これは私だ、という感覚。 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

二日連続ブログがいっぱい書けてうれしい!


ほんとうに大好きな片山洋次郎さんの本。

$ボディーワーカー小笠原和葉のクラニオで宇宙な日々

この方の本から、必ず一カ所くらいは私のクラニオワークショップの中で
引用させてもらっています。
整体の方だけど、カラダに対する愛と信頼があふれていて、
「ああ・・・カラダが心地よく緩んでいる方だな」って
読んでいて分かる。
読むだけでカラダが整ってしまう空気が漂うのです、片山さんの本は。

現代って、ほんとうに必要なのは、洪水のような情報じゃなくって
こういう「その中で少しでも動物としての感覚を取り戻すための技法」
なんじゃないかと思う。

この本にも書いてあったけど、
現代人の疲れは、肉体疲労ではなく(←これは休むことで比較的回復できる)
ちょっとずつの気疲れや疲労の蓄積が、慢性的なカラダの緊張(ロック)になってしまい、
そもそもリラックスという感覚が分からない、
そもそも疲れているという自覚すら薄い、

という身体的傾向になる疲れ方だと思います。
(こういう方にクラニオはとってもいいです)

子どもが寝るときの様子を見ていると分かるんだけど、
感じる力が発揮されていると、
昼間の緊張やアンバランスなカラダの使い方をリセットするように
もぞもぞもぞもぞ動いたり、寝る姿勢を調整したりしているのね。
いろんなものを持ち越さないように、カラダの感覚は冴えてそれを
ニュートラルに戻そうとしている。

現代人は、交感神経(アクセル)がんがんで
なかなか、こんなふうな動物としての本能は(片山先生の言葉で言うと)「フリーズ」してしまいがち。

そこでちょっと立ち止まって、カラダの奥の感覚に耳を澄ませたり、
情動に身を任せることが出来たら、
すごくカラダとつながることが出来るのに。

カラダの感覚って、
「これは私だ」「私はここにいる」
という感覚なんだよね。


そしてそれを身体感覚として知っているって言うことは、
根拠のない自信と言うか、
じわっとした安心感・安定感につながるのです。

ああ、それをボディーワークで感じてもらいたいな、もっとたくさんのひとに。

片山さんの本は、
ふわっと力が抜けていて、人間への慈しみにあふれていて、
「力が抜けない」人を正すのではなくそこへの寄り添いも深くて。

そんな中でふと立ち止まって実際に自分の奥の本能からの要請に
耳を傾け身を任せるための具体的な方法がたくさん詰まってます。

そしてこの本はね、時折挟まれている詩と言うか散文がまたいい。

ほんとうにねえ、
生き物としては「いかん」といえるくらい私たちってがんばってしまっているんだねえ・・。

ちょっと意識して、自分やカラダをいたわることをしてあげたほうが、やっぱりいい。

セッションルームでもよくお勧めするけれど(そういうのが好きそうな方には)、
片山洋次郎さんの本、オススメです。
整体から見る気と身体」も
何度読んだか分からない。いい本です。


それでね!

photo:01



うふふ、申し込んじゃった!!!
だってだってだって、
片山洋次郎&田畑さんだよ?!

見つけた時叫んでしまった。

$ボディーワーカー小笠原和葉のクラニオで宇宙な日々

企画してくれたのは、やっしーです。
こ、この3ショット・・・いろいろな意味でたまらん・・。
この全員の肩のおり具合、この軸。
見ているだけで呼吸が深くなるわー。

いつまでも見ていたくなるけど、
寝ます。