秋の夜長にBeatlesのバラード集でも(7)〜ゴールデン・スランバー | カワシマンのこころざし

秋の夜長にBeatlesのバラード集でも(7)〜ゴールデン・スランバー

残り一曲となった選曲ですが…アルバム Abbey Road 収録の肝心の曲が抜けていたことに気が付きました f^^)

今回選曲を始めるキッカケとなった Golden Slumbers です。これを加えて21曲のプレイリスト名を「21 Golden Slumbers」にしようと思います。

スッキリ気分創造ディレクター:カワシマンです!


(8) Let It Be

The Long And Winding Road

中期にはバンド演奏では再現できないような録音の仕方を開発してレコードを作り後の音楽界に影響を与えた彼らですが、このアルバムではダビングせずにバンド演奏そのものをアルバム収録したいと望んで取り組みましたが、すでに気持ちがバラバラだったこともありそのままレコードとしてリリースできるレベルの仕上がりではなかったそうです。

録音テープをフィル・スペクターに預け、彼が再編集してコーラスやオーケストラを付加して公式盤としてリリースされたアルバムが Let It Be でした。フィルに渡す前までは Get Back というアルバム名だったことは有名ですね。

その中で最もポールを怒らせたフィルのアレンジがこの The Long And Winding Road だそうで、ソロになってから2回もポールは録音し直してレコード・リリースする曰く付きの曲です。


曲自体は当時のいろんな状況を暗喩したかのように書かれた歌詞が印象的で Let It Be と同様に美しく歌い上げるポールのボーカリストとしてのうまさが際立つ曲ですね。

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2003年にアビーロード・スタジオのエンジニアにより、フィルスペクターのダビングを全て取り外して再々編集して当初の生バンド演奏そのままの感じを活かした「Let It be,,, Naked」という再アルバム化が行なわれて発売されたとは知りませんでした。昨日Amazonで注文しました!

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以下がプレイリスト「21 Golden Slumbers」です。

・If I Fell
・And I Love Her
・ No Reply
・I'll Follow The Sun
・You're Going To Lose That Girl(恋のアドバイス)
・I've Just Seen A Face(夢の人)
・Yesterday
・Michelle
・Girl
・In My Life
・Here, There and Everywhere
・For No One
・Martha My Dear
・Blackbird
・I Will
・Julia
・Mother Nature's Son
・Something
・Here Comes The Sun
・Golden Slumbers
・The Long And Winding Road


お付き合い頂きありがとうございました!