★ 今もだいたいこんな風に1時間を進めています。宿題が多かったりすると、それだけで終わることもあります。とにかく、「宿題を仕上げること」を第一にして、あと残った時間で、100題計算や漢字テストをしたりしています。
★ このブログでの専門用語の説明
①「がんばり塾」・・・応援団長(このブログの管理人のハンドルネーム)が自宅で開いている塾の名前。
②「応援団」・・・「がんばり塾」で不定期に出している保護者向けの通信の名前。
③「大応援団」・・・「がんばり塾」から出しているブログ通信の名前。「このブログ」の名前。
④「がんばる子」のノート・・・「がんばり塾」でその日に勉強したことを保護者に伝えるためのノート。ひとり1冊、家庭と塾と結ぶ連絡ノート。
※詳しくは、「がんばり塾のご案内」のページを見てください。
<がんばり塾でやっていること・・・ >
個人個人でやっていることは、個人連絡ノート「がんばる子」でその都度お伝えしていますが、「勉強のやりかた」「100題計算のめあて」などもう少しくわしくお伝えしようと思います。
まずは、「宿題をしあげること」についてです。
まずは、「宿題をしあげること」についてです。
「忙しいおうちの人の力になりたい」うんぬんのことは、以前にもお話しました。
そのことが『がんばり塾のねらい』のひとつでもあります。
うちの子たちもそうでしたが、宿題って結構家族がみるのは大変なことです。
つい感情的になってしまったりして、「そんなこともできないの!」なんて最悪のセリフもつい出てしまったり・・・。
その大変なことを本当は親子で乗り越え創っていくものではあると思いますが、現実はなかなかそううまくいかないことのほうが多いです。
うちでは、お兄ちゃんが一年生の時が一番大変でした。宿題がけっこうたくさんあったのです。
当時は、共働きで、妹は保育園で送り迎え、私は6年生の担任、新しい家(実家からの引越し)への準備(ちょうどその年の夏に引越しました)、などなど・・・今から思えば「よくやっていたなあ」とびっくりするほどです。
遅くに帰ってきてから息つくまもなく実家から子ども二人を連れて帰り、せんたくものをいれながら「宿題しなよ」「今日はなに?」「昨日といっしょか?」とマシンガンのように・・・!用意をさせるのも大変で!けっこう手をだしていましたね。
そんな中、お兄ちゃんは、眠たい、甘えたい、やるのがいやだ、そんなことを思いながら泣きながらがんばっていたのでしょう。
「もっと宿題を少なくしてよぅ・・・」とも思いましたが、でも今から思えば、その毎日を繰り返すことで1年生にとっての宿題の大変さと大切さを学びました。
私は先生になって3年目に一度だけ1年生を担任しただけでしたので、教師の立場からの宿題の考え方も忘れてしまっていたのかもしれません。
そんなことも考える暇もないほど忙しい毎日を送っていました。
でもその毎日があったからでしょう、「宿題はしなければならないもの」と子ども自身が思うようになっていきましたね。そう感じるようになったのは、2年、3年と学年が上がっていくごとに強く感じました。あとあとになって効果があらわれるものなんだなぁと身にしみて思いました。
また、話がそれてしまいました。もとにもどしましょう。
『がんばり塾』では、「まず宿題をやろうか」といって始めます。
プリント裏表一枚とか漢字ドリルとか、やっぱり様々ですねえ。私から見ると長年の職業病か、「なるほどなあ」とか「お!これいいなあ」とか、ついつい担任の先生のねらいやお人柄までわかってしまったりして・・・。
名前をきちんと書くところから始めています。
書ける漢字は使って、「漢字で書くの、教えて」と言ってきたときは、少々難しい漢字も書いて練習します。学校でのノートやプリントにはお友達が配るときに習ってない漢字だと読めないから「ひらがなで」書くようにしていますが。
自分が一生付き合う字、それが名前です。ていねいに美しくかけるようにしてあげたいなと思います。きたないと書き直し!当然です。しゃしゃしゃっと書いちゃうのもだめ。じっくりかまえ、鉛筆を正しく持って、ゆっくり筆をすすめるように注意しながら書かせていきたいですね。また、名前をていねいに書くと、次からの字も自然とていねいにかくものです。子どもってすごい!
自分が一生付き合う字、それが名前です。ていねいに美しくかけるようにしてあげたいなと思います。きたないと書き直し!当然です。しゃしゃしゃっと書いちゃうのもだめ。じっくりかまえ、鉛筆を正しく持って、ゆっくり筆をすすめるように注意しながら書かせていきたいですね。また、名前をていねいに書くと、次からの字も自然とていねいにかくものです。子どもってすごい!
漢字ドリル、プリントでの字の練習の宿題などは、自分でどんどん進めます。
「わからなかったらきいていいよ」と言っています。
ただし、同じ間違いを2度目でも気がつかないときは、声をかけ見直しをさせます。だいたいこれで子どもは自分で気がつきます。
全部できたら「見てください」。
宿題のプリントやノートには私が丸をつけることはしていません。それは、担任の先生にみてもらうことですからね。
もし、担任の先生に直されたところがあったら次の時に必ず教えてくださいね。私も見落としたり、間違ったりすることもあるかもしれませんので。ないようにはしたいですが。
なおしがあったり、くりかえし練習をしたほうがいいものを消して書き直したり、他の紙に練習します。その紙もきちんと100点満点までがんばって、次に進みます。
なおしがあったり、くりかえし練習をしたほうがいいものを消して書き直したり、他の紙に練習します。その紙もきちんと100点満点までがんばって、次に進みます。
計算ドリル、プリントでの計算練習の宿題も漢字、字のほうとだいたい同じやりかたでやります。答えあわせをして、間違ったらなおす。100点満点にして終了。
その次は、100題計算。5分間はかってやります。
5分間で、できたところまでで終了。題数を記録します。
①くりあがりのあるたしざん②くりさがりのあるひきざん③0,1のある式をぬいたかけざん④あまりのあるわりざん。すべて全学年、どの子にも対応できるようにしてあります。
どれを進めていくかは、まずできそうだなと思うものを自分で選んでやります。自分で選んだものをしばらく同じプリントで何題できたかを記録していきます。題数は必ずあがっていきます。
100題いけたら合格。5分間の間に100題できてしまったときは、一問目にもどって、たしざんをしたりひきざんをしたりして「146題」等として記録を伸ばします。ここまでくれば大丈夫!次のプリントへ移ります。
100題いけたら合格。5分間の間に100題できてしまったときは、一問目にもどって、たしざんをしたりひきざんをしたりして「146題」等として記録を伸ばします。ここまでくれば大丈夫!次のプリントへ移ります。
以前2年生の子達にやらせていて、毎日算数の時間の前にやりましたが、なかなかくりさがりのひきざんができない子がいました。一学期二学期とずーっと50題くらいをいったりきたりという感じでしたが、二学期の終わり頃からぐ~んとあがってきて、お正月前には100題いけた子がいました。「続けていけば、できる!」と私はその子に「そのくらいの長い目で指導していくことの大切さ」を教わりました。
塾のみんなにも前にやったときの自分に負けないようにがんばろうねと言っています。
塾のみんなにも前にやったときの自分に負けないようにがんばろうねと言っています。
★ 100題計算は、マスメではなくて、答えだけ書き込んでいくプリントを作りました。5分間でどれだけできるか、「昨日の自分と競争だ!」と言って励ましています。これは結構人気で、子ども達もすごく意欲的に取り組みます。題数もどんどんあがり、大喜びです!
漢字テストは、漢字ドリルの「ひらがな」のページを見ながら書いていきます。10問。
★ いろいろとまだまだ試行錯誤の段階です。もっともっと私自身、勉強もしなくちゃいけないなと思っています。
子ども達のために・・・!
また、よいアイディアがありましたら、教えてください。お願いしま~す!!!
応援団長より
※100題計算は、その子その子に合わせて作っていたら、
10種類くらいに増えました。
このころは、まだ地図学習はしていませんでした。
余裕もなかったのかもしれません。
初心を忘れずに、
また来年も子ども達といっしょに
がんばっていこうと思います!
(o^-')b