、カルバート形式など。

 

犯罪組織の関与

産廃処分業は収益が大きいため、産廃処分業者の中には暴力団関係者が一定程度以上存在すると言われている。この暴力団による産廃業支配や、一般的に産廃業者が引き起こす問題を解決するため、行政関与型の処分場建設と管理が考えられるようになった。すなわち旧厚生省が策定した第三セクター方式である。同方式は、民間・行政双方が関わる形で設立された組織体が最終処分場の建設・管理を行い、廃棄物を処理するというものである。

ただし、この方式にも問題事例と思われるものが存在するという指摘も根強く、そのようなケースでは、結局は一部の人々の利権構造を維持・再生産しているだけではないかという批判[5]もある。