宇佐美の山へ

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登記簿で土地面積を確認しながら、うちが所有している宇佐美の山を少し見てきた。
大昔にご先祖様が仲間で所有していた山で
父がそこに自然公園を作りたいとリーダーになって頑張っていた。
父が物凄く大切にしていた山であり、事業でもあったので、父が倒れてからも父に良い刺激になればと父を連れて何度か介護タクシーを使ってそこを訪れている。
残念ながら父のそういうしっかりした意識は見受けられなかったけれど、私たちは父と一緒に山を見れたことが嬉しかった。
実際は、あそこを通ると、もう思い出したくもないくらい切ない気持ちになるし
父が本当に可哀想だったという気持ちで今でも胸が張り裂けそうになる。

ボランティアで何かを作るとか、自然を守るということは本当に大変なことです。

山の土地の一部が売れた時に会員名簿を作り、全員に連絡を取って配当金を支払い、何年分かの税金を取っておいて、それから自然公園、ハイキングコースを作る道筋を立てて、会員に声を掛けて月に何回かの日曜日に山の掃除をしたり、ハイキングをしたり、桜も植えた。
私の息子がまだ小さい時だった。

人間は、地位や金や、そういう欲が強い。

倒れる少し前に父は会長をやめた。
それでも毎週日曜日になると1人で山に行って掃除をしたり、山を楽しんでいた。

母は時々恨み節をいうけれど、
私は言うほどの価値もない人の悪口を言うのが好きじゃない。

この数年掛けて私は他人さんとも上手に関われるようになってきた気がしている。

ズルい人はズルく、欲深い人は醜いほどに欲深い。

父みたいに純粋な人はきっと生きていてもこの時代には合わないんだろうなぁと思う。

今日も笑顔で生きていきたいと思います。
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