11月8日(火)
みなさん!
おはようございます!
みなさん、植松努さんをご存知ですか?
北海道にある植松電機という会社の専務取締役ですが、
この会社がすごいんです!
社員数は20名程度にもかかわらず、
人工衛星の打ち上げに成功し、ロケットの実用化にチャレンジし続けています。
今、日本で一番宇宙に近い民間企業として世界から注目を集めている会社です。
そんな植松さんがこう語ります。
植松電機の植松氏がなぜ、宇宙開発をしようと思ったか。
その志がすごいんです。
“「どうせ無理」という言葉をこの世から無くす。”
誰もがあきらめるような夢を小さな会社でも出来ることを示せば、世の中から「どうせ無理」という人間の可能性をつぶす言葉をなくせる。
そのために宇宙開発をやる!!
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僕が宇宙開発をしたいなあと本当に心から思ったのは、児童養護施設にボランティアに行った時のことです。
そこにいたのは、児童虐待で家に帰れなくなった子たちでした。
家に帰すと殺されてしまう可能性がある子どもたちです。
「知らない人に触れられたらパニックになってしまうから、触れないでください」
とまで言われました。
なんでそんなことが起きるのだろうと思いました。
その子たちと関わっていると、
最初は恐る恐るだった子どもたちが、だんだんそばに寄ってきます。
そしてついには、おんぶにだっこに肩車になりました。
彼らは「もう一回、親と暮らしたい」と言っています。
信じがたいことでした。
親に殺される目に遭っているのです。なのに、親のことをまだ愛しているのです。
子どもは裏切らないのです。大人が裏切ったのです。
どうしてこんなことが起きるんだろうと思いました。
寄付しようかなと思ったけど、無意味だということが分かりました。
何人か連れて帰ろうかと思いましたが、それも無意味です。
どうすればいいのか、ずっとずっと悩みました。
そして、自分のことを思い出しました。
いろいろな大人が僕の夢を奪おうとしました。
「出来るわけがない」「どうせ無理だ」と言ってくれました。
僕は、「どうせ無理」という言葉が児童虐待につながるんじゃないかな、と。
自信というものを失った人が、他の人の自信を奪うから、児童虐待が起きるんじゃないかな、というところに考え至りました。
そして、「僕はなぜ生き延びることができたのか」を考えました。
僕は飛行機やロケットが好きだったのです。
飛行機やロケットの電気を読むのが好きだったのです。
だから、子どもたちに飛行機やロケットのことを教えたら、もしかしたら生き延びれる子ができるかもしれないと思って、ロケット教室を始めました。
・・・このロケット教室は今年もたくさん開催できると思います。
子どもたちの思いが、空へ飛びます。
みんなにできるのです。
そして、宇宙開発をやった人間はみな、勘違いをするのです。
そして、「僕にもできる」と思った子たちは優しくなります。
いろいろなところでロケット教室をやったら、いろいろな先生が教えてくれます。
「子どもたちが優しくなった」と言ってくれます。
それはなぜか。
自信を持つことができたからです。
自分の作ったロケットが信じられない勢いで空に飛んで行ったという自信が、
他の人の自信を奪わなくて済むようにしてくれるのです
・・・同じ年に生まれたって、同じように育つとは限らないのです。
大切なことは、人間が生まれついて持っている輝きを支えることです。
それが本当の人材育成です。
人の持つ未知なる可能性の輝きの使い道を考えるのが、僕ら大人の役目なのです。
「この子のキラリはいったい何に使えるのかな」
「この子のキラリはいったいどういうふうに伸びるのかな」
ということを考え、支えることこそが、本当の教育だと思います。
===
幼稚園児は、「やったことがないからできない」なんて言いません。
でも、大人がよかれと思って、
でも、大人がよかれと思って、
「あんたやったことがないんだったらやめておきなさい」と言うから、
「やったことがないことはでいないのだ」と思い込んでしまいます。
「どうせ無理だ」で努力を放棄した人間たちが、他の人たちの自信を奪い、努力を否定し、闇に突き落としています。
だからこそ、「どうせ無理」という言葉は、この世からなくさなければいけないのです。
「くふう」という生き方こそが、人間の本当の生き方です。
「くふう」には年齢制限も定年もありません。
人はよりよくしたい生き物です。
よりよくしたいというワクワクが、本当のビジネスを生み出します。
「どうせ無理だ」で努力を放棄した人間たちが、他の人たちの自信を奪い、努力を否定し、闇に突き落としています。
だからこそ、「どうせ無理」という言葉は、この世からなくさなければいけないのです。
「くふう」という生き方こそが、人間の本当の生き方です。
「くふう」には年齢制限も定年もありません。
人はよりよくしたい生き物です。
よりよくしたいというワクワクが、本当のビジネスを生み出します。
『~きみならできる~
夢は僕らのロケットエンジン』より
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そんな植松努さんの講演会が東京で開催されます!
自分も、本やDVDでしか見たことがないのでぜひ行きたいと思っています!
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■ 2011年12月2日(金)18:00~20:00 ■
植松電機専務取締役 植松努氏特別講演会
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【日時】
12月2日(金) 18:00~20:00(17:00開場)
【講演会会場】
東京ウィメンズプラザ ホール
渋谷区神宮前5-53-67
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分
【参加費】一般 5000円
【お申込み】
■ 植松さん講演会詳細 (ブログ)
当日会場でお会いできたらうれしいです!
さあ、
今日も
夢にあふれる
希望にあふれる
笑顔あふれる
そんな1日が始まります!
理想とは、
届かないからといって、あきらめるために存在するのではない。
理想とは、
北極星のようなものだ。
北極星は430万光年彼方にあるために、誰も到達できない。
しかし、それがあったおかげで北がわかり、北がわかったから南も西も東も分かった。
だから、地平線の向こう、水平線の向こうへ行けたのだ。
理想は高く持つべきだ。
届くか届かないかはどうでもいい話。
しっかりと基準さえ持てば、やがて地平の向こうまで行くことができる。
~植松努~
理想を描いていこう!!