クルミちゃん旅立ち
クルミちゃん、12歳で天使になりました。
2ヶ月ほど前、3日くらい姿を見せない日があり、出てきたと思ったらまっすぐ歩くこともできない程にフラフラになっていました。
脳に何か異常があったようで、よろよろとしか動けず、数歩進んでは倒れるという状態。
頭を上げるのもやっとで、たぶん片目が見えていないような様子でした。
もともと下の歯が2本抜けてしまっていたのでご飯を食べるのはかなり大変でした。
それがフラフラ状態なので、さらに困難になりましたが、パウチタイプの柔らかいご飯を一生懸命に食べ、フラフラながらも簡易トイレを使い、水飲み場まで歩くようになりました。
そして、2週間ほど前には、以前よく過ごしていた父の部屋に行って前と同じようにご飯を食べて寛ぎ、機嫌よさそうに過ごしていたのですけれど…
先週あたりからは食欲が落ち、大好きなチーズで栄養を取っているような状態になってしまいましたが、それでもパウチ1袋半とチーズ2個は食べていました。
頭を真っ直ぐに上げることができなくなってしまったので、首をかしげてこちらを見ていました。
そして木曜日の夜、元気だった最後の夜、チーズのお代わりをしたかったのに、またねーと言って食べさせなかったことが悔やまれます。
翌朝には、いつもと違う場所でうずくまっている状態になってしまい、食欲も急に失せていきました。
そして日曜日の朝、眠っているように静かに天に帰って行きました。
庭にいた猫で、病気になって箱の中でぐったりしているのを保護したのが最初でした。
カリシウィルス罹患で、口内炎ができて食事ができなくなってしまったのを、連日、お医者さんに通い、強制給餌で体力を維持しながら薬が効いてくれて治りました。
初めて進んでご飯を食べてくれたのは何より嬉しかったのを覚えています。
クルミはものすごく臆病な子でした。
通院して治療をすれば、数日は命を長らえることができたかもしれません。
でも、そうすることがクルミにとって良いことなのかどうか考えると、一概に治療がベストの選択とは思えなくて。
なでられることは大好きでしたし、頭を勢いよく擦り付けてくる子でしたが、抱っこは怖くなってしまう子です。
ものすごいストレスのなってしまうのを強いて、体調がよくなるとは思えなくて、ここは自然に任せることにしたのでした。
食事だけは気を遣いましたが、それ以外は様子を見て心配するだけで実際的なことは何もしませんでした。
そもそも歯が2本抜けてしまったことを思うと、身体は高齢で衰えているのだろうと思いましたし。
また、クルミは全身にできものができてしまう病気で、ここ数日はその数が増えていました。
白くて毛の長いオッドアイの可愛らしい子なのですが、そんなわけでいつも身体は傷だらけのように見えました。
実際に出血しているわけではなかったのですが、鼻の横、口元、耳の付け根…と、狭い範囲に数多くできていました。
病名はわからないのですが、ひょっとしたら皮膚がんだったのかもしれません。
クルミはとても賢い子で、臆病だけれど甘ったれの、最高にかわいい綺麗な子でした。
いいばあさんになったなあ、かわいいばあさんだなあ…と思っていたので、どこかに覚悟がありました。
今は、クルミが次の世界に無事に行かれて、魂を休めて次の準備に順調に進んで行かれることを祈ります。
くーちゃん、
くーちゃん
有難う
最高にいい子だったよ、よく頑張ったよ
神様にお会いしたら、いい子に頑張ったと申し上げるんだよ
いつかまた会おうね
出会えたご縁に感謝
2ヶ月ほど前、3日くらい姿を見せない日があり、出てきたと思ったらまっすぐ歩くこともできない程にフラフラになっていました。
脳に何か異常があったようで、よろよろとしか動けず、数歩進んでは倒れるという状態。
頭を上げるのもやっとで、たぶん片目が見えていないような様子でした。
もともと下の歯が2本抜けてしまっていたのでご飯を食べるのはかなり大変でした。
それがフラフラ状態なので、さらに困難になりましたが、パウチタイプの柔らかいご飯を一生懸命に食べ、フラフラながらも簡易トイレを使い、水飲み場まで歩くようになりました。
そして、2週間ほど前には、以前よく過ごしていた父の部屋に行って前と同じようにご飯を食べて寛ぎ、機嫌よさそうに過ごしていたのですけれど…
先週あたりからは食欲が落ち、大好きなチーズで栄養を取っているような状態になってしまいましたが、それでもパウチ1袋半とチーズ2個は食べていました。
頭を真っ直ぐに上げることができなくなってしまったので、首をかしげてこちらを見ていました。
そして木曜日の夜、元気だった最後の夜、チーズのお代わりをしたかったのに、またねーと言って食べさせなかったことが悔やまれます。
翌朝には、いつもと違う場所でうずくまっている状態になってしまい、食欲も急に失せていきました。
そして日曜日の朝、眠っているように静かに天に帰って行きました。
庭にいた猫で、病気になって箱の中でぐったりしているのを保護したのが最初でした。
カリシウィルス罹患で、口内炎ができて食事ができなくなってしまったのを、連日、お医者さんに通い、強制給餌で体力を維持しながら薬が効いてくれて治りました。
初めて進んでご飯を食べてくれたのは何より嬉しかったのを覚えています。
クルミはものすごく臆病な子でした。
通院して治療をすれば、数日は命を長らえることができたかもしれません。
でも、そうすることがクルミにとって良いことなのかどうか考えると、一概に治療がベストの選択とは思えなくて。
なでられることは大好きでしたし、頭を勢いよく擦り付けてくる子でしたが、抱っこは怖くなってしまう子です。
ものすごいストレスのなってしまうのを強いて、体調がよくなるとは思えなくて、ここは自然に任せることにしたのでした。
食事だけは気を遣いましたが、それ以外は様子を見て心配するだけで実際的なことは何もしませんでした。
そもそも歯が2本抜けてしまったことを思うと、身体は高齢で衰えているのだろうと思いましたし。
また、クルミは全身にできものができてしまう病気で、ここ数日はその数が増えていました。
白くて毛の長いオッドアイの可愛らしい子なのですが、そんなわけでいつも身体は傷だらけのように見えました。
実際に出血しているわけではなかったのですが、鼻の横、口元、耳の付け根…と、狭い範囲に数多くできていました。
病名はわからないのですが、ひょっとしたら皮膚がんだったのかもしれません。
クルミはとても賢い子で、臆病だけれど甘ったれの、最高にかわいい綺麗な子でした。
いいばあさんになったなあ、かわいいばあさんだなあ…と思っていたので、どこかに覚悟がありました。
今は、クルミが次の世界に無事に行かれて、魂を休めて次の準備に順調に進んで行かれることを祈ります。
くーちゃん、
くーちゃん
有難う
最高にいい子だったよ、よく頑張ったよ
神様にお会いしたら、いい子に頑張ったと申し上げるんだよ
いつかまた会おうね
出会えたご縁に感謝
カメさん
昨日、一緒に過ごしていたカメさんが亡くなりました。
小さな虫かごのようなケースに入っていたのを父が買ってきてから30年。
毎年、冬眠をして、春には目覚めて元気な姿を見せてくれていました。
今年も無事に冬眠から覚めてご飯を食べていたものの、4月末頃から反応が鈍くなってきていたので心配していたところでした。
甲羅の直径は25センチくらいかな。
ずっしりと重くて厚みもあり、とても立派なカメさんに成長してくれました。
衣装ケースに水を入れて飼っていたのですが、きっともっともっと広い水の中を泳ぎたかったことだと思います。
でも、外来種なので日本の生態系を乱してしまうから、放してあげることはできず、自由に泳ぎまわらせてあげられなかったことが心残りです。
反省する点もたくさんあり、私はむしろ悪い飼い主だったと思います。
でも、そんな私達とともに30年を過ごしてくれたことには感謝しかありません。
昨日の夜、海に繋がる大きな川に流しました。
批判もあることと思いますが、水に還してあげることが一番の供養だと思ったからです。
ミドリガメとしての寿命は諸説あるのですが、天寿を全うさせてあげることができたかな…。
カメさん、ありがとう。
小さな虫かごのようなケースに入っていたのを父が買ってきてから30年。
毎年、冬眠をして、春には目覚めて元気な姿を見せてくれていました。
今年も無事に冬眠から覚めてご飯を食べていたものの、4月末頃から反応が鈍くなってきていたので心配していたところでした。
甲羅の直径は25センチくらいかな。
ずっしりと重くて厚みもあり、とても立派なカメさんに成長してくれました。
衣装ケースに水を入れて飼っていたのですが、きっともっともっと広い水の中を泳ぎたかったことだと思います。
でも、外来種なので日本の生態系を乱してしまうから、放してあげることはできず、自由に泳ぎまわらせてあげられなかったことが心残りです。
反省する点もたくさんあり、私はむしろ悪い飼い主だったと思います。
でも、そんな私達とともに30年を過ごしてくれたことには感謝しかありません。
昨日の夜、海に繋がる大きな川に流しました。
批判もあることと思いますが、水に還してあげることが一番の供養だと思ったからです。
ミドリガメとしての寿命は諸説あるのですが、天寿を全うさせてあげることができたかな…。
カメさん、ありがとう。