らふてぇ
皆さんは、豚肉料理は好きですか?
ミートショップヒロでは、毎日の昼食は当番制で社員達が順番に賄いを作ってくれます。
今までに料理なんて作った事のないスタッフもいますが、お客様の毎日の食生活に欠かせないタンパク源(元気の素)を扱っている者として、調理方法も探究してお客様にいろんな提案ができるようにと、当番制にしました。
写真は、先日の当番でバックヤードの元気印「なっちゃん」が、私のリクエストで「らふてぇ」を作ってくれました。(なっちゃんは、先日のボウリング大会の優勝者です)
「らふてぇ」とは、沖縄の名物料理ですが、私は沖縄の豚肉料理のなかでも
傑作中の傑作だと思います!
基本的にバラ肉を皮付きのまま料理しますが、皮についている毛は毛根まで包丁やピンセットできれいに除いたり、ガスバーナーなどで燃やしてしまいます。
その後、皮付きのまま5~6センチの角切りにして、厚手の鉄鍋でじっくり煮込みます。
肉は、皮の下に白い脂身の層、その下に赤身と三層になっていて、弱火でじっくり煮込んでいくと、まず脂が溶け出し、この脂で皮と赤身が煮込まれていきます。
味付けは、多少好みもありますが、大きな塊をした氷砂糖と醤油で、たっぷり半日以上をかけて煮込みます。
こうしてできた「らふてぇ」は、まず皮がゼリーのようにやわらかくなっていて、煮込みきったせいで脂の抜けた白い部分と赤身、そして皮の三味が一体となったオーケストラの味が素晴らしいんですよね!
そして、この「らふてぇ」は、氷砂糖をたっぷり使って、佃煮のように煮込んであるために、気温の高い沖縄でも数日間は保存できる、まさに!「沖縄の智恵」とでもいいましょうか?
これなら、これからの湿気が多くて生温かい梅雨時でも安心かも?
皆さんも、是非試してみてくださいね!
この日は、この傑作中の傑作を。。。
はい!沖縄そばの上にトッピングしちゃいました。
勿論、最高の美味しさで、スルスルッと喉を通るそばと、ガッツリ系であって後味がしつこくない「らふてぇ」とのハーモニーを楽しませていただきました。
仕事の合間のちょっとした
贅沢ランチタイム!最高です。