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第二十四章






「 清盛の大一番 」













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「 それでも 今は・・・、他に 道は ない・・・。」







本編ラスト・・・。



信西の政(まつりごと)に加担する清盛に向かって、

その姿勢をいさめようと声をかける義朝・・・。


それに対して、

清盛が

そっと、こたえるようにつぶやくひと言・・・。







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保元の乱以後、

帝の乳父という立場を大いに活かし、

権勢をほしいままにする信西・・・。





「死罪」をもよみがえらせた、

しかも身内を罰するという苦しみまで味わわされた源氏と平家・・・。




その苦しみから脱するためには、

その「時の人」に従い、

その後の蓄えにしてゆく・・・。




それが、清盛の腹づもりなのか・・・。








$がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-ひれ伏す清盛







その清盛には、ついていけぬ、と訴える重盛を

微笑みさえ浮かべながら

花嫁の前であっさり投げ飛ばし、

「今が一門にとって、どういうときかわかっておろうな」

と、諭す・・・。





その場面は、

以前清盛が、父忠盛によく投げ飛ばされていたシーンを思い出す・・・。





清盛は、きっと

保元の乱後、叔父を自分の手で成敗したことで、

自分のめざすべき「道」を確かにしたのであろう・・・。




それほどに、厳しい「道」なのだ、ということを・・・。





時子も言ったように

「肝がすわった」のであろう・・・。







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それが、できなかった義朝・・・。



父への情を断ち切れず、

自分のふがいなさも感じながら、

そして、何より平家とは違う源氏のこれまでの弱き立場・・・。




さまざまな運命により

かけ離れていく平家との距離・・・。




何をしても「あてにされぬ」その境遇に、

少しずつ苛立ちを募らせていく・・・。




義朝は、きっと

「政(まつりごと)の人」ではなく、

「戦場の人」なのであろう・・・。








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「義朝、もうすでに時代は移り変わっているのだ・・・。」


と、言うかのように・・・。




「自分には、平家にとっては、この『道』しかないのだ・・・!」


と、言わんばかりに・・・。




そして、


そのことに気づいていない義朝に


助言をするかのように、


清盛は、腹をすえて、このひと言を言う・・・。






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何度か観るうちに、

清盛の繁栄、活躍が派手であればあるほど、

清盛本人の真意とはかけ離れていってしまうような、

そんな感覚をいだき、

少し、さびしいような思いがした・・・。





きっとそれを際立たせていたのが、

重盛であり、

義朝なのであろう・・・。




ついそちらに、同情の気持ちを持ってしまったのは、

私だけだろうか・・・。







「そこまで」計算していたとしたら、


信西という男は、あなどれぬ・・・!


(いや、信西ではなく脚本ですな!)






その信西と清盛の「大一番」は、


しばらく続くのであろう・・・。







清盛の「腹のすわり具合」に注目しながら、


重盛をとりまく平家一門の今後、


義朝と頼朝の「これから」を


見守っていくこととしよう・・・。








(o^-')b










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清盛も大人になったものじゃ・・・。
















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