『父の女性問題で悩み=おのは1週間前に購入-警官の父殺害の二女・京都府警』
京都府京田辺市の民家で18日未明、府警南署の巡査部長(45)が首を小型のおので切られて死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された専門学校生の二女(16)が「お父さんが他の女性と付き合っているから嫌いになった」と供述していることが同日、分かった。
殺害に使ったおのについて、「約一週間前に購入した」と供述していることも判明。府警田辺署は二女が父の女性関係に悩んだ末、事前に父親殺害を計画していた可能性もあるとみて調べている。 (時事通信)
この記事を見て、皆さんはどのように感じられるでしょうか。
子供を持ちながら婚外恋愛をしている人、子供のいる人と婚外恋愛をしている人は、この事件をどのように見るのでしょうか。
私は、ブログの中でたびたび危惧してきたことが、最悪のかたちで現実に起こったのかもしれない・・・と悲しく思いました。
「親が不倫したから殺した」と単純化することはできないのでしょうし、不倫している人は殺されて当然だ、などとは思いませんが、「不倫」を自分の親を殺す動機のひとつに挙げているというのは、重大な事実だと思います。
親子関係のひずみが悲劇を生むこと。
親の「恋愛」が子供の心に影を作ること。
どんなに「愛」を語っても、それが誰かの「憎しみ」に変わることがあること。
これらを考えずにはいられません。
このような事件があっても、秘密の恋に夢中になっている人の目は覚めないのでしょう。
そして、ニュースにはならない小さな傷の数々が、今日もどこかで新しく作られているのでしょう。