先週15日月曜日


ひすいこたろうさん

白駒妃登美さん


のコラボ講演会へ行ってきました!


幕末の志士たちの話を聞いてきました!


そこでの学び


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吉田松陰といえば、


萩の松下村塾。


この松下村塾から、多くの歴史的人物が誕生しました。


革命家、高杉晋作。

初代総理大臣、伊藤博文

内務大臣になった品川弥二郎

第3代、第9代総理大臣、山縣有朋

日本大学、國學院大学を創立した山田顕義

外務卿として条約改正に活躍、井上馨


10畳と8畳のわずか2間しかない田舎の小さな学習塾から、

(自分も昨年行きましたが、本当に馬小屋みたいな所でした。)


内閣総理大臣2名、

国務大臣7名、

大学創業者2名を輩出した。


同じ萩には、幕府の藩校明倫館があった。

(こっちは立派な建物でした


しかし、そこからは大した人物は生まれていない。


しかも、吉田松陰が生徒を教えた期間は、わずか2年半


しかも、松下村塾の学費は・・・・


無料!


場所なく、お金なく、身分なく

それでも、時代を変えていく人物が生まれてきた!


そこにあったものは、



この吉田松陰、


松下村塾を開く前、25歳の時に黒船に乗り込もうとして失敗し、投獄されます。


鎖国時代の日本ですから、勝手にアメリカと個人単位で関わったら死罪という時代です。


にも関わらず、黒船に乗り込もうと決意します。


松陰は、この日の気持ちを手紙でこう告げています。


「海外渡航の禁は徳川一世のことにすぎない。

今回のことは、三千年の日本の運命に関係する以上、

この禁に、思い患うことなんてできなかった」


松陰は、一時代の価値観をを越えて、


千年単位の歴史的価値観に基づいて動いていた。


入ったら死ぬまで出られないといわれる野山獄へ投獄されてしまいます。



また、

黒船で、アメリカ密航の夢破れた吉田松陰が送られた先は、


生きて出たものはいないという牢獄、野山獄。


ほとんどが終身刑の人たちの牢屋ですから、

このままここで死ぬ・・・

そう思うのが普通です。

しかし、そこで松陰がしたことは、


読書!


しかも、その量が半端ない!


4年間で1460冊本を読み、45編の著述を執筆しています。


さらに、牢獄内で


「はい、そこの極悪人のみなさん集まってー!」((笑))


と、牢獄で授業を始めます。


他の囚人たちは、どうせここで死ぬんだから、読書したりしてどうすんだ。


という想いもあったと思います。


しかし、松陰はこう考えていました。


「私たちは囚人ゆえに再び、世の中に出て太陽を排することは無いかもしれない。

たとえ、学んで、その学が大いに進んだとしても、

世間的には何のききめもないと言えるかもしれない。

しかし、人間として、必ずもっているものは、

人として、人の道を知らず、

士として、士の道を知らないということを恥ずかしく思う心である。

この気持ちがあるとすれば、学ぶほかない。

そして、それを知ることが、

どんなにわが心に喜びを生ずるものか・・・」


「たしかに僕らは牢獄に入っているから

もう二度と太陽は見られないだろう。

でも、死のうが死ぬまいが、学ぶしかない

そこに、人としての喜びがある」


と、松陰は言っているんです。


しだいに牢獄の役人たちも、牢外で正座して松陰の授業を聞き始めたそうです。


そして、その噂が城にも伝わり、


後に松陰は、死ぬまで出た者がいないという野山獄を奇跡的に出ることを許され、


自宅で松下村塾を開いたのです。


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死のうが死ぬまいが、学ぶしかない

そこに、人としての喜びがある


命懸けて学んでいく!


この志の高さが、


松下村塾のパワーだったのだと思います!


そして、それを感じた弟子たちが松陰の思いを受け継ぎ、


日本を改革していきました。


人間は、考え方次第で可能性は無限大!


そう感じました!!



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