時空を超える芸術というのに、憧れはある。
作者の死後も衰える事なく、むしろ勢いを増して輝き続ける
至高なるコンテンツ。
キリスト教しかり、ダビンチしかり、
ゴッホしかり、
ウォールトディズニーしかり、
トーベヤンソンしかり,
コカ.コーラ、然り、と。
これらは、普遍的な要素を秘めており、
それらを乗り越えようと、
数多の同じ分野の同業者が果敢にチャレンジしてきたが..、
踏襲する事は叶わず、時代の波に流され風化していったのだ。
世紀を跨ぐほどの強度は無くとも..、
自身が生存している間は、支持され続けたきものであり、
一定数の支持者がいるからこそ、お店つうのは
継続更新しながら、続けられるのだ。
小さなお店を一生涯、現役で続けゆく、
これが自身のアートに対しての意気込みであり、
ささやかな目標であるが、
やりがいの大きく感じられる目的でもあって。
2016年も、あとちょいで暮れゆくが、
2026.2036.2046と、
何十年先に刻々と変わり続ける風景の中、
昔からさほど変わらぬ外観で佇んでる
小さな昭和風味なお店を営んでゆければ幸いなのだ。
変わり続けてゆく風景と
変わらずに在る景色の間に位置するナニカ、
それらを頑に追及し、
良質なる美とは何なのか?という問いを立て続けながら
クラシカルなる旅路を続けてゆきたく思う。