松江の湖と川による季節感 | 院長のブログ

松江の湖と川による季節感

 松江市には日本で5番目に大きい中海、6番目に大きい宍道湖があり宍道湖と中海を大橋川がつないでます。

湖どおしをつなぐ変わった川です。

大橋川の名前は最初に大橋という橋が江戸時代に完成し、橋の名前が由来になったというなんか、前後が逆のような川です。中海は日本海にそそぎ、日本海から海水が流入してます。また、潮、気圧など様々な要因で中海からの水が大橋川を逆流し、宍道湖に流れ込んでます。そのため、川の流れは絶えず変化し、その変化によってさまざまな魚が日本海から中海、大橋川を経てはるばる宍道湖までやってきます。

通勤時に川の流れが変化しているのを眺めるのはなかなか楽しいもので、特に、冬の時期は川を泳ぐ渡り鳥の鴨や雁の進行方向とその後にできる波の形で川の流れがわかります。

渡り鳥がいなくなり始めると橋の上からスズキなどを狙った釣り人が現れ、夏になるとレガッタ(4人で漕ぐボート)

大会に向けて練習をする姿が見え、四季折々の大橋川の変化を感じることができます。