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“三度洗えば鯛の味”と申しますが、新鮮なものは三度も洗わなくて充分おいしいイワシです。
こちらの地方では「カタクチイワシ」のことを「ほうたれ」と申しまして、天ぷらや刺身にしてよくいただきます。


なんで「ほうたれ」なんて呼ぶのかな?
ほっぺたがたれるくらい美味しいからかしら??


イワシは生姜を添えて食べることで臭みを抑えることが多いですが、新鮮なイワシにはそもそも臭みもほとんどなく、生姜の風味が勝ちすぎてしまうことも。
だから天ぷらにした場合に、「天だしに生姜ってイマイチ…」ってときがあるのです。
でも私、生姜はものすごく好きだし…

ということで。ほんのり生姜風味を付けるために、最初に生姜の搾り汁と醤油を混ぜた卵黄に漬けて下味をつけてから揚げました。

もともとは烏賊の天ぷらをするときの下味にこの漬けダレをよく使っていたのですが、実はイワシにもよく合います。
生姜のピリッとした強さを黄身醤油がいい具合に包んでくれてまろやかになって、塩も天だしもつけずにそのままおいしく食べられます。

ほうたれは手で簡単に捌けますが、中骨は身から剥ぐけど取り外さずに、そのまま付けっぱなしにしておきましょう。

ん~
イワシのしっぽ部分から中骨がつながってて、全体が閉じた扇子の形のような形状になります。
手でつまんで食べるとき(お行儀悪っ!でも飲んでるときはつい…)骨を持つと食べやすいし、何より骨はカルシウムの塊&香ばしくておいしいものですから捨てて欲しくないのです~



~ほうたれイワシの黄身生姜醤油揚げ~

・ほうたれ(カタクチイワシ)   12~15尾くらい
・黄身              1個分
・生姜の搾り汁          小さじ1
・薄口醤油            小さじ1
・酒               小さじ1
・衣(小麦粉、卵、水)      適量
・揚げ油             適量

1.ほうたれは頭を千切り、お腹を割って内臓を取って中骨を剥がす(折取ってしまわないように注意!)。海水程度の塩水できれいに血や汚れを洗い落す。
2.黄身に生姜の搾り汁と薄口醤油、酒を加えてよく混ぜ、1を漬けて5~10程度おく。
3.2の汁気を取って天ぷら衣にくぐらせ、中温に熱したサラダ油で揚げる。


指が太いとか、体温が高めでイワシの身が温まってしまうとか、どうも指ではうまく捌けないという方は、包丁の代わりに爪楊枝や竹串を使ってみてください。
驚くほどキレイに捌けますから。

血や汚れを洗い流すとき(身を開いてから洗うとき)は、真水は避けましょう。
身が白くなってぼろぼろになり、うま味が流れてしまいます。
イワシに限らず全てのお魚は「立て塩(海水程度の塩水で洗うこと)」をしてあげることをお勧めします。
特に青味のお魚はね(´∀`)
身が崩れやすいですから。


うふふ。。。
ほうたれって1パック10~15尾くらい入ったものが、旬ならば100円を切ることも。
お刺身用でも150円とか。

こんなお安いお魚でも、三度洗わなくても鯛に負けない美味しさです♪







今日は内子の山奥で農作業をしてまいりました。
大学の恩師からお誘いをいただき、「都会と田舎を結ぶ食育ネット」に参加させていただき、子どもたちと大学生と一緒になって大いに遊ばせていただきました。

田起こしや芋の植え付け、杉の下枝落とし、植樹などなど盛りだくさんの内容で子どもたちも大喜び。
そして私も(歳を忘れて)大喜び!



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子どもたちは元気です。
大人たちに教えてもらいながら一生懸命がんばってます。

もちろん私も最後にこっそり(?)させていただきました。
「なかなか上手だ」と褒めていただき、内心ちょっと得意に。

実は実家の畑でときどき農機具を使っているという経験者なワタシ…
鍬や鋤は言うまでもなく…(`∀´)

でも、いつでも土や植物に触れることができると楽しいのです♪


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芋を植えたらマルチをかけて…

寒いと思ったら雪!
すっかり下界では桜が咲くほど暖かくなっていても、山はまだまだ寒いのです。
雪が降り始めたと同時に子どもたちはテンションMAX!




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懐かしいポン菓子作り。
これは今日のおやつになります。

個人的にこういうお菓子が大好き。
手作りで素朴であったかくって。
お店で買うお菓子の何倍も価値があると思います。
体にも心にも。

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お昼はと~っても美味しいお寿司に椎茸とさつまいもの天ぷら、大根のお漬物、寒天寄せのデザートのワンプレートランチ。
蒲鉾以外、肉も魚もない野菜だけのワンプレートだということに誰か気がついたかな?
寒かったので豚汁がしみる~~~


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椎茸収穫もさせていただきました。
見事に「今が穫りどき」の椎茸が原木にびっしり!

「椎茸キライ、食べられない」って言ってた子も、収穫には熱中してました。
自分で穫った椎茸だったらきっと食べられるよね。



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収穫した椎茸の一部。
まだまだありましたよ~

これはハマった。
椎茸収穫と選別、杉の下枝落しは、たぶんどの子より私がはしゃいでたと思う…( ̄_ ̄ i)
だって楽しかったんだもの!



農機具の扱いに熱中する子、鍬を握って離さない子、椎茸の選別をいつまでもやり続ける子、ポン菓子を作った大鍋を抱きかかえてくっついてる残りを食べてる子…
興味の対象はいろいろ。
でも、誰もが興味の対象に向かってすごく真剣でした。



みんなは連泊ですが、私は今日一日の参戦のみ。
次回はできるなら最初から最後まで参加したいなぁ。



子どもたちが宿に帰ったら大人たちは賑やかに夕食です。
穫れたての超肉厚原木椎茸を炭火で焼いて食べるという最高の幸せ♡
他に肉や野菜もたくさん焼いたのですが、私の一番お気に入りは椎茸でした。
(相変わらず食べることに熱中して一枚の写真も撮ってないことは突っ込まないように)



初めてお会いする人ばかり(ほんの数名の方を除いて)でしたが、一日が終わるころにはすっかり打ち解けてて。


ホントにありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

あんまりお手伝いにならなかった…ような…
自分が楽しみすぎてしまった、ですね。


でも、またぜひ参加させていただきたいなと。
今度はもっと“お手伝い”をしようと思いますー





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