物件案内 | 家族ある男の不倫な日々

物件案内

さて、奈落の底に突き落されたお客さんに少しだけ「夢」をみていただきます。


まず手前みそ的に自社を誉めます。


「埼玉県下仲介実績№1」


「埼玉りそな銀行との太いパイプ」


「お客様紹介率が高い⇒満足度が高い」


etc・・・・・・。


いったい何をお客さんに伝えたいのか。


それは、埼玉県下実績№1の当社だからこそ「銀行の住宅ローン審査が通る」


とい事。


「他の仲介業者の門を叩いたとしても、貴方じゃローンは通らない。」


「銀行予審を数社から行えば、銀行からの評価も下がる。」


「だから信用ある当社から家を買いましょう。」


まー、こんな営業トークで嵌ってしまうお客さんは少ないですがね。


さ、これから物件案内です。


他の営業マンが案内にしようする自動車を店舗前に回します。


車が用意できたら、お客さんを車内に案内します。


この時、絶対にお客さんだけを車内に残しません。


必ず担当では無い営業マンが車内に乗り込みます。


担当営業マンの準備が出来るまで、他の営業マンがサポートします。


要は、お客さん同士だけで話しをさせないのです。


車内という密室では、お客様同士で必ずネガティブな話しになります。


「ホントにこの業者で大丈夫」とか「他の業者もあたってみない」とか


「家買えるのかな」とか。


こんな会話になってしまったら、今までの営業トークが水の泡と化します。