$やさしい暮らし

たまに無性に食べたくなるキムチ炒飯は、少し酸味が出た古漬けになったキムチで作るとおいしいです。
下茹でしたじゃがいもの角切りは炒め揚げする感じでほっくほくに♪
キムチのピリッとした辛さがじゃがいもの甘さでより引き立つ~

あるデータによれば、米100gのカロリーは356kcal.
じゃがいもは100gで80kcal.

結果、野菜たっぷり&低カロリーという:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

実は、野菜室に1個だけ残ってたじゃがいも。
冷蔵庫にはキムチの古漬けが少しばかり「この微妙な量はどうしたらいいんだろう」と思うほど残ってて。
さらに、お茶碗1杯強の冷やご飯も…

「キムチ鍋にするには圧倒的にキムチが足りないし、そのまま食べるには少し酸味が強いし。豚キムチにするにも豚は少ない、ニラはない。炒飯にするにはご飯が足りない」

ふむむむ…

そうだ!じゃがいもを足してご飯を嵩ましすれば炒飯にできるし、絶対においしいはず!(ノ´▽`)ノ

と生まれたのがこのじゃがキムチ炒飯。
あまり代用メニューは好きじゃないのですが、結果的に大成功♪
むしろ、普通のキムチ炒飯より具材は多いしさっぱりしてる。
普通の炒飯なら違和感があると思いますが、キムチ炒飯にはじゃがいもが入ってた方がおいしいかも☆

冷蔵庫で所在なげにしてた食材。
無駄にしたくないですもの(`∀´)



~じゃがキムチ炒飯☆結果的に冷蔵庫のお掃除完了♪~

・キムチ(古漬けになったもの)   50g
・じゃがいも            中1個(100gくらい)
・卵                1個
・豚バラ肉             30g
・青ネギ              2本
・ごはん              お茶碗1杯強
・サラダ油             大さじ1
・胡麻油              小さじ1.5
調味料
・醤油               小さじ1
・塩                小さじ1/2
・酒                大さじ1

1.じゃがいもは1cmの角切りにし、少し固めに下茹でしておく。豚バラ肉とキムチは一口大に切る。
2.フライパンにサラダ油の半量を熱して溶きほぐした卵を炒め、半熟状態になったら取り出しておく。残りのサラダ油を同じフライパンに熱し、1のじゃがいもと塩を加え、じゃがいもの表面がキツネ色になるまで炒めて取り出しておく。
3.2のフライパンをさっと拭いてサラダ油少々を加えて豚バラ肉を炒め、色が変わったらキムチをさらに炒め、香ばしい香りがしてきたらご飯と2の卵とじゃがいもを加えて全体に油が回るまで炒める。
4.鍋肌から醤油を加えて焦がしながら混ぜ、仕上げに青ネギと酒をふりかけてパラパラになるまで炒める。


炭水化物の米に炭水化物のじゃがいもを合わせるなんて邪道だ!なんて思わずに、ぜひどうぞ。
米だけの炒飯より、より複雑なおいしさが生まれてきます。

おいしいキムチを使うのもポイントかな。
辛いだけでうま味のないキムチだとダメ。

冬の間は畑の白菜で漬けるのですが、この時期はさすがに購入します。
いろいろ試してみましたが、キムチってホントにメーカーによって「おいしい・まずい」がはっきりしてる食品だな~と。
塩っぱいだけ、唐辛子の辛さだけ、化学調味料の味だけ、不自然なほど真っ赤なのとか。
お気に入りを見つけるのにけっこう時間がかかりました。

じゃがいも入りキムチ炒飯、おススメです(^~^)




有機無農薬栽培って本当に大変、っていうけれど、それだけの価値は絶対にある!
そんな私のポリシーが間違ってなかったことを確信できる柑橘園の取材に行ってきました。

除草剤も防虫剤も使わないので最初はものすごく苦労したけれど、数年経って、自然のバランスを取り戻した畑は自分で病気や虫と闘える力を回復したそうです。
人は自然の循環系がスムーズに働くようにお手伝いするだけ。
そうは言っても簡単ではなくて手間はかかる。
だけど果樹園のみなさんはとっても楽しそうに、誇りを持ってお仕事されてらっしゃいました。



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みかんの花を手に持ってお話をしてくださったのは、果樹園の社長。
とっても笑顔が優しい女性で、畑と柑橘のことをよくご存知で、心から愛してらっしゃる。
「農薬を使っている果樹園とは土の匂いが違う、と大学の教授がおっしゃいました」ともおっしゃってました。
“命の楽園”って言葉がぴったりの果樹園です。



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化学肥料を一切使っていない果樹園の土はふかふかで、軽く表面を掘っただけでダンゴムシやミミズや、いろんな虫がい~っぱい出てきます。
落ち葉を食べて分解し、土に栄養を与えてくれる生き物たち。

蜘蛛やてんとう虫は飛来する害虫を食べてくれる“益虫”です。
「農薬を撒かなくなってしばらくすると、蜘蛛やてんとう虫が戻ってきました」
虫が戻ってくるまでは大変だった、ともおっしゃって。

雑草は、これも春に益草を育て、程よく成長したら倒して地面を覆い、夏の茂りすぎる害草を押さえるんだそうです。


手間がかかるから、コストはそれなりに価格に反映することは否めませんが…

「それだけの価値がある味のよさと、赤ちゃんにも食べさせてあげられる絶対的な安心」

これは何にも替えられないのじゃないのかなぁ。


商業的な意味ではなく、食べ物をこよなく愛し、食べることを何より大切なことと考える一人の人間としての正直な感想。

「食べるものを選ぶことは生き方を選ぶことに通じる」

この何年かに自分の中で確立したポリシーです。


素敵な生き方をしている方は、必ず食べ物に気を遣ってらっしゃるし、食べ物に関して好奇心旺盛。
私の経験値ですけれど。


健全な肉体に健全な魂が宿る。
そして食べ物は肉と血になり、体と心のエネルギーになる。


だから、食べ物に執着することはある意味自分の“生”に執着するとも言える。



なんか哲学的になっちゃいましたが…


食の担い手の役割は、“生命”にとってすごく大切なものなんですよね。
私もがんばらなくちゃ!





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