<新学習指導要領では、どんなことが改訂されたの? 国語> | 先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座

先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座

 最近どんどんその中身は変化しているようで、ほんとのところ、今の小学校って、よく分からない。
 そんな小学生を持つママ(パパ)が、学校を知って不安を解消。あなたもこれで、小学生子育てプロママ。
 分かって安心!小学校。分かった!小学生の我が子応援のコツ。

 今年度から改訂された学習指導要領の国語では、どのようなところが変わっているのでしょう?

 

 【重点を置いているのは・・・。】

 

 ずばり、実生活で生きてはたらき、学習の基本ともなる国語の能力を身に付けること、我が国の言語文化を継承・発展させる態度を育てること。

 

 特に、

 

 言葉を通して的確に理解し、論理的に思考し表現する能力や、互いの立場や考えを尊重して言葉で伝え合う能力を育成すること。

 

 我が国の言語文化に触れて感性や情緒をはぐくむこと。


を、重視しています。

 

 【内容として】


  話す・聞く・書く・読むの各能力が身に付くよう、「記録」「報告」「解説」「推薦」などの言語活動を重視しているのです。

 

 古典では、ことわざ、故事成語、伝説、古文・漢文の音読などがあげられています。

 

 ローマ字については、情報機器の活用や他の学習活動などとの関連を考慮し、より早い段階から指導するようになったので、これまでの4年生から3年生に移しています。


 パソコンの入力一つとっても、ローマ字入力の方が、「あいうえお」で入力するより、スピーディーに入力できます。



 まれに、語彙のとても少ないお子さんがいます。
 

 小さい頃の、家庭の環境の中で、あまり多くを話しかけられなかった場合にも、この現象は起こるようです。
 

 豊富な語彙と、高いコミュニケーション能力を身につけさせる助けになるもの・・・。

 

 赤ちゃんの頃からの読み聞かや、お家の方との様々な会話なども効果大。

 

 家族の中に会話がなく、テレビが子守りでは、ちょっと心配ですね。