昨日、


大阪教師塾へ行き、

原田隆史先生の話を聞いていきました。


原田先生は、今回の震災に際し、我々教師の役割をこう話されていました。



===========


今回のような震災が起き、生命の危険を感じると、いじめと同じでヘビの脳がやられ、人間の思考レベルが一時的に低下する。


こういう現象が日本全国で起こり、冷静な判断が出来ない日本人が増えてくる。


その一端が、マスコミの伝える放射能情報。

信頼性の低い情報を平気で流すようになっている。


そんな中で、教師は正しい情報を見破り、正しい方向へ人々を導いていく使命がある。


でも、どうやったら、正しい情報を見破ることが出来るのか・・・・



それは、「損得」ではなく「善悪」の判断。


この震災後、

日本円が一時的に上がった。

普通に考えたら、日本の危機に貨幣価値が上がるなど考えられないこと。

でも、こんな時に、円を買って自分だけ儲けようとする人間がいて、そういう現象が起きた。

実際に、この日本の危機に、何兆円も日本は巻き上げられている。


そいうった情報も、
自分の「損得」を考えたら、○かもしれないが、
物事の「善悪」を考えたら、×である。


判断力が低下してくると、こういった当たり前のことも分からなくなってくる。


そうやって、「善悪」で判断しても大丈夫なものが、正しい情報。


そして、過去や現在ではなく、「未来」を決めて、その未来の理想像から現在を見て人々を導いていく。


教師が、そのような“未来思考”の考え方でリーダーシップを発揮し、メッセージを発信していかなくては、日本の復興はあり得ない。


===========


これからも、


原発の問題。
経済の問題。
教育の問題。


日本が抱える問題は数多く出てくると思いますが、

それらを、「損得」ではなく「善悪」で判断し、正しい方向へ導いていく。


それが、我々教師・大人の役割であると感じました。


これからも、
「どうしていいか分からない」

という問題が起こってきます。


情報を集めて判断しようとしても、判断しきれない。


そんな時、最後の決断を迫られます。


その時の基準は「善悪」。


これから、被災地復興のために、16万人の人手が必要になってくるそうです。


「自分一人くらいが行っても・・・」


と思うかもしれませんが、

自分が被災者だったらどうでしょう。


「一人でも多く来てほしい」


と思うのではないでしょうか。


被災地への心配りを忘れず、


これからも、

「今、自分にできること」


をやっていこう!

さあ!


今週も!


夢にあふれる


希望にあふれる


笑顔あふれる


そんな1週間が始まります!


日本中を明るくするには、

まず、自分の笑顔から!


今週も最高の笑顔で行こう!!!