こんにちは。

今週初めてクロッカスの黄色い色が
チラッと枯れ草の中に登場しました。

目に入らないほどの春の色に
強烈な印象と感動を覚えたことでした。

さて、毎日の習慣になってしまった「お絵描きタイム」、
そのほとんどは「いたずら描き」レベルですが、
楽しい時間になっています。

今のところ「失われた景色」が私の絵のテーマかも。

今から25年ほど前のこと、
群馬県に「アンディ&ウィリアムス・ボタニックガーデン」なる
本格的イングリッシュガーデンができたと聞き、
15回以上は通ったでしょうか。
大好きな大型庭園のひとつとして、
年月を経て更に変身していくのを楽しみにしていたものです。

残念ながら、その後、
所有会社の事情で数年前に廃園になったそうでショックでした。
公共の施設として何とか残せなかったのか、
未だに惜しまれてなりません。

追憶の庭園。。。
あの庭園の奥にあるコニファーガーデンを散歩している気分で描いてみました。


こんな風に
絵筆を握っている私は
あのときの庭園に戻った気がします。


イギリスの種から育てたポピーたち。
自家採種がうまくゆかず、数年で絶えたポピーへのオマージュ。
繊細なシルクのような花びらとプリーツ、
茎が作る動きあるライン、も好きでした。


フランスの石鹸のような香り、
ムスカリだけの佳い香りです。
余りにも繁殖して、
遂に花壇から追放して畑の周囲へ隔離されました。
ところが、
酷い扱いにも耐えて、
土手の草と一緒に逞しく生存しています。
(ほんとうはもっと優しくしてあげたいのにごめんね)


まもなくやって来る桜の季節、、、、

駐車場の隅で大木になったソメイヨシノは
毎年ふんわりと優雅に花咲いてくれましたが、
隣地に進入する恐れがあってやむ無く伐採。

今は亡きソメイヨシノを偲んで描いてみました。


また機会を見てアップできたらいいのですが、
こんな拙い絵でもご覧いただきありがとうございました。