私は
片付けができない人なんていない
と思っています
なぜなら片付けは
元の場所にしまう、という単純行為で
高尚な文学も高度な技術も必要ないから
【片付け】は出したらしまう
この行為の繰り返しですごくシンプルです
その繰り返しができないというのは何かしらの不適合が発生しているだけ
それだけです!
片付けに苦手意識がある方は
自分が何につまづいているか一度考えてみてください
A 収納スペースをどうやればうまく使えるか考えることが難しい
B そもそも考える時間を取れないほど忙しい
C 買ったものや頂きものを手放すことは悪だと思いどうしていいかわからない
D 物に思い入れがあり判断するのがしんどい
E 買い物好きで物がどんどん増えていき片付けが追いつかない
F 出したものをしまうのがめんどう
など他にもたくさんあると思いますが
実はこのあげた例のうち最後のFだけが【片付け】と言われる段階のつまづき
それ以外は【整理】や【収納方法】のつまづき
あれ?
【整理】と【片付け】って違うもなの?と思われた方に解説すると
【整理】は要不要やカテゴリー別にわけるという行為
その整理をした上でやることが【片付け】
なのでフェーズが違います
さまざまな要因から放置している時間が長引き【片付け】が大変になっている状態
それを【片付けができない】と一括りにして人は言いますが、本当は【整理】の段階でつまづいている人がほとんどで、そこが進んで収納方法も決まれば大抵の人は片付けができます
Fの人も片付けは、慣れなので
意識していけば必ずできるようになります
そもそもしまう場所と定量を決めていなかったからめんどうだっただけということもよくあることです
だからまず自分はどこにつまづいているのか
何が苦手なのかを分析してみると
じゃあここを手伝ってもらおう!という解決方法が見えるので片付けられないということを改善できます
(分析も一人だと難しいという方は、友人など冷静に話を聞いてくれる第三者に協力してもらうことをおすすめします)
片付け整理収納のプロに依頼すると整理がテンポよく進んだり、自分では考えつかない収納方法を提案してもらえるというメリットがありますが当然費用がかかります
なるべくできるところは自分でやりたいですよね!
そこで、はじめる前に認識してもらいたいことがあります
それは
整理・片付けは
最も手軽にできる自分への贈り物だということです
大袈裟?
いやいやそんなことはなくて
自分はこの先何に人生の時間を費やしたいか
その時間確保のために片付けるのだから必然的にそうなります
だから片付けは苦しいことでも嫌なことでもありません
具体例をあげると
料理にはこだわりたい
大好きな洋服を着ておしゃれを楽しみたい
家族と過ごす時間をたくさんとりたい
もっと仕事に人生の時間を費やしたい
仕事を効率よくこなせる自宅ワークスペースをとりたい
趣味の部屋を作りたい
我が子の勉強に付き添ってあげたい
仲間を呼んでパーティーをしたい
快適な睡眠のために寝室をリラックスできる空間にしたい
などなど
快適のため
やりたいことがすぐできるため
ひとつひとつは些細な喜びかもしれないけど
それを積み重ねることで人生の満足度が上がっていきます
もし片付いていない状態が長年続いている自宅で過ごしていると言う人は。。
言わば不快なことに自分の大切な時間を使っている( ̄∇ ̄)
そう考えると片付けずにはいられなくなりませんか?
(片付いている状態は人それぞれなので、何が正解かは自分基準の不快か不快じゃないかで判断してください!)
今すぐに使うもの
ちょっと先に使うもの
使わないけど保管しておくもの
それら全てに考えを持って丁寧に
自分にとっての必要なものを選びとっていく
不快だと思うことを排除していく
そして無理してやっていることがあるならやらない!
一度自宅まるごと徹底的に見直す!
そうするとちょっとやそっとじゃ散らからない家になります
簡単に片付けられるようになります
家事時短の最たるものが物の整理収納片付けです
もちろん、人の趣味嗜好や生活スタイルは細かく変わっていくので、その度に見直しが必要になりますが徹底的にやったあとはさほどの労力は不要です
楽勝です
むしろ一度片付いた状態を体感した後だから
スッキリを持続させたくて体が自然に動きます
外で疲れて帰ってきてもすぐに片付く
あ〜やっぱり我が家は一番落ち着くわとホッとできる空間ってやはり何にも変えがたい幸せです
自分流、空間づくりの第一歩
全ては人生を楽しむための片付けです
さて片付ける決断、何のための片付けかを頭にインストールしたら
時間を作り出して早速はじめましょう!
次回から整理、収納、片付けの作業ステップを順に綴っていきます
ステップは全部で4つ
これはどのスペースでも同じことで私たちライフオーガナイザーが現場で行う手法です