『落合ほたるスタンプラリー(二葉苑編②)』
呉服屋といえども、実際の製作現場を見る機会は実はあまり多くなく、職人さんに直接いろいろと質問できるのは、めったにないチャンスなのです。
写真の職人さんは富所 正夫さん。この道50年の大ベテランです。職人のイメージとは正反対の穏やかなお人柄の富所さん。いろいろな染工場を経て現在、現役の職人さんとしてだけでなく後身の指導者として、二葉苑で腕を振るって見えます。着物はこうした人々の手によって支えられているんですね。
頭の上においてあるのは約6メートルのもみの板。
ソリも少なく、型染めをするのに最適な木なのだそうです。
型染め前と後。この作業の繰り返しによって柄付け、彩色されていきます。
染め上げられた反物は写真のように吊るされ下の小屋に入れられ、蒸しがかけられます。
蒸しはもっと大掛かりな装置を想像していましたが、意外にもミニサウナといった感じ。
最後に、水元といわれる作業。昔は二葉苑さんの横を流れる妙正寺川で反物を洗っていたそうですが
今ではこの大きな水槽で洗われています。生地についた余分な染料や型染めののりをここで綺麗に洗い流します。
つづきは『落合ほたるスタンプラリー(吉澤湯のし加工所編)』
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落合ほたる展
と き 11月20日~23日(AM9:00~PM8:00)
ところ 呉服の河内屋店舗にて(愛知県幡豆郡吉良町上横須賀八王子62)
落合ほたる参加工房の着物・帯を一堂に展示いたします。
詳しいお問い合わせは
TEL 0563-35-0039 E-mail info@gofuku-kawachiya.co.jp まで