$やさしい暮らし

イタリアのトマトは日本の品種と違います。
細長くて酸味が強くて、甘さを追求する日本のフルーツトマト系とは別物なのですね~

だから、パスタソースでトマトを使う場合、正統派レシピを追求すると、むしろイタリア産のトマト水煮缶を使った方が遥かに本場の味に近いものになるのです。
こればっかりは季節感を大切にしたいと思って夏に日本産のトマトで作ったとしても、本場の味にはならないのです(´□`。)

ま、逆を返せば「水煮缶を使えば本場の味(に近い)のポモドーロをいつでも作ることができる」ということでもありますね。
いいように考えよう。


てなことで、シンプルな野菜だけのポモドーロ。
材料自体はいつでもどこでも手に入る系です。


唯一入手に手間取るかもしれないのが塩漬けケイパーくらい。
酢漬けのケイパーは気の利いたスーパーなどで簡単に入手することができるのですが、なぜか塩漬けのケイパーはあまり見かけません。
酢漬けで代用もできますが、塩漬けの方がおいしいですし、いろんな料理に使い回しもできるスグレモノ。
冷蔵庫で2年くらいは平気で持つようなので、(イタリアンが好きな方は特に)目にする機会があれば迷わず購入されておくことをおススメいたします。


肉も魚も全く使わず植物性の材料だけなのに、「なんでこんなに深い味なの!?」と言わしめたポモドーロ。
これをベースにいろいろアレンジを楽しむことも可能です。

でも、基本的にイタリアンってフレンチと違って“手を掛け過ぎない”料理が多いので私好みだったりします(´∀`)




~定番だけど一味違うポモドーロ(トマトソース)☆塩漬けケイパーをお忘れなく♪~

・玉ねぎ        1個
・にんにく       1片
・オリーブオイル    大さじ3
・アンチョビ      1~2枚
・白ワイン       大さじ1
・塩漬けケイパー    大さじ1/2~1
・胡椒         適量
・トマト水煮缶(ホール)1缶
・塩          小さじ1/2~2/3
・刻みパセリ      大さじ1弱
・パスタ(1.6mm程度) 180~200g
仕上げ用
・オリーブオイル    適量

1.塩漬けケイパーは10分~20分たっぷり目の水に浸けて塩抜きしておく。玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルと玉ねぎのみじん切りを加えてよく炒め、にんにくを加えて香りが出たらアンチョビを入れ、潰しながらさらに炒めて白ワインを振りかけアルコール分を飛ばす。1のケイパーを軽くきざんだものとトマト水煮缶を缶汁ごと全て加えて炒め煮する。水分が2/3~1/2量になるまで煮詰まったら塩で調味し、荒くきざんだパセリを混ぜる。
3.アルデンテに茹でたパスタに2のソースを絡め器に盛り、仕上げ用のオリーブオイルをたっぷり振りかける。タバスコ、粉チーズを好みで添える。



シンプルだけどちょっと奥深い、一味違ったポモドーロ。
上記の分量はトマト水煮缶を1缶丸ごと使うための分量で、大体2~3人分といったところです。
ただ、このソース、冷凍できる上に、ピザにもグラタンにも応用がききます。
できることなら一度に大量に作っておいて、小分けにして冷凍しておくと重宝すると思います。

パセリの代わりにバジルやオレガノを使っても非常においしい♪
この時期はフレッシュバジルもオレガノも手に入りにくいのでパセリで代用しております。
よく大葉をバジルの代用にするレシピがありますが、個人的には「う~ん…」って感じ。
やっぱり“和”を代表する香味野菜、バジルとは似て異なるものなのです。

乾燥バジルも売ってはいますが、フレッシュとは全く別のハーブかしらと思うくらい香りが違いますので、こちらは積極的におススメしません。
むしろフレッシュを冷凍したものの方が香りがよいです。


手順はカンタン♪






大好きなお友だちの小夏さんが、長年勤めていた会社を退職して新しい世界に旅立つということで、「小夏さんお疲れさま会」を開きました。

いつものホームパーティ会場のHさん宅にてランチ&スイーツを楽しみながら、のんびりまったり過ごしましょう、という(´∀`)

ランチといえば…
出番です(`∀´)

今回はいつものようにがっつり食べる会ではなく、小夏さんを癒してあげる会なので、ランチは手早くできるパスタに。
自家製パンチェッタのカルボナーラとツナ&プチトマトのソース、ポモドーロの3種類を作りました。

はい、いつものように作ることに熱中して写真を撮れなかったのですが…(´□`。)
今日ご紹介のレシピはその中の一つのポモドーロだったのですね~

実は小夏さん、いつものホームパーティ(いまだ名称が決まってない!)にお誘いしてたのですが、タイミングが悪くて一度も参加できていなかったのです。
やっと小夏さんのために作ってあげられることが嬉しくて♪


キレイになくなったということは…
おいしく食べていただけた証(だよね?)☆


お家のご主人が入れてくださったおいしいコーヒーを楽しみながらの持ち寄りスイーツ。
みんなそれぞれ素材と味にはこだわりのある方々で。
当然スイーツも逸品ばかり。
1週間分くらいのスイーツを食べたかなぁ。
素晴らしく幸せな時間でした。





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これだけでも充分幸せ♪
ここのかぼちゃプリン、濃厚でどっしりとした存在感があるのにヘルシー。
苺はまだ名前もついていないという新品種。
小夏さんがお知り合いの農家の方から直接購入して持ってきていただきました。
ものすごく甘くて香りがいい!

この苺は後に事件を引き起こすこととなるのです…( ̄□ ̄;)


ハート型のモナカ皮の中はくるみとキャラメルの香ばしいフィリング。
左の小さな黒い粒は麩菓子。
「ヤメラレナイ止まらない♪」というどこかの企業のCMソングが音楽がエンドレスで脳内を駆け巡ります。


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「心づけ」というネーミングのお菓子。
親しい人に贈るにはぴったりだと思います。

ちょっとそのネーミングセンスに嫉妬を覚える私…

形の可愛さとおいしさが両立している上、老若男女全てに好まれる味。
香ばしいくるみとキャラメルの甘さが好相性でした。



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松山市の誇る柑橘「紅まどんな」を贅沢に使った「ひめマドンナ」という名のパウンドケーキ。
人工的なフレーバーではなく、天然の爽やかで驚くほど芳醇な香りでした。


んん~~~~

幸せ♡

普段およそ女子とは言い難いほどスイーツに縁遠い私。
女子の醍醐味を満喫させていただきました。






で、衝撃の苺事件。

我らがアイドル、Hさんちのお子ちゃまの“まいちゃん”。

およそ私が知る範囲の子どもの中で最も贅沢な食生活を送っていらっしゃいます。
有機野菜を茹でただけのもの、おなじく有機調味料、玄米…
NOケミカル、NO肉、NO揚げ物で、魚を少しという完璧なマクロビに近い食習慣。
なかなかできることではないです。

ちなみにお店でとんこつラーメンスープを一口飲んで、その刺激の強さにか大泣きしてそれ以上食べなかったとか。

子どもの味覚は鋭いんだと考えさされました。


そんなまいちゃん。
フルーツも当然お好きなんだそうで、小夏さん持参の苺に目がキラキラ☆
ホントにおとなしくて暴れたりしない子なのですが、苺に一生懸命手を伸ばして…


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ヘタをむしって手に握らせてあげると、お母さんに「これ、食べてもいい?」みたいな表情。
しばらく香りを確かめたり触感を確かめたりしたのちに、かぷり。

「コレ、最高!おいしいの!!」(と思ったのでしょう)

その後はもう必死(^~^)


小さい手と小さい口で一生懸命食べてたのですが、とうとう食欲に負けたのか、咀嚼キャパが絶えられないくらい大きな塊を口いっぱいにほおばって…

リスか?キミは?くらいな状態に( ̄□ ̄;)!!


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笑うわね、当然。
大人たちがまいちゃんの顔を見て一斉に笑ってしまったため、まいちゃんはびっくり!
プライドを傷付けられたのか大泣きしちゃいました。

まいちゃんの母曰く…
「笑わずにおられるものか!」


:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



お後がよろしいようで。


よっぽど小夏さんの苺がおいしかったんだろうなぁ。


まいちゃんのご両親の許可をいただいて、特別に顔出しでご紹介させていただきました。




小夏さんもゆっくりできたようで、最初は「ティータイムが終るくらいの時間でおいとましようか」なんて言ってたのが結局夕方近くまでお邪魔してしまいました。
Hさん、いつもありがとうございます。。。




小夏さん、新天地でもがんばって。
私たちがいつも応援してるからね!
でも無理はしないように。

また一緒においしいもの食べながらおしゃべりしてエナジーチャージしようよ。
時間作って旅行にも行こうね。
悩みがあったらお互いに相談しよう。

いつでも大切なのは“これから”だからね!!!




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