今、現在私は、塾の先生という立場で

保護者の方と接しています。

放課後子ども教室の「コーディネーター」という立場でも

週に1回だけど、あります。

(でも、これはほとんど保護者と接する機会はありません)

以前は、学校の先生。


立場はそれぞれ違うけど、

やっぱり、私に対する保護者の見方も

その立場によって当然違ってくるわけで…。


その「保護者の、私に対する見方」ってのが違うことに

最近、やっと慣れてきたかな…?


やっぱり、

「学校の先生」っていう「ブランド」は、

レベル高いですね…!

それだけ「責任」もついてきますが。


おかげさまで

「塾の先生」のほうも

子どもたちの、楽しそうに来てくれる様子を見る限り

保護者の方の見方も

とってもありがたい印象をもてています。

ありがたいことです!


「子どもを伸ばしてあげたい」

「子どもといっしょに活動したり、勉強したい」

という気持ちと姿勢はいっしょなんですけどね。

私という人間は同じなんだけど…。


むつかしい、というか

せちがらい世の中になってきてしまっているのかな~?



ちょっと、考えてしまいました…。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


(2008年5月9日の記事です)

応援団NO.59 まずは担任の先生に相談しましょう!

<まずは担任の先生に相談しましょう!>
ゴールデンウィークも終わり、一学期、季節もよく気持ちのよい日々が続きますね。暑いくらい!

家庭訪問の季節かな?
もう終わられたという声も聞きました。

一学期、新しい学年になって、お子さんが変わったこと、よいところも気になるところも、少しずつ見えてくる頃かもしれませんね。

宿題のことや担任の先生のことで、
子どもが困っていることや、クラスでの様子やお友達との関係で気になることがあったときには、できるだけ早く担任の先生に伝えましょう。

「解決」を求めるということはあわてないで、
まずは「子どもがこういう状態で心配」という「事実」を伝えるようにしましょう。
ひょっとしたら担任の先生もそこまで気がついていないかもしれないからです。
それを伝えることによって、必ず担任の先生は、注意深く今まで以上に見守ってくれることでしょう。そして、「今日はこうだった」「最近はこうですね」という返事も返ってくると思います。
こうした親と教師の細かい連絡が、「家庭と学校の連携」ということの基本だと思います。
先生の立場からいえば、これが「現場の声」になるわけですから。

最近では、何から何まで訴えるという、いわゆる「モンスターペアレント」なんて聞きますが、それは、こうした小さな「お互いの信頼」なしに、いきなり学校や教育委員会に非常識に訴えるという場合をいうのであって、
子どもを真ん中にして親と教師が連絡を取り合うということは、何より子どもにとって大事なことだと私は思ってます。

親の心配は、必ず子どもに伝わります。
親の担任の先生に対する見方も、必ずといっていいほど子どもに伝わります。
親が担任の先生のことを、「何を言っても聞いてくれそうな先生だね。」ということで、思うことで、子どもはその先生にいろいろおしゃべりをしていくことでしょう。
「わからなことは、担任の先生にきいてごらん」のひとことでもずいぶん違うと思います。

家庭訪問を終えると、教師は保護者の方の顔と人柄にふれることができ、これまでの一ヵ月で見ていた子どもの姿がよりはっきりと感じることができるのです。
「家の場所の確認」だけではなく、
家庭訪問には、「親」と「教師」が一対一で人間どうしふれあえる、
とても大切な行事なのだと私は今でも思っています。

そして、それは、家庭訪問だけではなく、
日常的に連絡を取り合える、そんな関係づくりを積極的にしていくことが大切だと思います。小さい学年だと余計ですよね!
高学年になってくると子どもも先生との関係から友達の関係へと移っていくものですよね。
なかなか学校でのことを話さなくても、
「ちょっと雰囲気が変わった?」とか
「対話の反応がきつい、またはにぶくなった」などの変化には気づいてあげたいものですね。
これは普段からの心がけがとても大切です。
「そのとき」になって急に!ということは、もう子どもは察することができるでしょうから。
そういう点で「これはおかしい!」と思ったことは、
できるだけ早く担任の先生に相談しましょう!
放課後など時間を前もってとってもらって、お互いの顔を見ながら話すのが一番いいでしょうね。
「電話で・・・」と思いがちですが、それほど時間もとれないし、お互いの表情がわからないです。
事務的な質問なら電話でもいいでしょうが、
連絡帳やそれこそ電話で「相談したいことがあるんですが、」とおおよその内容だけ伝えて、日を改めて学校へ出向くというのが一番いいでしょうね。
先生から「家庭訪問します」と言ってもらえれば、それはそれでいいですよね。

とにかく、子どもの心にかかわるような相談は、
是非「担任の先生と会って相談する」ことをおすすめします。
そのほうが、担任の先生は、その日までにその子の教室での様子をよりじっくりと見ることができますし、時間もゆっくりとっていただけると思います。
そのほうが先生もありがたいと思います。(少なくとも私はそうでした)

おうちの人がひとりで抱え込んでしまうのが一番よくありません。

もし、私でよければ、送り迎えのときなどの時間を使ってお話ししてください。
直接は何もできないと思いますが、お話を聞かせていただくだけでも、
何か少しでもお力になれないかなと、いつも思っています。
私への相談や要望、質問などは、「がんばる子」に書いていただいたり、
電話、メール、直接会って・・・など、いつでもどんなことでもオッケーです。
どうぞ遠慮なく相談してください。


★「がんばり塾」での「教育相談の基本姿勢」を示したものです。

前々から通ってくれている子の保護者の方には、何度も何度もこのようなことを話して(書いて)きました。

新しく入った子の保護者の方へ向けて、そしてさらに自分にも言い聞かせるように改めてかきました。

担任だった頃は、何か聞くと、すぐ行動に移して見守ったものですが、塾となるとなかなかそこまで直接かかわっていけないのが歯がゆい時もあります。

でも、それでも、やっぱり一番かかわってもらえるのは「担任の先生」です。

どうぞ、担任の先生と仲良く、なんでも話せる関係を少しずつ創っていっていただくことが、

何より「子どものため」になることだと私は思っています。

おうちのかたどうしのなかで話しているだけで済んでいくものならいいですが、

やっぱり学校でのことは、一番長くいっしょにいてくれる「先生」に相談することの大切さを、今でも、立場が変わっても、同じように思っていることを書いてみました。

そのひとつ手前で、「私でよければ」のワン・クッションくらいはあってもいいなと・・・。

私は、そういう立場で、おうちの方や先生達や、そして何より子どものために何かできることはないかなと、いつも思っています。


応援団長より



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




いやいや…、


実は、先日の「放課後子ども教室」のときに

講師としてきてくれた友人が、

教育委員会の仕事をしているんですが。


最近になって、

保護者のなかに

よく訴えにくる人が多くなってきたそうで。


ま、だいたい同じ人らしいのですが、

学校のこと、担任の先生のこと、

ご近所のこと、地域の活動のこと…

あらゆることについて

2、3時間話しにくるらしい。


年配の方でなくて、

若いお母さんが多いらしい。

「俺らが若いときに教えた子たちが

今、もう親になっているからね。」

それを聞いて、

改めてちょっと考えこんでしまった…。


我が町も、新しい団地ができ、

多くの就学前の子どもがぐんと増えてきている。

来年の1年生は、6クラスらしい…!

それが、ここ7、8年は続くわけで。

そして、中学校も…。


そんななか、

教育委員会へ、ことこまかに訴えてくる若い人って

近所の人ともう少しおしゃべりできないのかな~?

ママ友どうしのお付き合いで

子どものこと、学校のこと、担任の先生のこと、など

いろいろ悩みとか心配とか

打ち明けあったり、笑い飛ばしたり、

そういう関係がつくりにくくなってきているのかな~?


私は、学校の先生のときも

今、塾やっているのも

そこら辺は、保護者の方の立場に立って

少しでも「相談役?」みたいなところにいれれたらな、と思っています。


塾の先生になって、反対に

学校の先生たちの思いや考えそうなことがわかるから

よけいに

「でも、先生はこう思ってると思いますよ」みたいなことが

言えるようになって、

(つまりは、「責任」がないから気楽というのもある)

私の以前の教え子の保護者の方や、

塾に来てくれている子の保護者の方から

また、PTAの役員ということから、

相談も受けるようになったように感じますね、最近…。

(担任じゃないから言いやすい、ってのもあるかな?)




長くなってきましたが…。



つまりは、学校の先生だって、

おうちの人と「なかよく」なりたいに決まっている!

「よく思われたい」に決まっている。

人間だから。



そこで、「先生」の方が

「高いところ」から

子どものことを「決めつけて」しゃべってしまったり、

「私は間違ってない!」とはねつけてしまったりすると

保護者の方ももう話できなくなっちゃう…。


また、おうちの人が、

「子どもをあずけているから」とひけめを感じたり、

「先生にいうと成績にひびく」などと誤解してしまったりすると

お互いの関係が築けなくなってしまう…。


お互いの、ちょっとした思い込み、すれ違いで

「ボタンのかけ違い」になってしまってはいないのかな?


そうなってしまうと、

一番辛くなってしまうのが、

「子ども・生徒」という事態になってしまうわけで…。


そこらへんを

うまくなんとかできないものかと…。




子ども教室の時、

子どもたちは、私のことを「先生」と呼んでくれる。

でも、お迎えにきた保護者の人は、

「先生」というよりは、

「お世話してくれている役場の人」という視線…。

(これは、ひがみかな~?)

お会いする機会が少ないというのもあるが、

顔見てもあいさつひとつしないお母さんたち…。

少なくとも担任を経験してきた私が感じる、

「学校の先生」に対する態度ではない…。


これが当然なのでしょうか…?


「そりゃ、担任じゃないから」と言ってしまえばそれまでだが、

同じ地域の、同じ子どもを見守っているものどうしではないのかって。


そう思うと、

うちの地域では、老人会の方々が

「みまもり隊」といって

子どもたちの帰り道の「あぶない箇所」に立って

見守るという活動がされているが、

そういう姿を見て、

「ありがたいな」と思う小中学生の保護者が

どれくらいいるだろうか、と心配になる…。





何がいいたいのかわからなくなってきたので、

このくらいに…。






「みんなで子どもを見守る」地域、

そして、

そのことに「感謝」の気持ちをもてる、

そういう街でありたいな、と

子どもたちの未来のためにも


自戒もふくめて

思うのでありました…。






最後まで読んでいただいて

ありがとうございました♪






少々、疲れました…。






はぁ~=3






なが!






(o^-')b