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最近、ちょっと気の利いたスーパーでも見かけるようになった葉山葵。
こちらは正真正銘の「深山産の半天然葉山葵」でございます。

さっと熱湯をかけてお浸しにしたり、醤油漬けにしたりと、根っことはまた違った使い方ができる葉っぱ。
もちろん山葵独特の香りとピリリッとした辛味があって。
「山葵だけをアテに酒が飲める!」という超・山葵好きの私には、葉山葵にも目がないのです(´∀`)

山から収穫してきた山葵の葉っぱに熱湯をかけてしんなりさせ、甘海老と一緒にお浸しにした“純和風”な一品。
山葵の辛味と甘海老のねっとりした甘味が絶妙なバランスです♪

山葵の香りと辛味は揮発性。
いかにして風味を損なわずに下処理するか、山葵料理の最大のポイント。
加熱はさっと短時間に、そして急冷することが大切です~



~葉山葵と甘海老のお浸し~

・葉山葵         100g
・甘海老(刺身用)    10尾
・薄口醤油        大さじ1.5
・みりん         小さじ1.5
・鰹出汁         大さじ1.5

1.葉山葵は熱湯で15~20秒くらい茹でて冷水に取り、水気を搾って5cmくらいに切る。甘海老は殻を剥いて海水程度の塩水で洗い、汚れを落とす。
2.薄口醤油とみりん、鰹出汁を合わせた中に1の葉山葵と甘海老を入れて和え、しばらくなじませてから器に盛る。


葉山葵は養殖物が出回ってますが、やはり天然物には香りも辛味もかないません。
辛味が足りないな~と思うときには、市販されているチューブ状の山葵を少々加えてあげてください。

シンプルな料理です。
ですが、こういう味がわかるのは“日本人”ならではの特権ですね♪

わが家ではもっぱら「日本酒のアテ」でございますが、しっかりおかずとしても美味しくいただけると思います。
こればかりは年中出回ってる素材ではないので、旬を感じるには最高です!







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これが山葵の葉っぱ&蕾。
葉っぱも花も、山葵のツーンとする香りがします。
山葵の成長には冷たい清水が欠かせません。
横には雪解けの冷たく透き通った水が流れていました。


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2日前にも雪が積もったそうで、まだまだ桜(ソメイヨシノ)すら咲いていません。
今年は山の春は遅いのだそうです。
雪解けの清水をたたえた渓流の水は、それはそれは冷たい~(>_<)
でも、緑色を増した苔類や、岩陰に咲く小さな花が「ちょっとゆっくりめだけどね、春は来てるんだよ」と告げてくれてます。
黄色い花をいっぱい付けた三椏、明るい色が青空に映えて最高にキレイ♪


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こちらが今回採取させていただいた半自生している山葵たち。
なぜ“半”自生かと言うと、根山葵を育てようと植えたのが、放置している間に勝手に増殖してしまっているため(^^ゞ
山のお友達に「今年は山に春が来るのが遅いんだけど、なぜか山葵だけは成長が早いから。採りにおいで~」と誘われ、遠慮なくたっぷりといただいてきたものです。


山葵は自生しているように見えて、栽培している場合が多々ありますので採取には注意が必要です。
栽培してなくても、根っこごと乱獲するのはもってのほか。
小さいものは埋め戻すとか、2株あったら1株は残すとか、一株の半分だけ葉っぱを収穫して半分は残すとか、そういう気遣いが大切。
来年も再来年も、ずっと収穫させてもらいたいですものね☆






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