$やさしい暮らし

「毎日食べても食べ飽きないから」ということから名前がついた“常夜鍋”
豚肉とほうれん草のシンプル鍋です。
それを今回は猪肉バージョンにアレンジ。

猪肉は臭いとよく言いますが、血抜きをしっかりしてれば全然臭くないし、むしろ牛肉より味が濃くておいしい♪
猪肉を普段から食べている地域の人によると「子どもたちは焼肉をしても牛肉はおいしくないって。猪肉じゃないと食べない」とおっしゃるほど。
そうはいってもなかなか上質の猪肉は手に入りにくいものなんですが…(^^ゞ

猪肉は鍋や焼肉、鮮度のいいものはタタキにして食べることもあるそうです。
一般的には“ぼたん鍋”で食べることが多いと思います。
味噌味+にんにく、生姜などの香味野菜で強い味をつけたぼたん鍋に対し、あっさり味の常夜鍋バージョンは鍋後の締めまでたっぷり堪能できる♪
たっぷりの日本酒を使いますが、アルコール分は全く気になりません。
肉質がやわらかくなって、臭み(血抜きができていればもともとあまりありません)も消えて、アクの出かたも少なくなります。

味と香りの決め手は醤油漬けのにんにくですが、なければ普通のにんにくのすりおろしで代用できます。
でも、醤油漬けのにんにくのほうが香りが丸くてバランスがいいと思います。


~常夜鍋☆猪バージョン~

・猪肉        200g
・長ネギ       1本
・椎茸        2枚
・ほうれん草     1束
・醤油漬けのにんにく 2片
・唐辛子(好みで)  適量
・水         200cc
・酒         800cc
調味料
・醤油        大さじ2.5
・砂糖        大さじ1~1.5

1.猪肉は薄くスライスし、長ネギは斜め薄切り、椎茸は薄切り、ほうれん草はざく切りにしておく。
2.鍋に水と酒、調味料を加えて温まったら、1の猪肉とネギ、醤油漬けのにんにく(すりおろしなら小さじ1/2程度)、唐辛子を入れて弱めの中火で沸騰させないように加熱する。
3.表面にアクがびっしり浮いてくるのできれいに取り除き、調味料を加えて弱火にし10分程度煮る。
4.椎茸を加えて火が通るまで加熱し、さらにほうれん草を入れてしんなりしたら出来上がり。





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普通はあまり簡単に手に入るとは言えないですね、猪肉。
講座の最終日に大学の同窓生から極上猪肉をいただきました。
800gくらいの大きな塊肉で、鍋に使った残りは焼肉と塩豚ならぬ塩猪に。
ん~~~
感謝の極み、です。



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鍋を堪能した後には中華生麺ゆでたのを入れ、味卵をのせて猪ラーメンに♡
これがまた絶品♪
ありがとうございました!


猪は害獣として駆除されるけれど、食肉として流通するための設備が整ってないのがネックなんですって。
駆除→食用とできる流れがきちんとできたらみんなが喜べるのにな~、と思ったり。

牛肉よりずっと昔から食べられてきた肉なんですものね。




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