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登場する人物、団体、名称はすべて架空のものです。


この小説は


”Obsessed with you”、


”Forbidden Affection”との


連動小説となっています。





初めてごらんになる方、お読み直しなさりたい方は


→ 小説インデックス






をご覧ください










お風呂からあがってきた恭祐さんに






私は息をのんだ。












彼は私のそばまで来ると・・・・






私をちらっと見て








「もう寝ようか」






と言った。














「う・・うん。」








彼の言葉に




返事をする私の声が




変に上ずってしまう。




















「じゃ、ベッドに行って寝よう?」








勇気を出してそう言おうと思った






その時だった。


















恭祐さんは






くるりと背を向けて、






ベッドルームの方を指さすと、










「俺、まだ風邪気味だから








美桜はあっち。








俺はこっちで寝るから」












と言った。














その言葉に




私は頭をハンマーで殴られるような衝撃を感じた。








なんで?




どうして?








なんで、恭祐さんは





私と寝てくれないの?







こんなこと、




いつまで続くの?













自分が惨めに思えて






私は恭祐さんの申し出に






答えられもせず、






口を噤んだままでいた。










すると、




恭祐さんが無言の私に違和感を感じたのか




私を振り返った。








「・・・美桜?」






恭祐さんが






私の顔を覗き込むようにして、名前を呼んだのと






同時くらいだった。










「わたし、今から実家に帰る。」










口を突くように




飛び出したわたしの言葉に






恭祐さんが





驚いたように






「・・えっ?」






と聞き返した。










「風邪ひいてるんでしょ?







だったらこんな寒いところで寝てないで







ベッドで寝てよ。








で、そんなにわたしにうつしたくないなら







私、恭祐さんの風邪が治るまで







実家で寝泊まりするから!」








私は吐き捨てるようにそう言うと






驚いている恭祐さんの脇をすり抜けて






リビングを出た。








そして、クローゼットからコートを取り出して






乱暴に羽織った。












そんな私を




慌てて恭祐さんが追いかけてくる。








「ちょっと・・・





ちょっと待ってよ」









そう言って




恭祐さんは私の腕を




強くつかんだ










「美桜、







何を怒っているんだよ。








ちゃんと言ってくれよ」












恭祐さんのその声は






半分怒ったような






半分困ったような声だった。










その言葉に





私は恭祐さんに振り向いた。










「卒業式の練習の時、







恭祐さんがみんなに話したこと、







あれって本当のことだったんだね。」












私がそういうと






恭祐さんは






「えっ?」






と困惑した顔をした。








「『恭祐さんが私を好きになったのは







私の外見が好みだったからじゃない』








って、あれって、ホント、







言葉通りだったんだね。」






そう言う私に






恭祐さんは何が何だか分からないと言う感じで






目を白黒とさせている。












「どうせ、私は胸もちっちゃいし







子供っぽい体形だし、







一緒に寝たいなんて







恭祐さんは







全然思わないよね。」










勢い余ってそう言ってしまった私の






目の前が涙でボヤけていく。。












確かにきちんと伝えてない私も悪いけれど、






だけど、一緒に寝てほしい、なんて






恥ずかしくて言えなかった。














だから口で言えない分、こんなに努力したのに






恭祐さんが何とも思っていないってことに






私はなんだかすごく惨めな気持ちになっていた。










そんな私の様子を






恭祐さんはわけがわからないといった様子で






しばらくぽかんと見つめていたけれど






私の真意が掴めたのか






彼は眉間にしわを寄せて






目を閉じた。








そして、恭祐さんは






「なんだよ・・・」







と小声で言って




拳を作った片手を




自分の額に当てて天井を仰ぐようにした。










そして、直後、




彼はいきなり






私の腕をグイッと引っ張ると






羽織っていたコートを無理矢理剥がし、






私を抱き上げた。







「ヤッ!!」




恭祐さんの突然の行動に






私は思わず手を突っぱねた。








けれど恭祐さんはびくともしない。








「・・・っ・・




ヤッ…!!




恭祐さん!




やだ!












降ろして!!







私、家に帰るんだから!!!!!!」







力では到底勝てなさそうだから




私は大声でそう叫んで




必死に足をばたつかせた。








だけど




恭祐さんはそれを無視するかのように




私を抱きあげたまま離さない。






彼は、荷物を運ぶみたいに




私を肩に担ぐ様にして




無言でベッドまでゆっくりと歩いて行くと







私をその上に放るように乱暴に私を




降ろした。










「・・・っ・・!!」






その途端、ベッドのシーツの中に




自分の体が沈みこむ。








直後、恭祐さんの体が




私を抑えつけるようにして覆いかぶさってきて






私は慌てふためいた。








その恭祐さんに




私は手で必死に抗ったけれど




抵抗むなしく、




彼は私の口をふさぐ様に






キスをした。












「ん・・・・・・」








そのキスはいつもよりも





すごく乱暴で、だけど熱くて





彼に抗っていたあたしの全身の力が






抜けていく。








そうしてキスされているうちに




恭祐さんの右手が




恭祐さんと




私の体の間に滑り込んで来た。








「んう!!」






その手が私のパジャマのボタンに手をかけたのがわかって




私は驚き、




残っている力で




必死に抵抗しようとしたけれど




恭祐さんの力は




驚くほど強くて




彼は全てのボタンを




いとも簡単に外してしまった。








そして、そうした後、






恭祐さんは






私の口から唇を遠のけたと思ったら






今度は私の首筋を吸い上げた。






恭祐さんのぬるぬるとした舌が






私の首筋の敏感なところを






まるでくすぐるように細かく伝い、






恭祐さんのその吐息や髪の毛が






私の耳に触れるか触れないかのところで






揺れて、






私は初めて感じるその感覚に






全身が粟立つのを感じた。








そして、恭祐さんはそうしながら、





そのパジャマの前で合わせた部分を乱暴に開くと






その下に着ていたキャミソールの上から






私の胸に乱暴に手を這わせるようにした。






「!!」






今、自分の胸が




大好きな恭祐さんの、




その熱を帯びた大きな手の中にある・・・








そう思うだけで




私のお腹の下の方に




今まで感じたことがない




切ないような、なんだか分からない何かを感じる。






音にすると




きゅーーーーんって感じ。








「ん・・・う…」






沢山の敏感なところを




一気に刺激されて






その初めて味わう感覚に




思わず喉の奥から声が出てしまって




私は恥ずかしくなる。








「きょ・・・すけさん・・・




や・・・




待って・・・




ちょっと…




ストップ!!」






キュンキュンするその部分が




爆発しちゃうんじゃないかと思うほどの




何かを感じて




私は必死に声をあげた。






すると恭祐さんは




やっと顔をあげてくれて、




息荒く、紅潮する私の顔を覗き込んだ。






「ハァ…ハァ・・・








ちが・・・う・・・の・・・・。








ハァ・・











私・・・








私…そうじゃなくて…











一緒に・・




ただ恭祐さんに








一緒に・・・寝てほしかっただけ…」










私が息を乱しながら




やっとのことで




そういうと






恭祐さんは




私が今まで聞いたことのない




少し掠れたような声で








「それはずるいな。美桜、







美桜の隣に寝たら、




俺はこうなっちゃうんだよ」






と言った。






こうなっちゃう・・・






私はその言葉に




更に顔が熱くなるのを感じて




思わず両手を頬にあてた。






「まったく…




美桜は、自分がどれだけ魅力的なのか




わかってないんだよ」








恥じらいもなく、あっさりとそう言う恭祐さんに




こちらの方が照れくさくなる。






「あのねぇ・・・




自分が子供っぽいなんて




良く言うよ。







入籍した日、




美桜が先に寝ちゃって、




俺がどれだけ悶々としたか




美桜知ってる?





しかも、残念なことに




俺、風邪ひいちゃったみたいだから




エッチなんかしたら




美桜にうつしちゃうでしょ?





だから、俺、すっごく我慢してたんだよ。







それなのに、美桜の隣で寝てて、




何もせずにいられると思う?





火曜日だって、隣でしばらく横になってみたけれど





全然眠れなくて。





もう、寝ている美桜を





犯しちゃいそうで





気が狂いそうになって、








だから俺はソファーで寝てたんだよ。」










そう言って、恭祐さんは




ハァと一つため息をつくと、








「だから、




美桜と一緒に寝たくないなんて




どうやったら思えるのか





俺が知りたいくらいだよ・・・。」







と呟くように言った。






その言葉に




私の目からぽろりと涙が零れ落ちた。






良かった…。





女性として、





ちゃんと愛してもらえてた…。






私は涙を流しながら




フフっと小さく微笑んだ。






すると恭祐さんは




そんな私を見下ろして




にやりと不敵に笑った。




・・・?・・・






「あのさ・・・美桜・・・




俺さ…




週末まで我慢しようと思ってたんだよね。





だって・・・




一度始めちゃったら




多分、止められなくて




朝までずっと寝られなさそうだからさ。








だけど・・・美桜、今日、




ここまでスイッチ入れておいて、




しかも、そんなかわいい顔見せておいて、




俺をここで止められると思う?」










その恭祐さんの言葉に




私はハッとした。






そうだったの…?






「止められると思う?」




その言葉に返事をする合間ももらえずに、




恭祐さんはもう一度私に覆いかぶさった。






「・・・!!




だっ・・だめっ・・・!




恭祐さん!








わかったから!





今日もソファーで寝てもいいから!!








だって・・





明日・・明日もお仕事あるんでしょ!!」















私は必死でそう言ってみたけれど、






恭祐さんは




ふっと顔を挙げて










一言、






「もう手遅れ!」





と言った後、








もう一度私の口を




唇でふさいだ。
















しつこいけど





もう一度お願いしちゃいます!









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