今日の朝まで生テレビを

最後まで観てしまった

正確には一度寝て起きて

2時過ぎぐらいからなので

途中から最後までだが…


今日のテーマは

激論!凋落日本と若手企業家の“成長戦略”

である


大塚耕平(民主党参議院議員)や

姜尚中(東京大学大学院教授)

堀江貴文(ホリエモン)やら

30代起業家達がパネリスト


結論は

新たなイノベーションに対して

なんでもかんでも規制をかけるな

といった意見でまとまったかのように見える


日本の法律はやっていいことが書いてあり

アメリカはやっていけないことが書いてある

日本の場合、新たなイノベーションが起こった際

それはやってもいいことでしょうか?とお伺いをたてることになり

アメリカではやっていいかどうかは一般常識や倫理観で各自が判断し

万が一問題が発生した場合は裁判で決済する

(ここでいう裁判は民事なんだと思う)


おそらく30代起業家が言っているのは

日本も後者(アメリカの考え方)を選択しよう

ということなんじゃないかな


大塚氏と姜氏が

みんながみんなお前らみたいに出来る人ばかりじゃないから

セーフティーネットが重要だと訴えていたあたりはさすがである


そこでホリエモン

グレーゾーンをやったら批判され、逮捕されちゃう

だからマスコミと検察は悪だぁみたいな


なかなか面白いショーでした


全体的には言って30代起業家達が言ってることに

同意見である

規制緩和で競争原理を働かせる


でもなんか腑に落ちない


規制しなかったらイノベーションがどんどん出て

日本経済が発展するのだろうか?

規制ばっかじゃ発展はないと思うけど

規制緩和がイノベーションを生み経済発展につながる?

そこに因果関係はないんじゃないかなぁ

だって規制緩和

これってどっかで聞いたフレーズ

そう小泉改革のキーワードの一つじゃんか

経済が良くなったのか?

なんかが足らないんじゃないのかな


途中

川崎貴子(㈱ジョヤンテ代表取締役社長)や

横田響子(㈱コラボラボ代表取締役)が

女性の社会進出の問題やら

今20代女性が考えた商品の話をし

加藤優次(アットナビベトナム㈲代表取締役副社長兼CEO)が

ベトナムで不動産ビジネスを展開しているなど

紹介されてたのですが

もう少し話を聞きたかった


その中に何か足らないもののヒントがあったかも知れない


何が言いたいかというと

テーマに対してなんか論点が矮小化された気がしてます

イノベーションしたくてもする頭がないんじゃないの?

今の日本の教育まで議論しないと

それに日本人の長いものに巻かれとけみたいな発想とか邪魔して

出る釘は打たれちゃうし

女性の社会進出の問題とかってのが

そこらへんが潜んでいる気がすんだよね


なかなか議論って難しいね

声のデカイ奴が中心にどうしてもなっちゃうもんな

(ホリエモンのこと)


でもホリエモンのマスコミが悪説にも共感するけどね

昔、ニュースは事実だけを伝えて意見はなかった

テレビ朝日のニュースステーションで久米宏が

国民の意見の代弁者(?)として意見し始めたのが

最初なんじゃないかな?

日本人はそれからずっとマスコミに影響されすぎてるんだよ


まぁインターネットが発展したから向こう10年でその風潮は変わるかも知れない

いずれにせよもっと勉強しなくちゃ


そいう意味じゃ

朝まで生テレビには出てなかったが

昨晩フジテレビに出ていた池上彰はいいかもね

さすが元NHK報道記者

事実をよりわかり易く伝えようとするところ

大好きだなぁ