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今日は春一番が吹いたということで、本格的に季節が変わり目を迎えました。
なので、名残りの鰤と畑大根を惜しみながらいただくことにいたしました( ̄▽+ ̄*)

ブリッブリの鰤のアラ(今回は頭部分)、一番脂がのってておいしい部分なのになぜかお安い。
食べにくいって先入観があるのかな?身の方が一般的な価値が高いからかな?
わたくしむしろ魚はアラのほうを好みますが、実家の両親は身の方、しかも背の部分を好みます。
こればっかりは好き嫌いなのかもしれませんが、もし食べず嫌いなら絶対アラにチャレンジして欲しい。
おいしさに悶絶するはずです! たぶん…

そんな鰤アラから身をスプーンで削り取って、柚子こしょう風味の漬けタレで味を漬けてから炙り焼きにいたします。
ホントは炭火焼がベストですが、グリルで充分おいしく焼き上がります。

魚は強火の遠火でじっくり焼いて、というのが鉄則ですが、すでにほぐしてあるから火の通りは早いです。
強めの中火でさっと焼き上げた方がジューシー♪
あまり長時間じっくり焼くとぱさぱさになりますのでご注意です。


大根は煮物やおろし、サラダなどの生食でいただくことが多いと思いますが、ぜひぜひ“焼き”もレパートリーに加えてみて。
“シャキほっくり”とした食感が病み付きになります~
今回は漬けタレにみりんも砂糖も加えてませんが、大根自体の甘味をすっごく感じられるはず。
鰤の付け合わせ的に使いましたが、メインとしても充分存在感があると思います。



~鰤の脳天炙りと漬け大根のステーキ☆名残りをいただき♪~

・鰤のアラ(頭部分)      好きなだけ
・大根             好きなだけ
調味料
・薄口醤油と酒を同割にしたもの 鰤と大根がひたひたに浸かる量
・柚子こしょう         少々(好みの量)

1.鰤のアラの皮をはぎ、身をできるだけ大きい塊状にしたままスプーンなどでかき出す。大根は皮を剥いて1cmくらいの輪切りにする。
2.調味料を合わせ、鰤の身と大根を15~30分程度漬け込む。
3.鰤はグリルでこんがりと、大根はサラダ油(分量外)を薄くひいたフライパンでフタをして両面にキレイな焼き目が付き、芯まで柔らかくなるまで加熱する。




ぬふふ…
魚のアラって肉に例えると“霜降り”なんですよ。
これを食べない手はないでしょ。
ほんのり柚子こしょうのピリリとした辛味と香りがアクセントとして全体をキレイにまとめてくれてます。

最近の養殖技術はすごく研究されていて、むしろ天然よりおいしい場合すらあります。
(旬や環境による生育状態の差という意味で)
少なくとも養殖魚の脂が“イワシ(養殖魚のエサに使われていた)臭い”ということはもうないですね。

そりゃ、旬の天然ものの充実した固体に勝るものはないですけれど(^_^;)




和食の、こういうシンプルに素材を味わう料理って、素材◯gに調味料△gってあまりないです。
◯:△って割合で表記してるレシピが多いはず。
その時扱う素材の質にもよると思いますが、慣れれば割合表記の方が人数の増減やその他いろんなシチュエーションに柔軟に対応できるんですよね。
素材を吟味して調理する、日本料理に特徴的な発想ですよね。








さて、ブログをずっと更新できてなかった理由の一つ。
出張がやたら多かったということで…

ちょびっとずつ紹介してみようかな、と。


生まれて初めての北陸地方上陸を果たしました☆
金沢に初訪問~♪


乗物LOVEで、車から飛行機、列車、船などなど、何でも大好きな私。
四国には新幹線がないため、新幹線を見るだけでテンションが上がってしまうとか、いろいろ年齢にふさわしくない行動もあったりするのですが… 







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もうサンダーバードに乗ったあたりからテンション上がりっぱなし。
「仕事だから。やるべきことが先だから」と必死でいろんな衝動を抑えつつ…
生まれて初めての車内販売での駅弁(もともと列車にはほとんど乗らない&四国の列車に車内販売があるのかも知らない私…)や、車窓からの琵琶湖の風景に感動したり。
現地に着くまでは旅気分を満喫させていただきました。

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かにめし、おいしかった~
お値段もかなりよかったですけれど(^^ゞ



仕事は別として出張の楽しみは現地での食事と空き時間の観光に尽きる!

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初日は移動日でしたので少しばかりの時間を工面して観光へ。

初めての兼六園。
雪が積もったらもっと美しいそうですが、秋の風情もなかなかでした。



もちろんあこがれの21世紀美術館にも行ってきました。
兼六園も21世紀美術館も少々時間がなかったのが残念!



夜は近江町市場で海鮮丼。

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ど~ん! ちょっと寒かったか?
金沢らしく金箔が飾られてます。



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翌日は朝からお仕事です。
食べて遊んでばかりではなくて、ちゃんとお仕事してました!

金沢県庁最上階からの景色。
360度パノラマ風景~


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夜は打ち上げ兼ねて地元の本当の市場横にある居酒屋へ。
近江町市場って京都の錦市場みたいな感じで、観光客がかなり多いところ。
こちらは本気の市場です。


念願のノドグロと、これでもかって盛られた刺身。
どちらもこれで一人前なんですって!
鮮度は言うまでもなくバツグンで、飾らない威勢のいい大将のおかげでとっても楽しくおいしい時間を過ごすことができました。

金沢の日本酒、最高!



でもね、仕事は忙しかったのですよ。
あまり真実味を感じられないかもしれないですが…
(あたりまえか!)




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