何故か、男の子は嵐の日にお出かけしたくなる。
わざわざ、こんな日に外出しなくてもいいのに…
と言いながら、今日は、
鹿嶋市はまなす公民館に出没
『児童思春期精神保健講座』に参加してきた。
悩み多き思春期を過ごしてきた私。
他の大人たちは、どのように考え、思春期の悩みを持つ子どもたちにどのように接しようとしているのか、興味があった。
興味本位である
私は、このような講座に、
「どうせ、本音の話はしないだろう…」
「きれい事ばかり言ってんじゃ、ダメだよ…」
というような、ちょっと、あまのじゃく的な気持ちで参加する。
かなり、性格が悪い『変人』である。
講師の方は、
カウンセラーの井川三千子先生。
ジャズピアニストの市村安正さん
同級生という間柄だそうだ。
午前10時30分開始。
開会の挨拶の後、
電子ピアノの演奏が始まった。
演奏が終わると、
市村さんが、思春期に関する音楽の題材について話す。
例えば、『赤とんぼ』、
十五でねえやは、嫁に行き~
「昔は、思春期の頃には結婚していたのですね。」
といった感じである。
そして、また演奏を始める。
?
確かに副題には、
『癒しと学び・気付きから実践へ』
である。
しかし、私たちが癒されていて良いのだろうか…
悩める思春期ではないのに…
他にも、お二人の同級生が7、8人いるようで、思春期の話はしているものの、同窓会のように私は感じてきた。
そして、お昼になった
私は、主催者に、
「午後もこんな感じで、進行するのですか?違和感を感じるのですが…」
すると、恐縮そうに、
「午後は違います。皆さんの意見や質問を聞きます。」
同じような進行だったら、帰るつもりであった。
ひと安心である。
午後からは、2人のパネリストが登場した。
本日の美人である。
向かって左の女性は、
根本悦子さん。
高校受験に失敗して、高校生活に不満を持ちながらいたが、たった1日の職場体験がきっかけで猛勉強。
現在は看護士として活躍中。
右の女性は、
鈴木慶子さん。
旧家の3姉妹の長女として生まれ、まわりの人に勝手に作られていく自我像に悩んで思春期をおくった。
現在は茨城県メディア教育カウンセラー。
お二人の話を聞きながら、質疑に入る。
なかなか、質問がでない。
しびれをきらして、私が質問した。
「思春期で悩んでいる人に手を差しのべなければならないのは誰なのか?」
「悩みを解決する、お手伝いは誰がするのか?」
その後、10人ほどの話を聞いた。
会場の人たちが感じ取っている、思春期の子どもたちの悩み事は、
『勉強の事』
『友人関係の事』
『自分が他人からどう見られているか』
『自分自身を否定的にとらえていて自信がない』
『やる気がでない』
などだった。
私としては、明確にまとめがあったような気がしなかったが閉会した…
うーん
消化不良である。
しかし、会場をあとにしようとすると、たくさんの人から声をかけられた。
初めて出会った『変人』なのであろう。
私に、興味津々の様子である
私と話をしたい、という怖いもの知らずの人までいた。
そんな人たちと1時間ほどの話ができた。
貴重な話も聞け、有意義な時間だった。
また、素敵な出会いである。
地球の常識!!
『犬も歩けば棒にあたる。』
『変人』が歩けば、素敵な出会い にあたる
天候のわりに、いい日だったな
美人には会えたし…