日本センチュリー交響楽団
【日時】2023年1月13日(金)19:00
【会場】ザ・シンフォニーホール(大阪)
【演奏】
指揮:飯森 範親
ピアノ:反田 恭平(♪)
合唱:日本センチュリー合唱団・神戸市混声合唱団
【曲目】
ブラームス:哀悼歌 作品82
ブルックナー:詩篇 第112番 WAB35
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15(♪)
アンコール
ショパン:ラルゴ
大好きなホール
ザ・シンフォニーホールで聴く反田恭平さんのピアノを大目的に足を運んだのだけれど
ブラームスの哀悼歌& ブルックナーの詩篇
初めて聴く作品
私も趣味の範囲だけれど合唱を楽しんでいるのでオーケストラと合唱が聴き応えがあった
ふたつの合唱団のハーモニー
合唱自体は特に男声が?と思うこともあれど作品が素晴らしく女声のアルトパートは美しく届いた
そして第一目的のブラームスのピアノ協奏曲 第1番!
反田さんが弾くブラームス
初めて聴く機会
というか私自身がブラームスのピアノコンチェルトを聞くのが初めてだった
55分超えの大作
まるで交響曲のような大作
第1&第2楽章は主題がピアノや各楽器と追いかけっこをしたり等
コンチェルトっぽくないなぁと面白くも時折眠気に誘われた 苦笑
しかし第3楽章!
ぐんぐん盛り上がって聴衆が惹き込まれていくのが分かる
ザ・シンフォニーホールの箱と演奏者と聴衆と そしてミューズ♪
すべてが揃ってうねる瞬間
そして割れんばかりの拍手!!
あの終盤に向けてのうねり
アンコールのショパン ラルゴ
ピアノソロで終わりを告げる
反田さんが弾かれるようになって好きになったショパン ラルゴ
あの瞬間 静かだけれど 絶対的な反田恭平のピアノだった
あの第3楽章からアンコールにかけて
久しぶりに!
ザ・シンフォニーホールに音楽の女神ミューズ現る♪
これだからザ・シンフォニーホールが好き!
ミューズに遭遇するのは三度目
関西フィルと舘野泉さんの時
葉加瀬太郎さんのクラシックコンサートの時
そして今日!
久しく体感していなかったけれど これだから止められない
コンサートに足を運ぶのだ
反田さんは まず登場されて驚いた
私が後ろの席だったから見間違いかもしれないけれど 随分スリムになられていたような
音が軽くなってしまわないのかなといらぬ心配
やや音は軽くも聞こえたけれど ぐんぐんオーケストラと融合して
反田さんはピアニストでもあり 今日もやはり指揮者でもあった
指揮者としても身体が反応されていた
私達には想像が及ばない世界観で反田さんの五感を震わせているのだろうと感じられるように全身で音楽を楽しんでおられた
その感性がザ・シンフォニーホールと聴衆とミューズを震わせる
そんな瞬間に出会えて幸せ♪
良いコンサートだったなぁと満足感で満ち足りてこの日記を書いている
最寄り駅が近づいた
素敵な音楽をありがとう♪