$やさしい暮らし

夕方から予想外の打ち合わせに3時間( ̄□ ̄;)!!
すっかり気力も尽き果てて…

「何か作らなきゃな~」と思っても今から買い物に出る気力はないし。(この時点で20:00)
週末だし、何とか年度末をやり過ごせたし、ちょっとお祝いをしたい気持ちもありまして…

そんなときには作り置きが活躍♪

きんぴらや雪花菜、切干しや煮物はだいたい3~5種類くらい常備してて、3日を目処に食べ切りながらローテーションしてます。


しか~し!


お祝いとなれば別。
魚系の保存食は一夜干しや粕漬け、たまり漬け、塩麹漬け、味噌漬けなどなど。
肉系の保存食はおなじみの塩豚、リエット、コンフィや茹で豚・焼豚などなど。

う~~~ん…

今日はコンフィにしよう!


ということで、コンフィに春野菜をさっとソテーしたものを添えてみました。
となれば当然、飲み物はワイン♪
ちょっと軽めの赤をチョイス:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


コンフィはたっぷりのラードで煮てそのまま冷蔵庫で保存すれば1週間~2週間くらい持ちます。(保存状況にもよりますので最終的には自分の判断で!)
一度に大量に作っておくと食べたいときに取り出してプライパンで焼くだけですので、不意のお客さまにもさっとお出しできます。
写真はもも肉1本丸ごとなので豪快ですが、ぶつ切りなどの小さめの塊で作ればもっと使い勝手がよいです。


皮はパリパリ、身は箸で崩せるくらいの柔らかさに。
繊維がほぐれるって感じです。
骨付き肉はキレイに食べられないからキライとおっしゃる方には特におススメかもしれないなぁ。
ナイフとフォークで上品にいただくことができますよ。

肉を煮るラードの温度で食感は違ってきます。
温度が高いとぱさぱさした感じになりますので、だいたい70℃くらいの温度をキープするのがコツ。
ジューシーでしっとりした食感は、単にソテーしたものとは全く別物です。


ラードはチューブ状のを3本くらい使いますが、使い回しができますのでムダになりません。
「そんなにたっぷりラードを使うなんて脂っぽそう」と思うかもしれませんが、冷蔵庫で保存していた肉を取り出すときにラードは簡単に剥がせるので、むしろさっぱりした焼き上がりになります。

付け合わせにはお好みのお野菜をどうぞ。
でも、こんがり焼いたポテトは欠かせない~♡




~鶏のコンフィ☆皮はパリパリ身はホロリ~

・鶏もも肉(骨付き)     2本
・ラード           チューブ入り3本くらい
・塩             小さじ1.5
・レモン汁          大さじ1
・ローズマリー(好みで)   少々
・タイム(好みで)      少々


1.鶏もも肉に塩とレモン汁を振りかけ一晩マリネしておく。ローズマリーとタイムを加えるならこのタイミングで一緒にマリネする。
2.1がぴったり入る鍋にラードと一緒に入れ、肉全体が使った状態で70℃くらいの温度で中まで火を入れる。目安は40~60分くらい。
3.煮上がったらそのまま鍋で粗熱を取り、鶏肉をタッパーなどの保存容器に入れて静かにラードを注ぎ入れる。鍋底にたまった肉汁は保存容器に入れないように注意し、別の容器に移す。
4.食べたいときにラードから肉を取り出し、フライパンで表面がカリッとなるまでソテーする。肉汁を温めてソースとして添える。


時間はかかりますが、温度管理さえしっかりできればほったらかしでできるので簡単かと。
保存する際はラードですき間のないようにしっかり包んでおかないと、雑菌が繁殖する原因となりますのでご注意を~

保存容器から取り出して焼くときにはしっかりとラードを取り除いてくださいね。

肉自体は長く保存できますが、コラーゲンたっぷりの肉汁はそれより寿命(?)が短いので、早めに使い切ってください。
スープや炒め物のダシとしても美味しくいただけます。
ソースなしでもマリネしているからしっかり味はついてますのでご心配なく。


鴨を使えばさらに高級に♪
どちらにしても骨付き肉であればベストです。
手に入らなければフィレでもOKですよ~~~


ローズマリーとタイムはお好みでどうぞ。
ガーリックを少々加えてもよいかと。
でも、わが家ではシンプルに塩とレモン汁でマリネしたのが一番好まれています♡