2014/10/23
どうも。
柔道初体験者、特に小学生への後ろ受け身指導で、中々良い指導アプローチを見つけました。
先日の世田谷区民祭りでの親子で柔道教室で突発的に思いついたのですが、
柔道初体験者への後ろ受け身指導は、中村和裕式では、①まずは立った姿勢からそのまま膝を曲げて座る(柔道ではこの姿勢を蹲踞(そんきょ)と言います。言葉は良くないですが、和式トイレの大便の格好です)、②そこからゆっくりゆっくりゆっくりっとお尻をついて、③背中を着いて、④後頭部をうたないようにアゴを引いて畳を手のひらで強く叩いて受け身をとります。
このに③の前に恐がって背中をつかず肘をつく小学生が多く見られました。
これを1度やるとクセになり中々なおりません。
推測ですが、普段後ろに転がるなんて経験がないので恐怖心があるんですね。
なので④の受け身をさせないで、転がり方に慣れてみるに急遽指導法を変更しました。
上記①~④の段階の④の受け身を無くしてゆっくりと後ろに倒れるよう指示しました。そうすると受け身という段階がないので、すんなりと背中をついて転んでくれました。
その動作を何度か繰り返し転がる感覚を身体に染み込ませてから受け身に移りました。
転がり方指導前、約10人くらいいた小学生中約5人くらいが肘をついていましたが、転がり方指導後は、1人になっていました。
その1人の子に対して思ったのは、最初から転がり方の指導をすれば、後ろ受け身の恐怖心を与えなかったのかなと多少の後悔と、今後に活かさなければと思いました。
後ろ受け身は柔道初体験の小学生にとっては高等技術であって敷居が高く感じました。最初の段階は受け身をはぶいて転がり方ってすると、わりかしライトに感じてもらえるのかと思った先週の日曜日でした。
それでは失礼いたします。