2011年度の政府予算案が出ました。


日本経済を知る上で、現在の日本の経済状況を「カンさんの家計」に置き換えたわかりやすい記事がありました。(1兆円→10万円に変換)

(本日の読売新聞より)

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カンさんの来年度の年収(税収)は、約409万円の見込み。

今年より少し増えそうだ。

しかし、それだけでは家計が成り立たない。


なぜなら、

カンさんの家は、生活していくのに必要な支出が年間約924万円もあるされているからだ。


それは、

地方の大学へ通う娘への仕送り(地方交付税交付金など)は減らすとしても約168万円。

家のリフォーム代(公共事業費)も減らすが、

同居する親が高齢になって医療や介護にかかるお金が増える。

子どもと約束したお小遣い(子ども手当て)アップもしてしまった。

そんなこんなで、生活費(一般歳出)だけで約541万円。

一方、過去に繰り返した借金(国債残高)は約6680万円に上り、

そのローン返済だけで年間約215万円もかかっている。


カンさんの年収だけでは足りず、この借金の山を減らすには、

奥さんのヘソクリ(税外収入)約72万円を使わせてもらい、

その上、

年収を上回る約443万円の借金(新規国債の発行)をしないと生活していけない。



年収409万円なのに、借金443万円しなくては生きていけない上、ローン残高は6680万円!!



まずは収入を多くするする必要がある。

カンさんは給料を増やすための計画(新成長戦略)を立てたが、若手社員のチュウゴク君やインド君が働き盛りで会社の出世競争は厳しい。

出費を減らさないといけないが、家族の反対が怖くて決心がつかないでいる。


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日本の国債残高は668兆円で、国民一人当たりに換算すると524万円になるそうです。


国と地方を合わせてた借金の総額である長期債務残高は891兆円にふくらみ、国内総生産(GDP)比で184%に達する見通しだそうです。


こう考えると恐ろしいことですね。


日本が経済破綻したら、まずカットされるのが、公務員。


公立学校の教師も公務員だからといって安心していられる時代ではないようです。


公務員でも民間人でも、

これからの世の中で必要とされる人間にならなくては、生きていけない。


でも、もし今の職場でリストラにあっても、次の職場で必要とされる「実力」を身につけていれば大丈夫。


未来を予測・予言して、準備をしていきたいと思います!