今は、「竜馬がゆく」を通読中!
やっぱりおもしろい!
ドラマの方も目が離せない!
福山龍馬、たまらんぜよ♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(2008年10月11日の記事です)
応援団NO.75 読書の秋・・・!
<読書の秋・・・!(私の読書遍歴・暴露版)>
「残った時間を読書にしたいので、本を持たせてください。」
と、がんばる子のノートに書きながら、ちょっと気恥ずかしい思いをしている私です。
正直に言いましょう。
私は何が苦手って、小学校の時から「読書」が一番苦手でした、長い間・・・。(はずかし!)
私の本との出会いは、父がよく読んでいた中央公論社の「日本の歴史」でした。
本棚を半分以上並ぶ「日本の歴史」の本を見て、「こんなん俺には絶対読みきれやんわ。」と思ったときのことを今でも思い出します。
そうなんです。
私の本との出会いは、マイナスイメージとしてしかなかったというわけです。
そんな父が、「人は、自分の背丈くらいの本は読むもんだ」なんていうから、余計に本嫌いになりました。
そんなに読めるもんじゃないと自分で決め付けていました。
学生時代も野球ばっかしやっていて、じっくり本なんか読んだ覚えがありません。
大学で卒業論文を書くときに関係の本を買って読みましたが、それは「味わう、楽しむ、読書」では、ありませんでした。
本を読む本当の楽しさを私は知らずに大人になりました。
教師になってからも、「月に2万円は本に費やせ」みたいなことを言われましたが、教師の仕事に関係する書物ばかりで、いわゆる「趣味としての本」は、なかなか読んでいてもじっくり楽しむことができませんでした。
(それだけ気持ちが仕事にとられていたのでしょうね・・・。)
そんな私が、「おもしろい!」と思って、初めて出会った本は、井沢元彦の『逆説の日本史』という本でした。
父の好きな歴史の本の「逆説」という意味ではありませんが、なんとも皮肉なものです。 (笑ってもいいところです・・・。)(笑)
この本は、歴史をひもとくのに教科書で習ったことをもう一度検証しなおしてみたら、見方をかえれば、こういう説も考えられるのではないか、ということを年代を追って綴られています。
ショックでした。
例えば、聖徳太子の名前は、死後につけられたもので、その魂をしずめるために「聖徳」とつけたのでは・・・などなど、これまで習ったことを次々とひっくりかえしていくような文章が続くのです。
「これは、おもしろい!」とこれまでとは違った感覚で読み進めることができました。
それは、まだまだとっても最近のことです。
10年くらい前でしょうか。(はずかし!)
それ以後は、「この人シリーズ」で続いていきます。
井沢元彦の著書をひとつひとつ読み進めていきました。
私の性格なのか、どうも私は、「この人シリーズ」で収集する癖・傾向があるようで、趣味の大好きな音楽もひとつのグループ(たとえばクイーン)なら、その人(グループ)のものを片っ端から全部手に入れたり、はまったりするんですね。熱しやすく冷めやすいところもありますが・・・。
井沢シリーズの後は、よく映画になったものをもう一度小説で読み直すということを始めました。
「世界の中心で愛を叫ぶ」「博士の愛した数式」「いま会いにゆきます」・・・などなど。
そして、天童荒太の「永遠の仔」に出会います。
これは、衝撃でした!
自分でもびっくりするくらい、分厚い上下巻を一気に読み上げました。
本を読んで泣けてきたのもこの本が最初でした。
この人のシリーズはそれほど続きませんでしたが、この本から受けた「ミステリーのなかの人間模様」みたいなのが好きになり、重松清、東野圭吾などのシリーズを読むようになりました。
梅沢猛や五木寛之などの人生論みたいなのもよく読むようになりました。
その間、有名なリリーフランキーの「東京タワー」も読みましたね。
これは、泣きました。
今まで本を読んでこんなに泣いたことはないというくらい泣きましたね。
読むのはいつも寝る前にベッドで読むのですが、いいところになってきたらやめられず、一気に読んで布団に顔を押し付けるようにして思い切り泣きましたね。
この小説を読んで、自分もこんな小説を書いてみたいと思いました。
これは、ここ数年にない感動の作品でした。
何度も読んでいます。
そして、今、「ミステリーシリーズ」で読んだ、横山秀夫の「半落ち」で、はまってしまって、「横山秀夫シリーズ」で読み進めています。
以前に買っていたものももう一回引っ張り出してきて、もう一回読んでいます。「動機」「影踏み」「影の季節」「クライマーズ・ハイ」「震度ゼロ」・・・。
これも、私だけかもしれませんが、どうも1回読んで、2回目読んでも、同じようなところで新しい感動をすることができる、とてもエコロジーな読書ができます。
何度でも同じものを読める。
また違う感動がある。・・・とってもお得にできてます、この頭と心。
ちっちゃい子が何度も同じ絵本やDVDをせがむのと同じでしょうか(笑)・・・。
今は「横山秀夫ブーム」です!
また、家にあってまだ読んでない本も隙間に読んでいます。
教師時代に買って積んだままになっているのを出してきて無理やり読んだりします。
よく眠れます(笑)
「子どもにどんな本を読ませたいか」・・・とよく言いますが、やっぱり親が親としてどれだけ読んでいるか、どれだけ好きか、ということも大きく関係すると思います。
うちの子たちには小さいとき、寝る前によく読み聞かせていましたが、その効果は・・・まったくですね。(言い過ぎかな?)
だって、その読み聞かせると言う「行為」だけで親(私)のその本に対する感情や感動は、今から思うと「なかったなぁ」って反省します。
ここまで大きくなると、もう自分の力で、どこかで「運命の本」と出会えることを祈るしかありませんね。
そのひとつの手として、本屋やライブラリーへ連れて行く、ということはいいかもしれませんね。
目にふれる機会として。
でも、これも親自身が「読みたい」という気持ちがないといけないでしょうけどね。
親子でまわし読みなんてできるようになるといいですね~!
この秋、我々大人も、子どもに負けないくらい、よい本に出会えますように・・・♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
通販で、
「竜馬がゆく」(第1巻~8巻)(文庫本)をそろえました。
現在、5巻をお楽しみ中…。
高校野球を聞きながら、
寝る前の布団のなかで、
ちびりちびり読み進めています。
「『竜馬がゆく』を最後まで読んでないくせに…」と
弟に言われたこともあり、
また、大河ドラマになったこともあり、
また、福山雅治の龍馬にほれたこともあり、
…なんとか続いています。
漫画の「お~い!竜馬」もそうだったけど、
大河ドラマのラストのシーンは、どうなるのかな?
「竜馬がゆく」のラストも
楽しみにしながら読みすすめています。
いい本に出会う…
なかなかむつかしいことです。
(o^-')b
竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
¥660
Amazon.co.jp
おーい!竜馬[新装版] 1 (ビッグコミックススペシャル)/武田 鉄矢
¥780
Amazon.co.jp
龍馬伝 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)/福田 靖 作
¥1,050
Amazon.co.jp
龍馬伝〈1〉/福田 靖
¥1,470
Amazon.co.jp
やっぱりおもしろい!
ドラマの方も目が離せない!
福山龍馬、たまらんぜよ♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(2008年10月11日の記事です)
応援団NO.75 読書の秋・・・!
<読書の秋・・・!(私の読書遍歴・暴露版)>
「残った時間を読書にしたいので、本を持たせてください。」
と、がんばる子のノートに書きながら、ちょっと気恥ずかしい思いをしている私です。
正直に言いましょう。
私は何が苦手って、小学校の時から「読書」が一番苦手でした、長い間・・・。(はずかし!)
私の本との出会いは、父がよく読んでいた中央公論社の「日本の歴史」でした。
本棚を半分以上並ぶ「日本の歴史」の本を見て、「こんなん俺には絶対読みきれやんわ。」と思ったときのことを今でも思い出します。
そうなんです。
私の本との出会いは、マイナスイメージとしてしかなかったというわけです。
そんな父が、「人は、自分の背丈くらいの本は読むもんだ」なんていうから、余計に本嫌いになりました。
そんなに読めるもんじゃないと自分で決め付けていました。
学生時代も野球ばっかしやっていて、じっくり本なんか読んだ覚えがありません。
大学で卒業論文を書くときに関係の本を買って読みましたが、それは「味わう、楽しむ、読書」では、ありませんでした。
本を読む本当の楽しさを私は知らずに大人になりました。
教師になってからも、「月に2万円は本に費やせ」みたいなことを言われましたが、教師の仕事に関係する書物ばかりで、いわゆる「趣味としての本」は、なかなか読んでいてもじっくり楽しむことができませんでした。
(それだけ気持ちが仕事にとられていたのでしょうね・・・。)
そんな私が、「おもしろい!」と思って、初めて出会った本は、井沢元彦の『逆説の日本史』という本でした。
父の好きな歴史の本の「逆説」という意味ではありませんが、なんとも皮肉なものです。 (笑ってもいいところです・・・。)(笑)
この本は、歴史をひもとくのに教科書で習ったことをもう一度検証しなおしてみたら、見方をかえれば、こういう説も考えられるのではないか、ということを年代を追って綴られています。
ショックでした。
例えば、聖徳太子の名前は、死後につけられたもので、その魂をしずめるために「聖徳」とつけたのでは・・・などなど、これまで習ったことを次々とひっくりかえしていくような文章が続くのです。
「これは、おもしろい!」とこれまでとは違った感覚で読み進めることができました。
それは、まだまだとっても最近のことです。
10年くらい前でしょうか。(はずかし!)
それ以後は、「この人シリーズ」で続いていきます。
井沢元彦の著書をひとつひとつ読み進めていきました。
私の性格なのか、どうも私は、「この人シリーズ」で収集する癖・傾向があるようで、趣味の大好きな音楽もひとつのグループ(たとえばクイーン)なら、その人(グループ)のものを片っ端から全部手に入れたり、はまったりするんですね。熱しやすく冷めやすいところもありますが・・・。
井沢シリーズの後は、よく映画になったものをもう一度小説で読み直すということを始めました。
「世界の中心で愛を叫ぶ」「博士の愛した数式」「いま会いにゆきます」・・・などなど。
そして、天童荒太の「永遠の仔」に出会います。
これは、衝撃でした!
自分でもびっくりするくらい、分厚い上下巻を一気に読み上げました。
本を読んで泣けてきたのもこの本が最初でした。
この人のシリーズはそれほど続きませんでしたが、この本から受けた「ミステリーのなかの人間模様」みたいなのが好きになり、重松清、東野圭吾などのシリーズを読むようになりました。
梅沢猛や五木寛之などの人生論みたいなのもよく読むようになりました。
その間、有名なリリーフランキーの「東京タワー」も読みましたね。
これは、泣きました。
今まで本を読んでこんなに泣いたことはないというくらい泣きましたね。
読むのはいつも寝る前にベッドで読むのですが、いいところになってきたらやめられず、一気に読んで布団に顔を押し付けるようにして思い切り泣きましたね。
この小説を読んで、自分もこんな小説を書いてみたいと思いました。
これは、ここ数年にない感動の作品でした。
何度も読んでいます。
そして、今、「ミステリーシリーズ」で読んだ、横山秀夫の「半落ち」で、はまってしまって、「横山秀夫シリーズ」で読み進めています。
以前に買っていたものももう一回引っ張り出してきて、もう一回読んでいます。「動機」「影踏み」「影の季節」「クライマーズ・ハイ」「震度ゼロ」・・・。
これも、私だけかもしれませんが、どうも1回読んで、2回目読んでも、同じようなところで新しい感動をすることができる、とてもエコロジーな読書ができます。
何度でも同じものを読める。
また違う感動がある。・・・とってもお得にできてます、この頭と心。
ちっちゃい子が何度も同じ絵本やDVDをせがむのと同じでしょうか(笑)・・・。
今は「横山秀夫ブーム」です!
また、家にあってまだ読んでない本も隙間に読んでいます。
教師時代に買って積んだままになっているのを出してきて無理やり読んだりします。
よく眠れます(笑)
「子どもにどんな本を読ませたいか」・・・とよく言いますが、やっぱり親が親としてどれだけ読んでいるか、どれだけ好きか、ということも大きく関係すると思います。
うちの子たちには小さいとき、寝る前によく読み聞かせていましたが、その効果は・・・まったくですね。(言い過ぎかな?)
だって、その読み聞かせると言う「行為」だけで親(私)のその本に対する感情や感動は、今から思うと「なかったなぁ」って反省します。
ここまで大きくなると、もう自分の力で、どこかで「運命の本」と出会えることを祈るしかありませんね。
そのひとつの手として、本屋やライブラリーへ連れて行く、ということはいいかもしれませんね。
目にふれる機会として。
でも、これも親自身が「読みたい」という気持ちがないといけないでしょうけどね。
親子でまわし読みなんてできるようになるといいですね~!
この秋、我々大人も、子どもに負けないくらい、よい本に出会えますように・・・♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
通販で、
「竜馬がゆく」(第1巻~8巻)(文庫本)をそろえました。
現在、5巻をお楽しみ中…。
高校野球を聞きながら、
寝る前の布団のなかで、
ちびりちびり読み進めています。
「『竜馬がゆく』を最後まで読んでないくせに…」と
弟に言われたこともあり、
また、大河ドラマになったこともあり、
また、福山雅治の龍馬にほれたこともあり、
…なんとか続いています。
漫画の「お~い!竜馬」もそうだったけど、
大河ドラマのラストのシーンは、どうなるのかな?
「竜馬がゆく」のラストも
楽しみにしながら読みすすめています。
いい本に出会う…
なかなかむつかしいことです。
(o^-')b
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¥660
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