昨日は日本ヘルパー協会中部ブロック研修会に出席。
奈良県を訪れました


 


今回は、意見交換会にパネリストとして出席し、
会場からも様々な意見が出されました。

今、介護業界は深刻な人材不足に陥っています。
中でも訪問介護は、
ヘルパーさんが一人で利用者の方のお宅に行くため、
とくに若い人の間では、施設で勤務するのと比べると
一人で行くのは責任が重く、怖いという意識が背景にあるようです。

また、事業所の経営者の方にとっては、
求人を出してもなかなか応募者が来ないという悩みもあります。

ホームヘルパー自体も高齢化が進んでおり、
担い手の確保が急務となっています

2015年の介護保険制度の改正に伴い、
「要支援」が保険の対象から外れる
ことになる可能性
があります。

そのようになった時、
国ではなく市町村単位で行われることになり、
どういうシステムにするか、
まだはっきりとした形ができていません。

人材の確保については、教育の面も大きいと思います。
早い段階で人材を育成できるような体制が必要でしょう。

また、幅広く対応していけるように、
厚労省だけでなく、省庁を横断しての対応が必要になると思います。

 


日本はこれから超高齢化社会を迎えますが、
世界からは高齢化社会の先進国として見られています。

日本と同じようにこれから高齢化を迎えていく国もあり、
それらの国の模範となれるようにしていきたいですね。

改正に伴い「要支援」がはずれる件については、
まだはっきりとした形が無いからこそ、
最前線の現場で働かれている方々の声がとても重要です。


 


皆様の声をしっかりと伺い、
国政に反映できるよう全力で頑張らなければ!と、
改めて実感した一日でした

研修会に参加された皆様、
ありがとうございました