成人の日の夕方、ソファでうたた寝をしていたら、みぞおち辺りに激痛が
それも今までに経験したことのない、のたうち回るような激痛です
起きることも向きを変えることもできません
声にならない声でダンナを呼び
「とにかく病院に電話して
」休日の夕方ですから、時間外救急外来へ緊急搬送になり、ダンナと次男で叫ぶ私を車に担ぎ上げてそのまま病院へ。
鎮痛剤を投与しても激痛はその間もあまり
変わらず、到着してからストレッチャーに移り、直ちにエコーと造影CT、レントゲンへ。
検査の結果、胃に穴が空いて胃液が腹膜に漏れて腹膜炎を起こしている可能性がある
とのことで、そのまま緊急開腹手術になりました。
それはそれは痛くてたまらなかったです
今回はもう、我慢できない辛さでした。たまたまその日は私の担当のチームの先生が当直で、主治医もそのあと駆けつけて下さって、安心して手術が受けられました。
終わったのは、その夜の12時30分過ぎだったそうです
思いもよらぬことでしたが、術中に腹腔鏡で胃の状況を確認してみたところ、胃壁が治療効果でかなり薄くなってきていると目視できたそうです。
ただその影響なのか穴が空いていたそうで、それも探さないとわからない位の5㎜だったそうです。
引っ張って縫い合わせるには胃壁が伸びず、中の組織の一部をとってふさいであるそうです。
それから、腹腔内を洗浄して胃液や細菌などの悪いものを除去されたそうです。
サイラムザはまだ新しいお薬で副作用がよく確認できていないので、報告しておくと言われていました。
確かに私の場合は鼻血が出たり、ここ最近は胃がたまにチクチクすることがあったのです。
ようやく今日、HCUから一般病棟の個室に移動してきました。
でも、ドレーンがたくさん入っていてキズの痛みもあり、一人では動けません
抗がん剤治療もしばらくは中断です。
がんの組織を修復するには、普通の組織の修復よりも時間がかかるからだそうです。
またしばらく絶飲絶食の日々です
でも、きちんと元の状態に戻して、治療の内容やスケジュールを相談していかなければなりません。
主治医はサイラムザの効果は確かなので、投与量やスケジュールの見直しなど慎重に進めたいと言われていました。
一難去ってまた一難
しばらく入院しますが、これにめげずに頑張ります
お腹のキズが痛くて一人で何もできませんが、看護士さんたちにお世話になっています。
弟が出張で出掛けたついでに、出雲大社に行ったと画像を送ってくれました。
私も是非、訪れてみたいものです。
パワーをしっかりチャージできるように、しっかり治療して帰ってきますね。
突然、何が起こるかわからないので、皆さんも入院セットはいつでも準備しておいた方がいいですよ
備えあれば憂いなし
