今年度から改訂された学習指導要領の国語では、どのようなところが変わっているのでしょう?
【重点を置いているのは・・・。】
ずばり、実生活で生きてはたらき、学習の基本ともなる国語の能力を身に付けること、我が国の言語文化を継承・発展させる態度を育てること。
特に、
言葉を通して的確に理解し、論理的に思考し表現する能力や、互いの立場や考えを尊重して言葉で伝え合う能力を育成すること。
我が国の言語文化に触れて感性や情緒をはぐくむこと。
を、重視しています。
【内容として】
話す・聞く・書く・読むの各能力が身に付くよう、「記録」「報告」「解説」「推薦」などの言語活動を重視しているのです。
古典では、ことわざ、故事成語、伝説、古文・漢文の音読などがあげられています。
ローマ字については、情報機器の活用や他の学習活動などとの関連を考慮し、より早い段階から指導するようになったので、これまでの4年生から3年生に移行しています。
パソコンの入力一つとっても、ローマ字入力の方が、「あいうえお」で入力するより、スピーディーに入力できます。
まれに、語彙のとても少ないお子さんがいます。
小さい頃の、家庭の環境の中で、あまり多くを話しかけられなかった場合にも、この現象は起こるようです。
豊富な語彙と、高いコミュニケーション能力を身につけさせる助けになるもの・・・。
赤ちゃんの頃からの読み聞かせや、お家の方との様々な会話なども効果大。
家族の中に会話がなく、テレビが子守りでは、ちょっと心配ですね。