「浪速史跡巡り」諏訪神社(すわじんじゃ)は、大阪府大阪市城東区にある神社である。祭神・建御名方刀美命(たけみなかたとみのみこと)・八坂刀売之命(やさかとめのみこと)長野県にある諏訪大社の分社である。由緒・創建の年代は不明。境内にある石灯籠に承和3年(836年)4月寄進と刻まれているので、平安時代前期にはあったとされる。菅原道真が大宰府に左遷される道中で当神社に参拝したと伝わる。・獅子舞・天正18年(1590年)、小田原攻めの時、豊臣秀吉が大坂城の天守閣から外を眺めた際、森の様に木が生い茂っていた当神社が目に留まり、参拝した所、戦に勝利したという逸話がある。その際、秀吉は神社の霊験を得たとして、雄と雌の一対の獅子を奉納したとされる。雄獅子は明治18年(1885年)の大水害で流失したが、雌獅子とそのレプリカが現存している。同神社の獅子舞は奉納後に始まったとされるが、前述の水害で資料が流失してしまった為不明。昭和に入り、戦争の為一時途絶えたが、獅子地車保存会により1968年に復活[1]。毎年秋祭りに行われている。2003年、大阪市の無形民俗文化財に指定。摂社 ・大國神社・末社 談山神社、春宮神社、天満宮(腰掛天満宮)、玉長社、招魂社・祭礼・夏と秋に開催。だんじりの曳行が行われ。2007年には地車購入50周年を迎え、記念祭が開催された。秋祭りには獅子舞が行われている。</font>