2月に入り、


どの学年も1年のまとめに入っていきます。


この時期に、1年を振り返って


じっくりと「学習のまとめ」をめざしていきたいものですね。



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(2007年10月26日の記事です)


応援団NO.19・テストなおしをがんばり塾で!


★ 「テスト直しもがんばり塾でやっていくか!」と決意した時の「応援団」です。
 新しいことをやるこの頃は、何事も緊張してて、「できるかなぁ」と不安でいっぱいでした。
 でも、いつも、塾の子ども達の笑顔に助けられました!
 「思い切ってやってよかった~!」
と、思わせてくれる子ども達ばかりでした。
 ありがたいなぁといつも感謝の気持ちでいっぱいでした。
 もちろん、今でも・・・!

<テストなおしをがんばり塾で!>
 新しい学年になって、一ヶ月。お子さんの様子はいかがですか?塾での話から聞く限り、担任の先生にも慣れてきて宿題のやり方などもぼちぼちわかってきているようにどの子も感じます。
 塾の日以外の日の宿題はいかがですか?よいリズムで日々送れているのかな?自分のやらなくてはならない宿題は自分でがんばってできているかな?
 
 もし、どこかわからないところや難しいところがでてきたら、次の塾のときに持ってきて先生に見せてくださいね。

 「今、習っているところ」でどうも自分ではわからないというところは、できるだけ早くそのままにしておかないで先生に聞いてね。
 担任の先生に聞くのが一番ですが、がんばり塾で聞くこともできるから安心してくださいね。
 
 ということで、ぼちぼち学校でも、単元のテストや漢字テスト、計算テストなどもはじまることでしょう。

 ひょっとしたら子ども自身、自分で自分のわからないところが何なのか、どこなのかわからないこともあるかもしれません。
 それが、はっきり点数でわかるのが「テスト」です。
 自分で見直してみると、「あ、ここ読み間違えた!」「なんだそうか!」とテストが返ってきてからわかることのほうが多いことでしょう。
 その程度なら心配はいりませんよね。今度同じ問題がでてきても気をつけることができるしょう。
 でも、「まったく意味がわからなかった」というのが自分でわかっているものは、できるだけ早く先生に聞いて解決しておきましょう。
 ひょっとしたらその「意味がわからないというのもわからない」という場合もあるでしょう。これが一番やっかいです。なにせ自分で自覚がないんですから。

 これを解決するために、「返ってきたテスト」を使わない手はありません。

 いくら塾でがんばって100題いけたとしても、実際学校でのテストでの点数が良くなければ子どももおうちの人にとってもその成果が現れていると実感できないのではないかと思います。
 テストの点と100題とは「ねらい」がちがうことはわかっていただけるとは思いますが。
 最近塾で子ども達と話していて、「テスト、したよ」という話もきかせてくれて、私もやっぱり「その点数」が正直気になりました。

 ここ「がんばり塾」でやっていることがどこまで活かされ積みあがってきているかどうかの「ひとつの視点」として、「テストの点数」もそのひとつとしてあげられるかなと思います。
 そこで、がんばり塾でやっていることのひとつの評価として、一番身近で活かせるのが「テストなおし」ではないかと思いつきました。
 テストでとってきた点数は、学校での授業の評価に直接つながります。

 それでは、それを受けて次へつなげるためにできることは、と考えると「テストなおし」と思います。
 テストでできなかったところ、わからなかったところをきちんと直して、次に同じような問題が出たらきちんと書けるようにすることが大切だなと思いました。
 
 がんばり塾でしていることは、「宿題をする」「100題計算」「漢字テスト」などが中心ですが、そこにもうひとつ、「テストなおし」も入れて取り組んでいくことも大切だなと思うにいたりました。

 もちろんこれまでやってきたことも大切にしていきます。
 それに加えて「今学校で習っていることへかえっていく取り組み」として、子ども達といっしょにやっていきたいと思います。

 ということで、もし学校でしたテストやプリントなど返ってきたもので、「これで大丈夫かな?」と思われるもの、もしくは子ども自身がわかってないなと判断できるものなどありましたら、是非がんばり塾へ持たせてください。

 いっしょに復習して直していこうと思います。
 子ども自身が、なかなか塾に持ってくるということに抵抗があるかもしれません。

 おうちの人に見せにきた時にいっしょに確かめて理解が今ひとつだなと思ったものがあれば「今度のがんばり塾に持って行こうね。」と声をかけてあげてください。
 「わからないところをわかるようにしておこうね。」とすすめてやってください。
 慣れてくるまでは、おうちの人で手助けしてやってください。

 このことは、「国語」「算数」に限りません。宿題もそうです。
 学校で勉強したことで、「国語」「算数」だけに限らず、宿題に出たものはがんばり塾でやります。「○年生になってがんばること」などの作文や「社会の山地、川の名前を覚える」など、いろいろな宿題も出されることでしょう。
 がんばり塾では、教科は特に決めているわけではありません。

 「宿題を中心にすすめる」ということで、その教科は「おうちの人と相談しながらすすめる」としていくことにしていますから。
 ですから、宿題に限らず、学校で勉強したことでわからないところはがんばり塾でいっしょに復習していこうと思います。

 テスト、プリント、テスト勉強、作文、暗記すること、そして、「テストなおし」「宿題」・・・いろんな教科のいろんな力をためされることすべてに復習をしながら、その子の、ひとつひとつの力を伸ばしていけたらいいなと願っています。
 「塾で先生に教えてもらいな」とひとこと励ましてやってください。がんばりま~す!




★ 「本当はこのテスト直しが大事なのになぁ。」と教師時代はいつも思っていたのですが、先のことや目の前のことで、なかなかゆっくりその時間を保障することはできなかったなぁと今でも反省します。
 それじゃあ、塾でならできる!と思って始めたのでした。
 実は、このころから、テスト直しをするようになってから、「文章題」や「読み取り」の問題については、このテスト直しでさえむつかしいことだなぁと思うようになりました。
 計算や漢字は、それなりの努力の成果が点数となって見えてきますが、
 「どう読み取らせるか?」
となると、答えを引き出してやるようなヒントをいうくらいしかできなくて・・・。 
 このころから、
 「読み取らせるのには、どうしたらよいのか」
という課題がふつふつと私の心のどこかで、「なんとかしたい」という気持ちになって育ってきたように思います。

応援団長より
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テストなおしが、本当に大切だと

今でも思いますね。

学校では、1時間テスト返しをしながら

もう一度時間をとってやりなおしをさせるというのは

なかなか時間的にむつかしいことが多かったです。

結局、友達と見せ合って、

答えを教えてもらって、

赤で横へ直して終わり・・・

ほんとうにひとりひとりの思い違いや間違いに

気づかせるところまではできませんでした。


点数をとらせて、成績をつけるというのも

教師の大切な仕事ですが、

理解に苦しんでいる子の、

ホントの手助けをするところまでが

大事なことだとわかっていてもできない・・・。

そんなジレンマに悩まされた現役時代でした。


その部分を、塾に来てくれている子にだけでも

なんとかしていきたい、という気持ちで

書いたことを思い出します。


そんな塾でも、

宿題完成に追われてきてしまっている・・・


ときどき、立ち止まって

目標とめあてを忘れないように

していきたいなと、改めて思います。




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