自分的に、観るか観ないかのボーダーに位置してた作品だったんですが、先週・今週と強く「観たい」映画がなかったので、これを観てみることに。
実は予告編の1回も観たことなかったんですが、モーガン・フリーマンおじさんがいるなら、酷いことにはならんだろうな・・・と。
ちなみに、客いなさそうと思いきや、レイトショーでも半分くらい埋まってて、この動員理由はなんだったんだろうな?TVかなにかで紹介されたんだろうか。
結論といたしましては、すごく楽しめた作品でした。
じーさん達のアップが長時間!という絵面のキツさが嫌でなければ、是非観て欲しいなと思いますた。
色々なことを考えさせられます。誰しもが避けられない”老い”のこと。
そして自分自身の家族のこと。だってこの物語の主役は、自分のリアル親父世代。親父が銀行強盗とか企てだしたらどうしたもんだろう?とか要らぬ心配もちょっとしてしまうわけですよ(笑)。
”ジーサン”達は名優ばかりなので、演技回りの事は全然心配してませんでしたが、中心人物となるハーディング役のマイケル・ケインさん・・・観覚えあるけど何で観てたかなぁ~~~とwikiで調べてみたら・・・。
プレステージ、インセプション、グランド・イリュージョン、インターステラー、キングスマン・・・と、結構観てます!!ただ、何となくキャスティングの傾向が読めますね。
意外に良いと思ったのが、ハーディングの孫娘の父(つまり義理の息子ですか)役で、ジーサン達に本職の”ワル”を紹介する役割を果たす人。こいつの無言の演技(間の表現)に捨てがたいものを感じました。何故か。
この映画のよう出来たとこは、本筋とは関係ないので”伏線”とは呼びたくないけど、ありとあらゆる細かい要素を回収しまくって、エンディングにもってってる点です!
ありえないレベルの、もの凄いスッキリ感を得ました!!
あと良かったのは、強盗団として仕上がっていく過程の、スタイリッシュなスクリーンプレイね。あれは『オーシャンズ11』並でした。
で、途中で思いました。
完結してる話だけど、”続編”あるのでは?
次はお金じゃなくて、知り合いが大事にしてた盗まれた宝石を取り戻す話とか。
だって、この3人にまた何か盗んで貰いたいじゃない?
(次あるとしたら、メンバー増えそう)←エクスペンダブルズかよw