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第三十五章







「 わが都、福原 」












がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-福原の地図








がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-頼盛





自身の不始末から都の任を解かれ、


憔悴しきった頼盛に


清盛が語る・・・。







「 わしは、博多を都の隣に持ってくる・・・」


「 と時を同じくして、都を海のそばに持ってくる・・・」


「 われら平家の都をな・・・」






がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-見上げる清盛






「 京におったのでは、いつまでたっても上皇様の掌の上・・・」



「 それゆえわしは、その目の届かぬ福原に住まう・・・」



「 そして、大輪田を博多のごとき場所にして


宋や高麗、果ては天竺、南国の産物も取引し、富を得る・・・」




「 この富によって、国を富ませる・・・」






がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-清盛と盛国




「 先例大事の朝廷の枠にとらわれて



国づくりをしている暇はもはやない。




国の形をひそかにつくり上げ、



それをこの国のあるべき姿であると示す・・・」






がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-頼むぞ、頼盛!






「 それこそがわしの見出した答え・・・」




「 武士が頂に立つ世の姿じゃ・・・!」






がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-世の姿01






この言葉は、遠き日、父忠盛が口にした言葉・・・。


「 武士は何のために生きているのか・・・」の答えとして


子どもたちの前で見出した言葉である・・・。








がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-忠盛





そのことを頼盛も思いだし、

若き日の誇りを取り戻そうとしていく・・・。



そして、

鬼のような兄清盛の口から出た言葉は、

「 これより先も、口うるそう一門を支えよ 」

であった。



忠盛が、弟忠正に言った言葉と同じである・・・。





がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-頼むぞ、頼盛!






その思いも頼盛にも通じたのであろう・・・。




「とてつもないことをしでかす兄を持つ弟の定め」と感じ入っている・・・。





がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-世の姿02






父忠盛の遺志を受け継ぎ、


大きな夢を、今まさに実現しようとしている清盛・・・。



一門の繁栄と結束を保ちながら・・・。


それだけ、大きなふところの持ち主であったのであろう・・・。







「 平家でなくては、人ではあらぬ・・・」


とまで言われた時代の繁栄が


いつまでも続くと思われていた頃の平家の勢いが、


清盛の表情に映し出されているようである・・・。







(o^-')b








がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-清盛出家頭

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