平成22年度行政書士試験について | 大阪のとある中小企業の経営日記

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行政書士として開業し、様々な士業を集めてコンサル業務に事業拡大。
日々、経営とコンサル業務について思うことを書き留めている日記です。

今仕事が終わりました。といってもまだ完全には終わっていませんが。


最近は、有難いことに非常に忙しい日々を送っています。


助成金申請書類の作成。

許認可書類の作成。

契約書の作成。

等々です。


さて、今年の行政書士試験についてです。


やっと問題が手に入りました。


早速解いてみたのですが。。。。。。。


各種予備校の講評を見る限りかなり難しくなっているような記載がありますが、私個人的には特に難しく感じませんでした。


行政法も過去問を中心に勉強していれば十分に解答できるものばかりですし、民法、会社法も特に難しい問題はありませんでした。

一般教養についても、常識的な問題が出題されていたので難易度として特に難しいものでなかったと思います。


ただし、問題形式が司法書士試験に似てきたのかなとも思いました。特に民法については、司法書士試験と同じように感じました(もちろん、司法書士試験の方がはるかに難しいですが)。


一年間全く行政法、民法、会社法を勉強していない私でも3科目合計の失点を6問程度で抑えられているので、真剣に受験勉強をされた方にとって、特に難しい試験ではなかったように感じます。


皆さん。

注意してくださいね。

確かに、行政書士制度の流れとして難化していくことは間違いないのでしょうが、予備校の講評に振り回されないようにしてください。


冷静に今回の試験を分析してみてください。


個数問題は数えるほどしかありませんでした。ほとんどが組合せ問題です。
要するに、組合せ問題が出題された時の対処方法さえ自分の中で確立できれば今回の試験は軽々クリアできたはずです。


組合せ問題の場合、大抵のパターンは、

①絶対に知らないような肢が1つまぎれている。
②微妙に知識を混同させるような肢が1つまぎれている。

のパターンです。


このような状況時に自分がどのように問題を解いていくのか?

自分の中でのルールを決めておく必要があります。

そのルールを決定し、運用(模試や過去問で実践)していくことで解答にたどり着く思考回路を構築することができます。


もちろん、基本的な知識を有していることが大前提ですが。


皆さん。諦めずに、もう一度今年の試験を分析してみてください。


1肢1肢丁寧に分析してあげて下さい。

そうすれば、確実に合格に近づくことが出来ます。


来年受験することが決まってしまった方は、諦めずに頑張って下さい。応援しています。