(その1)ツカサ9/15【金】川又三智彦社長の経済情報 ツカサは年金問題,特別会計,... | 経済日記

経済日記

経済ブログ

■2007年 09月 15日の記事

070914 金曜日 曇り
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2007/09/14 23:34

★★★人身事故             

中央線(快速)[東京~高尾] 9月14日 12:40 平常運転
★立川駅で発生した人身事故の影響で、列車に遅れが出ていましたが
、12:40現在、ほぼ平常通り運転しています。

大和路線 9月14日 22:05 運転見合わせ 22:05頃、
★志紀~八尾駅間で発生した人身事故の影響で、運転を見合わせています。

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安倍総理辞任劇安倍総理辞職。このニュースは僕にとっても驚きを隠せない“事件”でした。まさかこのタイミングで辞職するなど誰も考えていなかったでしょう。就任当時は支持率70%という驚異的な数字が出ていたにも関わらず数字は下がり続け、末期には30%をきっているとかいないとか。とにかく支持率が低くなってしまったわけです。

しかし安倍総理は国民投票法の制定を初め防衛庁の省への昇格や公務員法の改革、教育基本法の改正、教育関連3法の改正などこの短い政権では普通なしえないような成果を上げています。特に国民投票法などは重要法案であるにもかかわらず歴代の総理が見て見ぬふりをしてきたもので、これを成立させた功績は大きいです。

しかしそれにも関わらず結局のところ職を賭すどころか職を辞せざるをえなくなったのはなぜなのでしょう。

僕の好きな政治評論家の1人、屋山太郎氏は2つの事柄を挙げています。

一つは戦後レジームからの脱却を望まない人があまりに多かったこと。

朝日新聞を中心としたマスコミのネガティブキャンペーンは凄まじかったです。一部では“安倍いじめ”などと言われるくらいでした。正直言って安倍総理の政策に関しては知らないという人が殆どなのではないでしょうか?
周囲のスキャンダルや「この会見で首相は○○という言葉を何回言った」など政策やヴィジョンとは全く違うところで支持を失っていきました。にも関わらず今回の自民党総裁選についてテレビでの街角インタビューを見ると重要項目に「政策論戦」があがってくるのだからあきれます。

特に安倍政権では政治と金の問題に対しての追及は止まることを知りませんでした。はっきりいって僕は政治と金を追求しすぎることは国にとって非常にマイナスだと思っています。金の問題を抱えず清廉潔白で国民にご奉公します、みたいな政治家こそ必要ないです。いや、言い過ぎか(笑)。でも野心のない人に日本の政治家として台頭してほしいとは全く思わないのです。
金の問題なら莫大な特別会計を湯水の如く無駄遣いしているような役人の方がよほど問題なんです。

二つ目は官僚達を敵にまわしたこと。

公務員法の改革を断行した安倍総理に対しての官僚達の抵抗は凄まじかったといいます。地方分権の必要性が昨今問われています。安倍総理は増田寛也氏を総務相に起用しました。増田氏は前岩手県知事で道州制を見据えた地方分権を説いている人です。
地方分権が進まないのは中央府省が金を握りすぎているからです。橋本元首相の行革で1府22省庁を1府12省庁にしましたが、実は中央府省の体積は全く削減されていません。小泉元首相の三位一体改革もほとんど地方分権につながりませんでした。理由は中央集権のいきすぎ、そしてその権限を中央官僚達が離そうとしなかったからです。今回も同じようなことがおきたのでしょう。とにかく官僚達の抵抗というのがどれほど凄まじいかを想像させるものです。

年金問題でさえ安倍内閣の危機管理の甘さをアピールするために社保庁自身がリークした、なんて話もあるくらいです。本当かどうかは知りませんが。

しかし今回の総裁選での当選を予想される麻生氏、福田氏ともに官僚は敵に回してはいけないという旨の発言をしているそうです。どちらにせよ官僚政治は今後も続くことでしょう。

僕は今回の安倍総理の辞任に対してはタイミングこそ最悪でありましたが、お疲れ様でした、という思いが強いです。どうかゆっくり静養し、また戦う政治家としての闘士を燃やし、国会へ戻ってきて欲しいです。

http://blog.livedoor.jp/funk_style/archives/51077397.html





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2007/09/14 23:48


★★★クレディアが民事再生法の適用申請、過払い金など三重苦で
9月14日22時59分配信 読売新聞


 中堅消費者金融のクレディア(本社・静岡市)は14日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。

 負債総額は約757億円。改正貸金業法の成立後、東京証券取引所1部上場の消費者金融の破たんは初めて。

 クレディアは1957年設立で、東海地方を中心に消費者ローン事業を展開していた。しかし、2006年12月に同法が成立し、過払い金の返還請求に備えて多額の引当金を積み増すなどした結果、財務状態が急激に悪化。支払期限を迎える債務返済のめどがたたない状況になった。石尾頼央社長は記者会見で、「(法改正による融資金額の)総量規制は厳しく、金融機関への対応や過払い金の問題もあり三重苦だった」と説明した。

最終更新:9月14日22時59分


★★ サブプライム問題で世界金融市場やや不安定化、いくばくか日本に影響=日銀総裁
9月14日20時16分配信 ロイタ

 9月14日、内閣府幹部によると日銀総裁(写真)は最近の市場動向について、米サブプライムローン問題によって世界の金融市場がやや不安定化しており、いくばくか日本の市場にも影響が出ていると述べた。1月撮影(2007年 ロイター/Michael Caronna)

 [東京 14日 ロイター] 内閣府幹部によると、14日午後に開催された月例経済報告等に関する関係閣僚会議で、福井俊彦日銀総裁は、日本経済の先行きについて、緩やかだが息の長い拡大が続く可能性が高いとし、最近の市場動向について、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題によって世界の金融市場がやや不安定化しており、いくばくか日本の市場にも影響が出ていると述べた。
 福井日銀総裁は日米欧の企業金融について、リスクに対する慎重な姿勢が資産担保証券(ABS)にとどまらず、クレジットマーケット全体に影響を及ぼし、社債の国債に対するスプレッドは日米欧ともに少し拡大していると説明した。ただ、このスプレッドは2003年から2004年にかけて大幅に縮小していたとして、行き過ぎたスプレッドの縮小が修正されたとの理解が十分可能との見方を示したという。
 また、福井総裁は日米欧の金融市況に関連して、日本の株価の下落幅が欧米と比べてやや大きくなっていると言及。背景として、外国人投資家が流動性確保のために日本株の売却に転じた点を挙げたほか、円高もこれに影響しているとの見解を示したという。
 福井総裁はこれらの動きについて、リスクの再評価、プライシングを見直すためのプロセスとみなすことができるとした上で、実体経済への影響、特に海外経済への影響について、注視する必要があるとの見方を示したという。
 また、内閣府幹部によると、渡辺喜美金融・行政改革担当相は同会議で、米国の8月雇用統計が悪かった点や、米国の貯蓄率が伝統的な水準に戻ることになれば相当米国経済が減速する可能性などについて言及。「ボンドの世界でお金が流れにくくなることがもっと激しくなると、米国のファイナンスの問題につながる」との見解を示したという。また、渡辺担当相は、一番厄介なことは、「ダラークライシス」が発生することで、そうなれば日本は一番困ると指摘。「ニクソンショックと同じような状況になるかもしれないという人もいることで、十分にウォッチしてもらいたい」と指摘したという。


最終更新:9月14日20時16分


★★<英中央銀>住宅金融大手ノーザン・ロックに緊急融資
9月14日19時56分配信 毎日新聞


 【ロンドン藤好陽太郎】イングランド銀行(英中央銀行)は14日、英住宅金融大手ノーザン・ロックに緊急融資することを決めた。イングランド銀が民間金融機関を本格支援するのは極めて異例。米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題に端を発した信用収縮の影響が英国にも押し寄せた形だ。緊急融資は、無制限・無期限。
 英国の住宅ブームで急速に業容を拡大したノーザン・ロックは英最大の住宅融資シェアを持ち、資産内容も健全とされてきた。しかし、「サブプライムで巨額の損失が出ているのでは」との疑念が集中。長期の住宅ローンを貸し出す一方で、借り入れは短期市場に頼っていたことから、サブプライム問題をきっかけに短期金利が高騰したあおりを受けて資金繰りに行き詰まった。
 ただ、イングランド銀は緊急融資にあたって政策金利(最重要貸出金利)の5.75%に最低1%超のペナルティー金利を課す方針で、安易には金融機関救済に乗り出さない姿勢を崩していない。

最終更新:9月14日19時56分


★★サブプライム問題での政策批判、FRB前議長が反論
9月14日19時45分配信 読売新聞


 【ワシントン=矢田俊彦】米連邦準備制度理事会(FRB)前議長のアラン・グリーンスパン氏は、米CBSテレビのインタビューで、FRB議長時代の低金利政策が、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付き問題を招いたとの批判に対し、「誤解だ。景気の下支えが必要な時に金融緩和するのはFRBの仕事だ」と反論した。

 インタビューは16日に放映されるが、CBSが13日に概要を公表した。

 グリーンスパン氏は、2001年の米同時テロ後の市場の動揺に大胆な利下げで対応した。「もし今も議長なら当時のような利下げをするか」との質問には「当時はインフレ圧力が弱く、インフレ懸念を考慮せずに行動できた。いまはそれはできない」と答えた。

最終更新:9月14日19時45分

★★<グッドウィル>自家用ジェット機を売却 財務基盤悪化で
9月14日19時8分配信 毎日新聞


 行政処分を受けた介護事業のコムスンを子会社に持つグッドウィル・グループ(GWG)は14日、自家用ジェット機1機を、3800万ドル(約43億円)で、米航空機販売会社に売却すると発表した。折口雅博会長らが海外拠点への移動や、海外での投資家への広報活動などに使用していたが、経営悪化のため手放すことにした。
 ジェット機(ガルフストリームV)は12人乗りで、04年3月から保有。売却先はアブプロ社(メリーランド州)で、11月23日までに引き渡す。GWGは、コムスンの行政処分の影響などで、07年6月期に407億円の連結最終(当期)赤字を計上するなど、財務基盤が悪化している。ジェット機の売却益は約14億円で、08年6月期に特別利益として計上する。【遠藤和行】

最終更新:9月14日19時8分


★★クレディアが民事再生手続き開始を申し立て、貸金業法改正で財務悪化
9月14日18時15分配信 ロイター


 [東京 14日 ロイター] クレディア<8567.T>は14日、東京地裁に民事再生手続き開始を申し立てたと発表した。負債総額は757億円。
 消費者金融業を手掛ける同社によると、貸金業法の改正や過払い金返還請求に備える引当金への対応などで財務状態が急激に悪化。新規の資金調達が困難になり、今後支払い期限を迎える債務の返済のメドがたたなくなったという。


最終更新:9月14日18時15分

★★英住宅金融ノーザン・ロックのCDSスプレッドが急拡大=欧州CDS市場
9月14日16時30分配信 ロイター


 [ロンドン 14日 ロイター] 14日朝方の欧州クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、英住宅金融大手ノーザン・ロックのスプレッドが大幅に拡大した。
 トレーダーによると、同社が、業績見通しに対して警戒感を示したことや、イングランド銀行(英中央銀行)から金融支援を受ける見通しであることを明らかにしたことが背景。
 ロンドンのトレーダーによると、同社の5年物CDSのスプレッドは60―70ベーシスポイント(bp)拡大し190―200bpとなった。その後、ドイツ銀行のプライスによると、165bpまで戻している。
 これは債務1000万ユーロに対する保証料が年間16万5000ユーロであることを意味する。


最終更新:9月14日16時30分


★★ノーザン・ロックへの金融支援は適切な決定=英財務相
9月14日17時20分配信 ロイター



拡大写真

 9月14日、英国のダーリング財務相は、住宅金融大手のノーザン・ロックに金融支援を実施することについて、英国の銀行システムの安定を維持する上で適切な決定、との考えを示した。写真は昨年9月撮影(2007年 ロイター/Luke MacGregor)

 [ロンドン 14日 ロイター] 英国のダーリング財務相は14日、住宅金融大手のノーザン・ロックに金融支援を実施することについて、英国の銀行システムの安定を維持する上で適切な決定だ、との考えを示した。BBCラジオに語った。
 同財務相は、イングランド銀行(中央銀行)に対して金融支援を求めてきたのはノーザン・ロックだけで、英国の経済や銀行システムは力強さを維持していると指摘、「現時点では、銀行システムには潤沢な資金がある。ノーザン・ロックのような金融機関が必要としている資金を短期的に貸し出していないだけだ」と述べた。


最終更新:9月14日17時20分


★★序盤のロンドン市場で金融株急落、ノーザン・ロックの資金繰り問題で
9月14日16時52分配信 ロイター


 9月14日、序盤のロンドン株式市場(写真)で英住宅金融大手のノーザン・ロックが資金繰り問題に直面しイングランド銀行から金融支援を受けることになったことを受け、金融株が軒並み急落。2005年3月撮影(2007年 ロイター/Toby Melville)

 [ロンドン 14日 ロイター] 14日序盤のロンドン株式市場で、英住宅金融大手のノーザン・ロックが資金繰り問題に直面し、イングランド銀行(中央銀行)から金融支援を受けることになったことを受け、金融株が軒並み急落している。
 0700GMT(日本時間午後4時)過ぎの時点で、ノーザン・ロックが18.6%急落しているのをはじめ、HBOSが2.5%安、アライアンス&レスターが3.5%安、バークレイズが2.1%安などとなっている。


最終更新:9月14日16時52分


★★英政府、イングランド銀行に対しノーザン・ロックへの金融支援を承認
9月14日16時28分配信 ロイター

 9月14日、英政府はイングランド銀行(写真)に対し住宅金融大手ノーザン・ロックへの金融支援を承認したと発表。昨年11月撮影(2007年 ロイター/Stephen Hird)

 [ロンドン 14日 ロイター] 英政府は14日、イングランド銀行(英中央銀行)に対し、住宅金融大手ノーザン・ロックへの金融支援を承認したと発表した。
英政府は、イングランド銀行および金融サービス機構(FSA)と共同で声明を発表し、「ノーザン・ロックに対する流動性支援ファシリティーの提供は、同社の長期的な資金調達や、モーゲージ証券化市場へのアクセスが困難になっていることを反映したものだ」と指摘した。
 ノーザン・ロックは、クレジット市場の危機により資金繰りが悪化し、イングランド銀行に緊急支援を要請していた。


最終更新:9月14日16時28分


★★英住宅金融のノーザン・ロック、07年と08年の業績見通しに警戒感を表明
9月14日16時11分配信 ロイター


 [ロンドン 14日 ロイター] 英住宅金融大手のノーザン・ロックは14日、2007年の実質ベースの税引き前利益が5億―5億4000万ポンド(10億9000万ドル)にとどまるとの見通しを明らかにした。
 2007年の実質税引き前利益に関する現時点のコンセンサス予想は6億4700万ポンド、2006年の実績は5億8800万ポンドだった。
 同社は「クレジット市場や流動性の問題により資産の伸びが鈍化しているため、2008年の利益に『重大な影響』が及ぶだろう」との見方を示した。


最終更新:9月14日16時11分


★★米連銀貸し出しが急増、2001年9月以来最大
9月14日12時57分配信 ロイター


 [ニューヨーク 13日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が13日発表した9月12日までの1週間の米市中銀行への連銀貸し出しは1日平均31億6000万ドルとなり、前週の13億4000万ドルから大幅に増加した。これは2001年9月11日の「同時多発テロ」後以来の高水準。
 通常、金融機関の借り入れの最後の手段として考えられていた連銀貸し出しが急増したのは、クレジット市場のタイト化が一段と進み、金融機関がキャッシュの手当てに窮していることが背景にある可能性がある。
 三菱東京UFJ銀行のシニアエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「借り入れが困難な状況になり、どのような利率でも長期的なローンが組めなくなっている顧客のために銀行が資金調達に走っているようだ」と述べた。
 格付けが高い優良金融機関向けのプライマリー・クレジット(優先信用供与)の連銀貸し出しは、12日の1日だけで総額71億5000万ドルに達し、6年ぶりの高水準となった。 2001年9月の「同時多発テロ」の際は金融市場の混乱で、1日の同貸し出しは455億ドルに達した。
 サブプライムローン問題に端を発した流動性のひっ迫を受け、連邦準備理事会(FRB)は前月、公定歩合を5.75%に引き下げている。
 9月12日までの1週間のプライマリー・クレジットの連銀貸し出しは1日平均29億3000万ドルとなった。
 ライトソン/ICAPのチーフエコノミスト、ロウ・クランドール氏は「金融システムには資金が非常に不足している。金融機関は資金を借りる必要に迫られている」と述べた。


最終更新:9月14日12時57分


★★NY原油、終値初の80ドル台…ハリケーン上陸で供給懸念
9月14日10時26分配信 読売新聞


 【ニューヨーク=山本正実】13日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場で、国際的な指標であるテキサス産軽質油(WTI)の10月渡し価格の終値は、前日比0・18ドル高の1バレル=80・09ドルと3日連続で最高値を更新した。

 終値が、1バレル=80ドル台に乗せたのは初めてだ。この日の取引では、一時、1バレル=80・20ドルまで上昇し、取引時間中の最高値も2日連続で更新した。

 この日は、ハリケーンが、石油関連施設が多く集まる米テキサス州に上陸し、一部の製油所が操業を停止したことから、石油製品などの供給に支障が出かねないとの懸念が広がり、買いが優勢となった。

最終更新:9月14日10時26分


★★8月ヘッジファンド運用成績、4分の3がマイナス=調査会社
9月14日10時17分配信 ロイター


 [ボストン 13日 ロイター] ヘッジファンド調査会社のバークレイ・グループによると、8月は同社に情報を提供しているヘッジファンドの4分の3が損失を出し、過去1年余りで最低の実績となった。
 同社の創業者であり社長のソル・ワクスマン氏は「これまでに8月の運用成績を発表した2600以上のヘッジファンドのうち、74%が損失を出した」と述べた。
 ヘッジファンドは、株式市場の下落と、銀行がサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場の混乱により与信枠を縮小したことにより打撃を受けている。
 バークレイによると、8月のヘッジファンドの運用成績はマイナス1.4%。10日にヘッジファンド・リサーチが発表した調査結果と同様の数字となった。
 ファンズ・オブ・ファンズの8月の運用成績はマイナス2.16%だった。


最終更新:9月14日10時17分


★★<グリーンスパン氏>「サブプライム問題、議長時気付かず」
9月14日10時11分配信 毎日新聞


 【ワシントン木村旬】米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長が、金融市場に混乱を起こした米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題について、06年1月の議長退任の直前まで事態の深刻さに気付かなかったことを明らかにした。米CBSテレビが13日、インタビューの収録内容をホームページで伝えた。
 ずさんな融資が焦げ付きの要因と指摘されているが、「融資の実態は知っていたが、どの程度深刻なのかは05年末ごろまで分からなかった」と認めた。前議長時代の超低金利政策がこの問題を招いたとの批判には、「誤解だ。(同時テロやITバブル崩壊後の)経済の再活性化のため、金融を緩和するのはFRBの仕事だ」と反論した。

最終更新:9月14日10時11分


★★米経営者の経済信頼感が大幅後退、クレジット市場混乱で
9月14日9時10分配信 ロイター


 [ワシントン 13日 ロイター] 「チーフ・エグゼクティブ」誌が13日発表した調査によると、クレジット市場の急激な収縮により、8月の米企業経営者の経済に対する信頼感が過去最大の落ち込みを示した。
 同誌の8月の信頼感指数は24.3ポイント(14.4%)低下の145.0。2002年10月の調査開始以来の落ち込みとなった。ただ、信頼感の水準は依然「プラス領域」にあり、指数は03年初めに記録した過去最低水準を上回っているという。
 調査は203人の最高経営責任者(CEO)を対象に実施。75%以上が信頼感に影響を与えているのは最近のクレジット市場の混乱と答えている。株式市場の低迷も主因だという。


最終更新:9月14日9時10分


★★英住宅金融ノーザン・ロック、中銀から金融支援=BBC
9月14日8時11分配信 ロイター


 [ロンドン 13日 ロイター] 英BBCテレビは13日、電子版で同国の住宅金融大手ノーザン・ロックがイングランド銀行(英中銀)から緊急金融支援を受ける見通しと伝えた。
 報道によると、今年上期住宅金融ではトップだった同社は経営破たんの危機にはないが、中銀に金融支援の要請があったことは、クレジット市場のタイト化で資金繰りの問題が深刻化していることを示すものとされる。
 同社は同業他社に比べ、資金調達のホールセール市場依存度が高かった。
 同社と英中銀からのコメントは今のところ得られていない。
 金融監督機関である金融サービス機構(FSA)と財務省との協議の結果、英中銀が「最後の貸し手」となったという。


最終更新:9月14日8時11分


★★米カントリーワイド、120億ドルの融資枠を確保
9月14日6時53分配信 ロイター


 [ニューヨーク 13日 ロイター] 米住宅ローン大手カントリーワイド・フィナンシャルは13日、住宅市場低迷に対処するため、120億ドルの有担保融資枠を確保したことを明らかにした。新規及び既存の信用枠を通じて最近確保したという。
 8月の同社の住宅ローン融資は344億ドル。資金調達が困難になり、融資基準を厳しくしたことから強化されたことから前年比17.3%減となった。


最終更新:9月14日6時53分



★★米FRB、3回のレポで計210億ドルを供給
9月14日6時47分配信 ロイター



拡大写真

 9月13日、米FRBは3回のレポを通じ計210億ドルの資金を金融システムに供給。8月20日にFRBの建物の外で撮影(2007年 ロイター/Kevin Lamarque)

 [ニューヨーク 13日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は13日、3回のレポを通じ総計210億ドルの資金を金融システムに供給した。
 アナリストは、おおむねテクニカルな動きだとしている。総額では9月6日の312億5000万ドル以来の規模となった。
 ストーン・アンド・マッカーシー・リサーチ・アソシエーツのエコノミスト、ケネス・キム氏は「今日のFRBのオペに重要性はない」と指摘。「FRBはフェデラルファンド(FF)金利が誘導目標近辺で推移するように準備金の水準を維持しようとしている」の見方を示した。
 FRBはこの日、14日物レポで50億ドル、7日物レポで110億ドルを供給した後、米国債が対象の50億ドルの翌日物レポを実施した。
 FF金利はFRBの誘導目標である5.25%を下回る5.00%で推移している。


最終更新:9月14日6時47分


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2007/09/15 0:31


★巡査が路上で下半身ベロ~ン…兵庫県警が懲戒処分


 兵庫県警監察官室は14日、下半身を露出して逮捕された尼崎南署の巡査(25)と、当て逃げ事故を起こして逮捕された須磨署の巡査長(59)を、いずれも減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。2人は15日付で依願退職する。

 監察官室によると、巡査は8月17日、芦屋市の路上で女性に向けて下半身を露出。公然わいせつ罪で略式起訴され、罰金20万円の略式命令が出た。

 巡査長は8月20日、神戸市内を乗用車で走行中に信号無視。さらにミニバイクに接触して逃走し、道交法違反(報告義務違反)などの疑いで書類送検された。

ZAKZAK 2007/09/14


★★自民大雪崩、福田「総裁」決定的…額賀断念、麻生孤立
「派閥の時代」復活


総裁選への出馬を表明した福田康夫元官房長官=14日午前11時5分、東京・永田町の自民党本部
 自民党総裁選が14日、告示され、最大派閥・町村派の福田康夫元官房長官(71)は同日午前、出馬を表明した。津島派の額賀福志郎財務相(63)は福田氏と会談後、出馬を断念し、福田氏支持に回ることを明らかにした。自民各派は雪崩を打って福田氏支持を打ち出し、「福田総裁」の流れが決定的となった。森喜朗元首相--青木幹雄前参院議員会長のシナリオ通りの展開で、麻生太郎幹事長(66)は完全に孤立し、窮地に追い込まれた。

 「わずか2日でこんなことになるとは夢にも思わかなかった。しかし、皆様から『やれ』という励ましの声をいただき、やらなきゃいけないという思いを強くした。平時でないから、やらなきゃいけないと思った。緊急事態という気持ちを持って政治を進めたい」

 福田氏は14日午前、都内のホテルで行われた町村派の緊急総会で出馬を正式に表明した。同派名誉会長の森氏らと握手を交わし、出席者から拍手がわき起きた。


挑戦者の立場で総裁選に入る麻生氏=13日午後、東京・永田町の自民党本部
 この後、福田氏は、13日に出馬を表明していた額賀氏と同じホテルで会談。額賀氏は、会談後、「緊急事態なので、党が一致結束し、全員野球をすることが大切。福田氏を支持して協力したい」と出馬断念を表明した。 額賀氏の表情はこわばり、自派閥すら固め切れなかったことへの苦渋さがにじみ出ていた。額賀氏の出馬に、青木氏が最後まで首を縦に振らなかったからだ。

 福田氏はこの日、党本部で谷垣派の谷垣禎一、古賀派の古賀誠、山崎派の山崎拓の3派会長とも会談し、支持を取り付けた。伊吹派も「事情のある人は(別候補の)応援も容認する」として福田氏支持を決定。津島派や二階派も福田氏を支持する方向となり、高村派は会長の高村正彦防衛相に対応を一任した。

 つまり党内9派閥のうち高村派と麻生派を除く7派が福田氏支持を打ち出したわけだ。

 派閥レベルでは完全に孤立した麻生氏。それでも、麻生氏は同日午後3時過ぎ、党本部で会見し、「まだ誰も政策発表していない段階で、派閥の支持が決まるのは派閥による談合と非難される。出ると言った人が出ないといったような事も聞いている。きちっと政策を党員、党友、国民に堂々と問いたい。小泉氏以前の派閥政治に戻してはいけない」と出馬を表明した。

 電光石火のごとく決まった今回の福田氏擁立劇。町村派の有力筋は「すべては森--青木ラインのシナリオ通り。これまで森、小泉純一郎、安倍晋三各氏と3代続けて町村派から総裁を出し、3代目が政権を投げ出しただけに、表向き町村派は自重し、他派閥から福田氏擁立の声をあげさせた。今回も2人はキングメーカーとして影響力を発揮しようと思っている」と話す。

 伏線はあった。森氏は参院選投開票が行われた7月29日、都内のホテルで青木氏らと会談し、「福田暫定内閣」に向けたシナリオを描いた。安倍首相の続投の意思が固かったため、幻に終わったが、腹の底には「いつかはコントロールしやすい福田総裁を実現させようとの思惑があった」(政界有力筋)。

 一方、麻生氏には誤算があった。


福田康夫氏と会談後、記者団に出馬断念を伝える額賀福志朗氏=14日午後0時55分、東京・紀尾井町のホテル
 麻生氏支持派は「まさか安倍さんが、あんなに早く辞めるとは思わなかった。総裁選の体制も作りにくくなった。それに、あれほど露骨に派閥が全面に出て、福田氏支持を打ち出すとも思わなかった。派閥政治の復活で、古い自民党に戻ってしまった」と話す。

 実際、福田氏支持を打ち出す各派の動きは早かった。谷垣氏は13日夕、古賀、山崎の各氏と個別会談し、共同歩調を取ることを確認。古賀氏は「私は福田氏のほうが近い。幹事長は安倍政権への政治責任がある」と露骨に「反麻生」をぶち上げた。

 党内には「麻生氏は2日前に首相から辞任を打ち明けられたのに、止めることができなかった」(中堅)との不満もくすぶり、「福田総裁」の流れは加速。これに便乗するかのように、反麻生の“謀略情報”が次々と流される誤算もあった。

 一つは、安倍首相が内閣改造で人事権を発揮できなかったなどとして『麻生、与謝野馨両氏にだまされた』と周囲に漏らしている、というもの。「これがワイドショーなどで流され、かなりの痛手を負った」(麻生氏支持派)

 福田氏の流れが固まったとみるや、小泉氏もすばやく動く。福田氏支持を打ち出し、周辺を介して、小泉チルドレンや無派閥議員にその意向を流したのだ。

 無派閥議員は小泉氏の動きについて、「麻生氏は『自民党をぶっ壊すという人(小泉氏)を選び、事実ぶっ壊れたので、立て直すのが使命だ』と公然と脱小泉路線を訴えた。小泉氏とは逆の増税路線の与謝野氏を官房長官にしたのも、平沼氏を無条件で復党させようとしたのも麻生氏だ。小泉氏が麻生氏を支持するわけがない」と話した。

 麻生氏は今後、都道府県連などから支持を取り付けることで巻き返しを図る。だが、総裁選は国会議員387票、都道府県連には各3票の計141票で行われるため、逆転は困難な情勢だ。

 ある議員は「『派閥の時代は終わった』といっても、それは派閥のバックのある人が言えるセリフで、派閥のバックが少ない人はそんなことは言えない」とつぶやいた。 派閥復活を印象づけた今回の福田氏擁立劇。世論にはどう見えるのか。新総裁は23日誕生する。

ZAKZAK 2007/09/14



緊急入院…安倍さん襲った病気と9月病の関係
胃や腸の機能が低下し体調不良

 突然辞意を表明し、入院した安倍晋三首相。入院先の会見では「機能性胃腸症」と明かされた。胃や腸に病変は見られないものの、機能が低下して体調不良をもたらすというのだ。実は夏バテやストレスが原因で9月になって首相のように体調を崩したり、うつ病になったりする人が多いのだ。「9月病」といわれる今の時期のうつ病と首相を襲った病魔の関係は?

 【症状は同じ】

 首相の病状について13日に会見した慶応病院消化器内科診療部長で主治医の日比紀文教授は、「胃や腸を内視鏡で検査したが異常は見られないものの、機能に障害がある。1カ月前から最近まで支障がなかったのに、今日は全身に疲労が進んでいる」とした。そしてその原因について「身体の疲労やストレスの関与が少なからず認識される」との見方を示している。

 一方、「季節的な要因と疲労の蓄積、過重なストレスという点を考えると9月病の可能性は否定できない」と指摘するのは、杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授。

 5月病ならぬ9月病はうつ病のこと。やる気がでない、夜は眠れず朝起きられない、気分の落ち込みなど、メンタルな面に関るだけでなく、「食欲の低下、味がわからず食事がおいしくないといった症状も特徴」(古賀教授)。胃が弱い人は、薬を飲んでも胃炎がなかなか治らないなど、身体の弱い部分の病気を伴うこともあるそうだ。

 ほかにも首相の最近の様子を振り返ると、9月病説を裏付ける点も多い。猛暑だった今年の夏は参院選の大敗と内閣改造、政治と金にまつわる問題などで心労やストレスが蓄積されたことは想像に難くない。話しかけても上の空だったり、記者会見で発言と発言の間に何秒もの間が空いたりといったことは、うつ病と結びつく。

 【電池切れ】

 実は今の時期、9月病にかかる人は多いのだ。杏林大学医学部精神神経科の初診うつ病患者が多くなるのは、毎年5月と9月。なぜ9月にも増えるのか。古賀教授は次のように話す。

 「日照時間が短くなると心理的に落ち込みやすくなるし、春から夏にかけて頑張り過ぎると身体も心も夏バテになり、心のエネルギーが枯れてしまう。加えて9月は決算などで多忙になり、わずかに残っていたエネルギーさえも使い果たし、うつ病になってしまう」

 もともとなりやすいのは、まじめで几帳面な人が多いだけに、夏の疲れを引きずったまま9月になり、決算期で多量の仕事をこなす。手抜きや息抜きがない状態が続き、ストレスもたまる一方。そのうち電池切れの携帯電話のように、全く動けなくなってしまう。

 「『悲しみ』のような気持ちの面は薬の服用で回復できる。しかし『もうひとつ元気がでない』という状態は薬では治すことができず、自分で元気を取り戻すしかない。心のエネルギーが枯渇していると充電に時間がかかるため、秋のうつ病は長引く可能性がある」

 【危険信号は】

 9月病も他の病と同様に早期治療がなにより。目安は(1)寝つきが悪く睡眠不足(2)疲れているはずなのに夜中に目が覚め、朝まで眠れず床離れが悪い--といった状態が1週間程度続いたら危険信号だ。また、予防のために、古賀教授は日頃からストレスのこまめな解消を勧めている。

 「会社と私生活の切り替えが大切。朝の通勤電車はストレスがたまりやすいのは実験で明らかで、ガムをかむとよい。帰宅するときにはパズルなど夢中になれるものに取り組むなどすると、エネルギーの充電をしやすくなる」

 帰宅したら会社のことは忘れる。日替わりメニューでパズルや塗り絵、アロマなど、短時間夢中になれるものに取り組むのがいいという。そしてぐっすり眠ること。くれぐれもエネルギー切れにならないように。

ZAKZAK 2007/09/14


★★ドウィル、自家用ジェット機売却…差益14億円


 グッドウィル・グループ(GWG)は14日、同社が保有する航空機1機を、米国の航空機販売会社に3800万ドル(約43億4000万円)で売却すると発表した。帳簿価格は29億4900万円で、差益の約14億円は2008年6月期業績に特別利益として計上する。

 売却するのは「ガルフストリームV(ファイブ)」という12人乗りの自家用ジェット機。同社は「米国や欧州で人材派遣事業を展開しているため、移動用として使っていたが、バランスシートの健全化の観点から売却を決めた」(広報IR部)と説明している。

ZAKZAK 2007/09/14


★★兜町萌えず?麻生関連銘柄41社…パッと急騰→急落

麻生関連の1つ、まんだらけは12日、ストップ高となった
 自民党総裁選で、福田康夫元官房長官が出馬の意向を固め、劣勢が伝えられる麻生太郎自民党幹事長。安倍晋三首相が辞任表明した12日の株式市場では、「麻生関連」と目されている銘柄がもてはやされた。と思いきや大半の銘柄が翌13日には急落、波乱含みの総裁選を映すような格好となった。気になる麻生関連41銘柄とは--。

 愛読書は超一流スナイパーを描いた劇画『ゴルゴ13』で、移動に使う車の中にはマンガ雑誌が山積み--。無類のマンガ好きとして知られる麻生氏は外相時代、「国際漫画賞」を創設するなどオタク文化の国際化にも熱心に取り組んだ。

 安倍首相の辞意が伝わった12日午後の株式市場では、いち早く関連する銘柄が反応。マンガ専門古書店のまんだらけが前日比5万円ストップ高の43万6000円、テレビアニメの企画を手がけるウィーヴも同4300円ストップ高の3万4500円、東映アニメーションも同90円高の2875円と急騰した。

 国内証券のアナリストは「麻生氏の政策でマンガやアニメの海外進出が加速すれば、売り上げ増につながるとの連想から買われたようだ」と解説する。

 麻生氏の「家業」にも注目が集まった。実家は福岡県に本拠を置き、セメント事業を中心に医療や教育など66社を擁する「麻生グループ」。麻生氏自身も1973年から衆院議員になる79年まで麻生セメント(現・麻生ラファージュセメント)の社長だった。現在は弟の泰氏がグループ代表を務める。グループで唯一上場しているのが、気泡コンクリート工事を手がける麻生フオームクリートで、12日には同80円ストップ高の390円と急騰した。

 地元関連としては、福岡銀行と熊本ファミリー銀行を傘下に持つふくおかフィナンシャルグループが同日、同33円高の601円と買われた。

 兜町では麻生関連銘柄がポスト安倍含みで早くから注目されており、7月の参院選前には「オタク関連の26銘柄」というリストが出回った。その後、安倍政権が迷走を深めてポスト安倍が取りざたされるようになると、関連銘柄も拡大。現在は「41銘柄」が関連とされる。

 12日の市場では、これら41銘柄のうち33銘柄が上昇したが、翌13日には一転して41銘柄中29銘柄が値下がりした。

 こうなると、麻生銘柄に本当に期待していいのか迷ってしまう。前出のアナリストは、「アニメやマンガの振興策が実際の売り上げにつながるには時間がかかる。また、麻生氏の地方重視政策で恩恵を受けるのは九州だけではない。(関連銘柄は)筋は一応通っているが、『風が吹けば桶屋がもうかる』程度の理屈」とやや懐疑的だ。

 ここで思い起こされるのが、1年ほど前に外資系証券の証券マンがリポートの中でリストアップした「安倍関連銘柄」。鳴り物入りで登場してきたが、振り返ってみれば惨憺(さんたん)たる状況に近い。

 安倍首相の就任時(2006年9月26日)から昨13日までの株価の動きをみると、グッドウィル・グループがマイナス78%、ドリームインキュベータが同56%、一休が同55%、スパークス・グループが同52%といった具合。

 関連銘柄といっても、過信は禁物のようだ。

ZAKZAK 2007/09/14


★★空回り小泉チルドレン…小池擁立も失敗、福田支持へ
ベテラン議員「力がないのがはっきりした」

小池氏は一兵卒生活が続きそうだ
 14日告示された自民党総裁選。一昨年の総選挙で初当選した「小泉チルドレン」らが画策した小泉純一郎前首相の再登板は、本人に「100パーセント出ない」と通告され、あっさり霧消した。次善の独自候補として小池百合子前防衛相を擁立する構想もあったが、結局、大本命の福田康夫元官房長官支持へとなびきそうだ。

 「福田さんは、小泉内閣で番頭を務めた人として評価できる。小泉さん(擁立)はダメみたいだけど、大きなムーブメントを起こせたと思う」

 自民党の片山さつき衆院議員は13日夜、都内のホテルで、小泉氏の再登板を求めて署名運動をした「小泉前総裁の再登板を実現する有志の会」の会合を終え、“敗戦の弁”を語った。

 同会は31人でスタートしたが、署名は前日比+6人の37人。会合には、37人全員に声をかけたが、わずか17人しか集まらない「惨敗」だった。

 同会は12日、片山氏のほか、杉村太蔵、佐藤ゆかり両氏ら1回生議員を中心に、郵政造反組の復党や「小泉改革路線」の修正に危機感を持ち、「麻生憎し」で集まった若手・中堅ら31人で結成された。小池氏や棚橋泰文元科学技術相らの姿もあった。同日夜の会合には、中川秀直前幹事長や小泉前首相の元秘書官、飯島勲氏が出席。飯島氏は「50人署名を集めれば俺が小泉を出馬させる」と述べたとされる。

片山さつき氏をはじめ、小泉チルドレンよ、どこへいく…=13日午後、東京・永田町の自民党本部
 1回生は13日朝から精力的に運動を展開したが、空回り。午前11時には、国会内で1回生の会合「83(はちさん)会」を開き、署名に協力した土屋正忠衆院議員が「オープンな総裁選を」と執行部に求める要望書を出すことを提案。チルドレンの結束を図ったが、出席者から「当たり前の提案など出す必要もない」との声が相次ぎ、即座に却下された。会合自体もわずか10分で終了。

 13日午後には、頼りの小泉氏が森喜朗元首相に「俺は100%出ない」と電話したとの情報が入り、勢いもなくなった。同じ電話で、小泉氏が「福田氏支持」に傾いたことも判明し、「有志の会」はもはや「死に体」となってしまった。

 この時点で1回生の1人は「昔の名前で出ていますではよくない。会のメンバーから、改革と新しさを出せる独自候補を出したい」と強がった。

 別のメンバーからは「(次善の候補は)棚橋さんか小池さんかなぁ」といった声や、「飯島さんの『50人』は、小泉氏が出ず、小池さんにお願いしたときに減っても総裁選候補者の推薦人20人には足りるとみたのではないか」との皮算用まで聞かれた。

 だが、13日夜の会合は20人にも満たず、小池氏も終了1時間前に席を立った。総裁選で立候補者が福田氏単独だった場合、「有志の会」メンバーから候補者を立てるが、別に立候補者がいる場合は福田氏を支持することで一致した。この会合には、中川前幹事長や飯島氏は最後まで顔を出さなかった。



(続く...)