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水あめを使った鯖の甘辛煮。
最初から味をつけた煮汁を強めの火で煮詰める簡単な作り方です。
濃い目の味付けですが、中まで味を煮含めるというよりタレを付けながら食べるという感覚かな。
ぱさぱさせずにしっとりした仕上がりです。

マクロビオティックでは砂糖のかわりに水あめを使うそうですね。
まだまだ不勉強で栄養や成分的なことは詳しくはないのですが、水あめを使った方が照りがキレイだと思います。
水あめを手作りすることもできると聞いたので、近いうちにチャレンジしてみたいな~

煮方がダイナミックな分、下処理はていねいにしてあげます。
青身の魚は、最初に少量の酒と塩を振ってしばらく置いてやることで、余分な水分や臭みを落とします。
青身・白身の魚に限らずですが、煮物にする場合は霜降りをしてやるとアクの出方が少ないです。
新鮮なものは特にですが、煮ていると皮が弾けて見た目が悪くなることがあります。
皮に切れ目を入れておくと弾けてしまったり剥げてしまうのを防ぐことができますよ~



~真鯖のつやつや蜜照り煮~

・真鯖         1匹
・生姜         1片
煮汁
・水          200cc
・醤油         大さじ1.5
・水あめ        大さじ1
・酒          小さじ2
・みりん        大さじ0.5
飾り用
・針生姜        適量

1.鯖は2枚におろして片身を三等分して皮に切れ目を入れ、塩と酒(各少量)を振って15分くらい置いておく。流水で洗ってから熱湯をかけて霜降りにする。
2.鍋に煮汁の材料を全て入れ、潰した生姜と一緒に鯖を加えて火にかける。沸騰してきたらアクをすくい取り、落とし蓋をして中火で煮る。煮汁がほとんどなくなったらできあがり。器に盛り、針生姜をのせる。



塩と酒を振った切り身は笊などの上にのせておきます。
一度水洗いして汚れを取ってから熱湯をかけましょう。
汚れが付いたまま熱湯をかけると汚れがくっついてしまいます。
霜降りにすると、一度アクを取り除いてしまえば後は放置しておいて大丈夫。
がんがん煮詰めていきましょう、焦がさない程度に(^~^)

煮汁の材料を合わせるとき、水あめをできるだけ溶かしてから火にかけてください。
加熱すると溶けてきますが、その前に焦げ付いてしまう場合があるので要注意です。

落とし蓋がなければアルミ箔などで代用できますが、落とし蓋さん、最近いろんな形(言わずもがなのブタさん型など)が出てます。
あると煮物にはとっても便利なのでキッチンツールとして持っておくと重宝しますよ~


できあがりは、非常にごはんが進む系です。
いつもより多めにごはんを炊いておきましょう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:








蓮根、掘ってきましたよ~
私の参加しているある会の定例会として、蓮根掘り&自然派ガーデンパーティが開催されました。

蓮根掘りは、沼地でどろんこになって…というのが幼い頃(多分4歳くらいに一度経験したことが…)の記憶。
本日は水を抜いた田んぼで蓮根掘りをさせていただきました。



山芋掘りと通じるところがありまして(´∀`)
もはや“遺跡の発掘”的な作業です。
これが楽しくって♪


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掘る作業ならお任せあれ!
ざっくざっくと縦横無尽に田んぼを掘りました。

ほらほら、こんな立派な蓮根が!


かなりダイナミックに掘っていったので、途中でバキバキと折ってしまう人続出(>_<)
ちなみに私もそうだったんですけどね。
でも、蓮根掘りの先生曰く「料理するときには切るんだから大丈夫」。
それですっかり気を大きくしてしまった私たち(^^ゞ

そこかしこで“じゃくっ”、“ばきっ”と軽快な音を響かせつつ掘り作業を進めたのでした。



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本日の戦利品です。
大人約15人分の収穫。
プロとしては全然ダメダメなんでしょうけど、みんなどろんこになって楽しませていただきました。


収穫の後は楽しいガーデンパーティ。


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これ、オリジナルのテントなんですって!
「こんなの作ってみたい」と設計図を描いて作ってもらったそうです。
それが庭に建てられてるの。
インディアンのテントっぽい?


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中に入って見上げると青空が♪



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真中には炭が熾ってて、で~~~っかい鍋に具沢山のお味噌汁。


本日のメニューは玄米ごはん、野草の天ぷらいろいろ、畑で取れたお野菜たちたくさん、でございました。
たんぽぽの葉や菊の花の天ぷら、ハハコグサのかき揚げ、丸かじりの野蒜などなど。
野草好きな私にはたまらないものばかり。
当然掘り上げたばかりの蓮根の天ぷらも♪



そして、本日悶絶したのがコレ!

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漬け物名人の手による絶品漬け物!

干し大根のたまり漬け、柚子大根、奈良漬け2種、奈良漬けと干しぶどうの漬け物、水菜の昆布漬け、大根の梅酢漬け…


もうこれだけでいいです。
他には何もいらないです。



そんなお味のお漬け物でした。
特に奈良漬け。
今まで食べた中で一番おいしかったです。

しかも!
レシピをあっさり教えてくださいました。
「作るか作らんかの差だから。教えるのはなんもかまんよ~」と。


弟子入りしたいと真剣に思いました。


奈良漬け、来年は必ず挑戦します!
大根はもう少ししたらチャレンジできる♪


で、思ったのが、おいしいお漬け物は玄米(あるいは雑穀米)のほうが合うということ。
精白米では負けちゃうような気がします。
多分何日か前にも書いたかと思いますが、発酵食品と一緒に食べるとエネルギーの吸収率が段違いに良くなるんだそうです。


玄米や雑穀米の栄養素をムダなく吸収するには発酵食品が必要→発酵食品には玄米や雑穀米が合う。


本質的に「おいしいもの」は、"理にかなった食べ物”なんですね~




明日は山芋。
掘りまくりで筋肉痛なワタクシ。
応援いただければ元気100倍でございます♪

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