母子ともに命懸け出産 その3

～分娩の時～

促進剤投与後1時間。

回旋異常はいつの間にか治っており、やっと先が見えた瞬間

髪の毛見えてきましたよ～なんて言われていた時、ベビさんの心拍が低下、胎盤が剥がれた疑いと

会陰切開と私のお腹は陣痛に関係なくぐいぐい押されて、ベビさんの頭には吸引が取り付けられすごい勢いで子宮から引っ張り出されました…

私もベビさんも命懸け

気絶しそう、拷問でした。

そのまま観察のためベビさんは連れていかれ、私は抜け殻状態。

この夜勤帯の手薄状況とひとつ処置にかかりすぎる時間。産科では評価の高い病院でしたが、個人的にはありえないと思いました

母子ともに命懸け出産 その2

～入院から陣痛室まで～

夕方には生まれるかもねと言われての入院だったけど陣痛の間隔も痛みも何の変化もないままそのまま消灯時間。

消灯後24時をすぎた頃から陣痛間隔が3～5分になり痛みが増強

耐えられずシクシク泣きながらナースステーションへ行きそのまま陣痛室へ。 

子宮口9cm

もう生まれるかと思いきや、助産師さんがなかなか来ずそのまま陣痛と戦うこと2時間半。

ちょっと放置プレイもいい加減にして欲しいわとメンタルダウン

～陣痛室から分娩室～

3時を過ぎてようやく分娩室に移動。

破水もあり順調かと思いきや、ベビさんの回旋異常

陣痛と睡眠不足とで意識が朦朧とする中、赤ちゃんの向きを治しますね～と言われて横向いたり四つん這いになったり…

そんなことをしている間に助産師さんはいなくなり、羊水まみれの分娩台で3時間が経過。寒い…

この放置プレイは一体何！？

赤ちゃんの状況もこの時間も訳が分からないまま戦意喪失ダウン

陣痛も消えてなくなりそうなくらい放置されて朝7時。

｢当直医です、促進剤使わせて頂きます｣

と。

は？

もう限界突破の私の体力

促進剤に渋々同意し、それから点滴が開始されたのが3時間後。

忙しいのは分かるけど放置プレイもいい加減にしてくれ…

ひとつの処置に3時間かかるってありえないでしょうが…

もう気力体力、何も残っていませんでしたが、ベビさんはひとり頑張っていた

わが子ながらすごい体力

死ぬかもしれないと思いながら最後の力を振り絞り分娩へ

母子ともに命懸け出産

昨日、かわいい姫が誕生しました 

～陣痛開始から入院まで～

8日17時におしるし

トイレに行くたびにポタポタでる出血にこんなものかなと、陣痛のはじまりを待つ

9日0時半にお腹に鈍痛

１時間に1～2回、それが明け方まで。

明け方から20分～10分間隔に。7時頃から5分から10分間隔に。

もう少し様子を見れそうだったけど、とりあえず一睡もできなかったのと、不安もあって、あと2時間経過をみて病院に連絡してみることに。

助産師さんに診察に来る？どっちでも大丈夫と言われて、えーそんなこと言われてもどーしたらいいんだと悩んだすえ…不安なので行きますと返答。

全然普通に歩けるし、もしかしたら前駆陣痛かもなんて思いながら診察を受けると、子宮口が4.5cm開いてた

夕方には生まれるかもね～なんて言われてそのまま入院になりました

きっと痛みに強いんだね、このまま安産になるといいね～なんて言われながら11時に入院。