新盆

テーマ:

父の新盆に明日は市長が我が家に上がるとのことで
父が生きている時に来てくれていたら良かったのになぁ
なんて風にも思ってみたりもするけれど、
父はきっとそんなことを私が言ったら
「そんなことはどうでもいいんだよ~」と言うに違いない。
それに、もうあの世でみんなと和気あいあい再会を楽しんでいるんじゃないかと思うし
生きている時も私がやいやいうるさいことを言うと
人のことはどうでもいいんだよ、って言ってたな~って
そんなことばっかりを思い出す。

「この世」は色々要らないものが多い。
「死んだら持っていけない」ってよく言ったり聞いたりする言葉だけど
父を送るときに本当にそう思った。
だから、父はあの世には何も持って行っていないと思う。
そのまんまの「父」を私たちに置いて行ってくれただけだ。
大きな大きなものを私は手に入れた感覚で今こうして生きている。
そうだなぁ、そういうことが分かった今は更に強くこう思う。
生きているうちに何かを持っても、いつだっていくらでもそれを手放せる自分でいよう。
私は、そうやって生きていく。

「この世」と「あの世」は生と死ではなく、その人が「今いる場所」なんだと思う。
だって、人間は生まれたら死んでいくんだから。
父はびっくりするほど純粋な人だったから、
きっとあの世の方が向いているんじゃないのかなぁ
一緒にいれなくて今だって勿論寂しいけれど
いつか私があの世に行くときは、父があの世にいると思うと
不思議なほどに恐怖というものが私の中で1つ減った気がしてる。
それに、父は私たちのことをしっかり見守ってくれているし、
生かされているこの命、大事に大切に、1日1日有意義に一生懸命
過ごしていこうと思う。

私は、本当に父が大好きだった。

{E330AEB5-C467-489A-88DA-4EAD9A10AE45:01}


AD