久しぶりに作品紹介じゃない感じの更新
良い革を使ってみて、
作品の完成度を上げるためには、
やはり基本を手抜きせずに一つ一つ丁寧に行うことが
重要だと実感した。
前回のブッテロの定期入れで、
やはり糸の締め具合や菱目の穴の形状等も少し不満があった。
ちょうど2年くらい使った菱目打ちが、
刺さりが悪くなり新調を考えていた。
本格的な高いものには手が出ないので、
また安いものを購入したが、
試しに古い物を研ぐことにする。
使っていたのはクラフト社の4本目。
鉄が柔らかくなるかと思い、事前にガスコンロで温めてみた。
ミシン油を塗り800番くらいの紙やすりで削ってみた。
品物にもよるだろうが安い菱目打ちは、
刃先がとがっているがすぐに太い棒状になっている様に
カーブをえがいている。
(ぶっとい穴が開く原因と思う・・・)赤い線が以前の形状で、正しいかは分からないが、
青い線に近くなるように擦っていく。
最初は平面になっている両面から擦り、
斜めになっている所は、一本一本(計8回)
上画像のようにプラ定規にテープで紙ヤスリを固定して擦った。
何回かやっていると菱形の角が鋭利になるのが分かった。
(やはり手入れは必要に感じた・・・・)
最後に菱先が尖がり過ぎると菱目の穴が、
尖り過ぎと感じたので角を少し丸くして整えた。
きれいに整っているかは疑問だが、
試しに打ってみると
使い始めの2~3回は刺さりが良くなった(気がした・・・)
力の入れ具合や角度で菱目穴の形状が少し違うが、
大体均一になったように見えた。
まだ縫っていないので、どんなんか分かりませんが、
これを使って次回は何か作ろうと感じた。
(幅が変わらないように研ぐのは難しい)
※よく調べると、ネット上に上手く研いでいる先人方の画像は一杯あり、
4、5年前以前の草創期、道具が無い時代チャレンジした方は尊敬に値する
ブッテロ定期入れを少し変えて作った。
(菱目は磨く前を使用)
金具を金メッキにしたのと、縫い位置を縁から3㎜にした
(前回のは、4㎜)
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